グループAに入ったメキシコ代表は、南アフリカ代表、韓国代表、チェコ代表と同居する。過去最高成績はベスト8。1972年大会、1982年大会の2度にわたって準々決勝に駒を進めているが、いずれも母国開催だった。
だからこそ、今大会のメキシコ代表にかかる期待は大きい。当然、アギーレ監督も国民からの期待を直に感じているが、それはネガティブな意味の“重圧”ではないという。
「開幕戦を前に、我々は確信と自信に満ちている。何が起ころうとも、この国の人々が我々を支えてくれると感じられているからだ。今後、何十年にもわたって語り継がれるようなお祭りになる。だからこそ、我々は落ち着いていなければならない。明日は、メキシコの歴史上、2度とないような1日になるだろう」
アギーレ監督は現役時代、ベスト8に入った1986年大会を選手として経験している。今度は監督として、母国開催のワールドカップを戦うこととなるが、「40年前にあの舞台に立ち、今日もここにいる。
ただし、自らは「チームで最も重要とは言えない存在」と補足。その真意は、ピッチに立って戦う選手たちこそが“主役”という思いから来ているようだ。「重要なのは選手たちが自分の役割を果たすこと。ただし、勝敗に関する責任は、すべて私が負う」と付け加えた。
現在のチーム状況については、「準備期間は十分だったし、適切な調整ができた」とアギーレ監督。国内組の選手たちは5月上旬から国内合宿に励んでおり、FIFAワールドカップ2026に向けて、余念のない準備を進めてきた。開幕戦を翌日に控える中、アギーレ監督は「コンディションに不安があった選手たちも、いまは問題ない。良い試合をするための条件はすべて整っている」とも発し、チーム状態は上向きだと主張した。
なお、メキシコ代表は過去、ワールドカップの開幕戦で勝利したことがない。今回こそはそんな不名誉な記録を打ち破ることが期待されるが、アギーレ監督自身は「一度も勝ったことがないとは知らなかった」と気に留めていない。「勝利を目指すため、もう一つの理由ができたね。
メキシコ代表と南アフリカ代表が対戦するFIFAワールドカップ2026開幕戦は、日本時間で11日の28時00分(12日の4時00分)にキックオフを迎える。
【動画】メキシコシティの空に浮かび上がったのは…

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