現役時代にアーセナルで活躍したアルテタ監督は、引退後にマンチェスター・シティでジョゼップ・グアルディオラ監督の“右腕”を務め、2019年冬に指揮官として古巣へ帰還。就任初年度にいきなりFAカップを制覇すると、その後も着実にチームを強化し、昨シーズンには22年ぶりのプレミアリーグ優勝とチャンピオンズリーグ(CL)決勝進出に導いた。
低迷していた名門を見事立て直し、欧州屈指の強豪へと育て上げたアルテタ監督。報道によると、現行契約満了が来夏に迫る中、長らく続いていた新契約交渉がついに大詰めを迎えているとのこと。現在の年俸は推定1000万ポンド(約21億円)で、CL出場権獲得時に500万ポンド(約10億円)のボーナスが発生するようだが、アーセナルはこれらの条件を大幅に改善する見通しで、契約延長が実現した場合、アルテタ監督はサッカー指導者として世界トップクラスの給与を手にすることになるという。
アルテタ監督は自身の契約状況について「契約のタイミングが問題になることなどないと誰もが確信している。私にはここにとどまるという強い意志があり、ここでとても幸せだ。クラブ側も同じように感じてくれている。だからこそ、誰もが自然な形で物事を進めている」とコメント。また、アーセナルのリチャード・ガーリックCEO(最高経営責任者)も契約延長は「時間の問題」だと述べているようだ。
『BBC』はアーセナルがアルテタ監督のビジョンを全面的に支持しており、それは今夏の移籍市場での動きにも表れていたと指摘。今年で29歳になるイングランド代表DFエズリ・コンサとブラジル代表MFブルーノ・ギマランイスの補強や、ブラジル代表FWヴィニシウス・ジュニオール(レアル・マドリード)やアルゼンチン代表FWフリアン・アルバレス(アトレティコ・マドリード)獲得への動きは、指揮官の意向が強く反映されたものだったという。

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