FIFAワールドカップ2026でグループLを2勝1敗で2位通過したクロアチア代表は、ラウンド32でポルトガル代表と激闘を演じたものの1-2で惜しくも敗退。
現在59歳のダリッチ監督はアル・ヒラルやアル・アインを率いた後、2017年10月からクロアチア代表を指揮。FIFAワールドカップロシア2018では最終的にフランス代表に敗れたものの、史上初の決勝進出を果たした。さらに4年後のFIFAワールドカップカタール2022では、ラウンド16で日本代表をPK戦の末に破るなど2大会連続でベスト4に駒を進め、過去最高成績に並ぶ3位に。そのほか、EURO2020でラウンド16進出を果たしている。
HNSは公式X(@HNS_CFF)にて、約9年間の長期政権を築いた指揮官への感謝を綴った。
「謙虚な始まり、忘れられない旅路、そして誇り高き別れ。ズラトコ・ダリッチ監督はクロアチア代表とともに9年近く築き上げてきた極めて輝かしい時代に幕を下ろす決断を下した。あなたのすべてに感謝する。数々の勝利と功績、大会出場権の獲得、メダル、チームの結束、互いへの敬意。そしてピッチ内外問わずクロアチアのために戦い抜いた揺るぎない献身に。その輝かしい実績は指導者としてのあなたの手腕を物語っている。
また、ダリッチ監督もHNSを通じてコメントを発表。「代表チームを率いる役割には多くの困難な決断が伴うが、今回が間違いなく私にとって最も難しい決断だった」と前置きしつつ、「あらゆる勝利、主要大会での好成績、3つのメダル。そしてワールドカップでイングランドやブラジルを破った夜のようなクロアチアサッカー史に残る素晴らしい瞬間。それらすべてを誇りに思っている。しかし、何よりも、チーム内、そしてクロアチア国民との間に築かれた団結を誇りに思う」と在任期間を回想し、次のように退任に際しての思いを述べている。
「クスティッチ会長の並外れた支援と素晴らしい協力関係、そして続投への信頼に感謝している。ここ数日いただいた多くの声に、辞任の決意を再考させられもしたが、やはり潮時なのだと感じている。クロアチアとともに新たな成功を収めたいという野心や意欲は今も変わらずあるが、この素晴らしい時代に幕を下ろすには今が適切なタイミングだと感じている。クロアチアサッカー史上最大の成功に貢献できたことを誇りに思い、万感の思いでここを離れる。そして、私の後任、代表チーム、クロアチアサッカー界がさらなる成功を収めることを心から信じ、願っている」

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