レアル・マドリードはモウリーニョ氏と2030年6月30日までとなる3年契約を締結。
現在63歳のモウリーニョ監督は、ポルト、チェルシー、インテルで輝かしい実績を残した後、2010年夏から2013年夏にかけてもレアル・マドリードを指揮。当時ジョゼップ・グアルディオラ監督が率いていた宿敵バルセロナとハイレベルな争いを演じ、2010-11シーズンにコパ・デル・レイ、2011-12シーズンにラ・リーガ優勝を果たした。その時モウリーニョ監督が築いたカウンタースタイルが、後にレアル・マドリードがチャンピオンズリーグを独占する礎になったと内外で高く評価されている。
レアル・マドリード退任後はチェルシーに再就任したほか、マンチェスター・ユナイテッドやトッテナム・ホットスパー、ローマ、フェネルバフチェを渡り歩いた。なお、ポルトやインテルでチャンピオンズリーグ(CL)、マンチェスター・ユナイテッドではヨーロッパリーグ(EL)、ローマではクラブ史上初のカンファレンスリーグ(ECL)制覇に導いており、現在開催されている欧州3大会を制した初の指揮官にもなった。
そして、昨年9月からはベンフィカで指揮を執り、2025-26シーズンはリーグ戦を無敗で終えたものの、引き分けの多さが響いてポルトにリーグタイトルを譲るなど、3位に終わった。
そうしたなか、レアル・マドリードはシャビ・アロンソ前監督の下で2025-26シーズンをスタートさせたものの、ブラジル代表FWヴィニシウス・ジュニオールらとの不和も影響して今年1月12日に解任され、後任にはレアル・マドリード・カスティージャ(Bチーム)の監督を務めていたアルバロ・アルベロア監督がトップチームに昇格したが、2シーズン連続で無冠に終わった。
さらに、シーズン終盤にはフランス代表MFオーレリアン・チュアメニとウルグアイ代表MFフェデリコ・バルベルデが練習中に衝突したほか、フランス代表FWキリアン・エンバペが公の場でアルベロア監督への嫌味を言うなど、チームは崩壊状態となっており、ロッカールームに秩序をもたらすことができる唯一の人物と見なされ、カリスマの権化であるモウリーニョ氏が招へいされることとなった。
会長選挙により、発表は遅れたものの、フロレンティーノ・ペレス会長が再選したことで2013年以来、13年ぶりにモウリーニョ氏が、再びレアル・マドリードの指揮官を務めることが正式に決定した。

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