―[ゼロ恋愛 ~経験値ゼロから学ぶ恋愛講座~/堺屋大地]―

 こんにちは、恋愛コラムニスト・恋愛カウンセラーの堺屋大地です。
 筆者はLINE公式サービスにて計1万件以上のチャット恋愛相談を受けてきました。
また知人経由で対面の相談を受けることも多く、性別・年齢問わずさまざまな方の恋のお悩みをうかがい、知見を深めているのです。

 2020年国勢調査によれば、日本人の「生涯未婚率」(50歳時の未婚割合)は年々上昇しており、女性は17.8%、男性に至っては28.3%にも及びます。そんななかで、恋愛がうまくいかないという方々にも筆者の知見が少しでも役に立てばなによりです。

「ダサい中年男性」がやりがちな“白Tシャツの着こなし”。デニ...の画像はこちら >>

姪から「Tシャツ卒業」警告を受けてしまったワケ

※この記事は本人の許可を得て掲載しています。ただし、プライバシー保護のため実際のエピソードから一部変更しています。

 今回は昔から夏場になるとTシャツコーデを好んでいたという43歳の貴樹さん(仮名・男性)のお悩み。

「Tシャツ1枚にデニム合せるみたいなシンプルなコーデが、潔い感じがしてやっぱりかっこいいなって思ってたんです。

 でも先日、20代の姪に『叔父さんの場合、なんかちょっと清潔感ないし、無理に若作りしてるみたいにも見えるから、Tシャツはもう卒業したら(笑)?』なんてズバッと言われてしまって……。

 40代にはTシャツ1枚コーデは無理があるんでしょうか?」(貴樹さん)

中年男性でも「白T+デニムが最強」という持論

 筆者は貴樹さんからの相談にこう答えていきました。

 まず筆者の持論ですが、夏場の男性ファッションは、なんだかんだで一周まわって、最終的には「白T+デニムが最強」だと思っています。シンプル・イズ・ベストということです。

 そして、それは中年男性であっても同じ。“40代でTシャツ1枚コーデは無理”なんてことはありません。

 ただ、貴樹さんの姪の指摘も無視できません。
中年男性になると若ぶって見られたり清潔感がないと思われたりなど、若いときと比べてTシャツ1枚コーデの着こなしの難易度が上がるからです。

 ということで、ここからは中年男性のTシャツ1枚コーデのポイントと注意点を解説していきます。

最大のポイントはサイズ感、重要なのは“ゆとり”

「ダサい中年男性」がやりがちな“白Tシャツの着こなし”。デニムと組み合わせた定番スタイルにも注意点が
ゆとりのあるサイズ感がトレンド
 最大のポイントはゆとりのあるサイズ感のTシャツを選ぶこと。

 逆に言うとタイトなサイズ感のぴちっとしたTシャツは避けるべきです。

 中年になってお腹がぽっこりしている人も多いと思いますが、それなのに体のラインが丸わかりになりそうなタイトなTシャツを着てしまうと、だらしない体型を晒すことになるし、無理して若ぶっているように見られがち。

 仮に体を鍛えていてお腹が出ていないとしても、ぴちっとしたTシャツは流行に合っておらず、若い女性などから白い目で見られてしまうこともあります。

 ですから、ほどよくゆとりのあるTシャツを選べば、体のラインを隠すこともできますし、昨今のトレンド感ある着こなしにもなるので、一石二鳥でしょう。

 ただ、オーバーサイズすぎるのも注意。ぽこっと出たお腹を隠したいがために、とにかく大きめのTシャツを着ると、コーディネートとしてダサく見られたり、それはそれでだらしなく見られたりしてしまうものです。

 サイズ感はとにかく重要なので、妥協せずに自分の体形に合うTシャツを探していきましょう。

薄手生地は避け、高くても厚手生地を選ぶべし

「ダサい中年男性」がやりがちな“白Tシャツの着こなし”。デニムと組み合わせた定番スタイルにも注意点が
首周りのよれは目立ち、清潔感が失われる
 次に重要なポイントは厚手生地のTシャツを選ぶこと。

 逆に言うと薄手のてろてろした生地のTシャツは買わないほうがいいでしょう。

 薄手の白Tは肌が透けて見えてしまうからです。中年男性の乳首が透けて見えていては周囲から嫌悪の目を向けられてしまうかもしれません。


 もうすでに自宅に薄手の白Tがあり、どうしてもそれを着たい場合は、下にタンクトップを着てレイヤードするといいでしょう。

 また、濃い色味なら透けないから薄手でも大丈夫……というわけでもありません。

 薄手のTシャツは何度か着ると生地がヨレてきやすく、清潔感を損なうリスクがあるからです。特に首周りがヨレていると目立つのでマイナス印象になりやすいもの。

 ちなみに洗濯してきれいになっていれば清潔感問題はOKというわけではないのです。

 たしかに洗濯してあれば“清潔”なのでしょうが、“清潔感”はあくまで印象の問題。実際はきれいでもヨレヨレのTシャツだと清潔感がないというレッテルを貼られてしまうかも……。

 ですから、透けやヨレを回避するために、生地がしっかりした厚手のTシャツを選ぶといいでしょう。厚手の生地のほうが価格は高い傾向にありますが、薄手の生地よりも寿命が長いので、結果的に経済的かもしれまれません。

胸元にワンポイント刺繍などシンプルデザインが◎

 最後はデザインについてですが、シンプルなものを選ぶのがいいでしょう。

 逆に言うと、生地が赤や黄色といった原色系の派手な色味だったり、胸元や背中にデカデカとプリントがあったりすると、着こなしの難易度が格段に上がるので要注意。

 センスの良いファッション玄人であれば、そういった強めデザインのTシャツでもかっこよく着こなせるかもしれませんが、自信がないならばやめておきましょう。


 ただ、完全に無地のものを中年男性が着ると質素に見えてしまうリスクがあるので、無地の白Tなどシンプルすぎるのも禁物。

 胸元にワンポイントのプリントや刺繡が入っているといった、さりげない主張のあるデザインであれば、Tシャツ1枚コーデでもセンスの良い中年男性だと思ってもらえるかもしれません。

 ――Tシャツ1枚コーデのためのポイントや注意点をお伝えすると、貴樹さんは納得された様子。

「姪に“清潔感がない”、“若作りに見える”と言われた理由がわかりました(苦笑)。いまクローゼットにあるTシャツはけっこうNGになりそうなので、今度自分に合うTシャツを買いに行きます」(貴樹さん)

 貴樹さんが今夏、センスの良いTシャツ1枚コーデを完成させられるよう応援しています。

<文/堺屋大地>

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【堺屋大地】
恋愛をロジカルに分析する恋愛コラムニスト・恋愛カウンセラー。本連載意外に『SmartFLASH』(光文社)でドラマコラム連載、『コクハク』(日刊現代)で芸能コラム連載。そのほか『文春オンライン』(文藝春秋)、『現代ビジネス』(講談社)、『集英社オンライン』(集英社)、『週刊女性PRIME』(主婦と生活社)、『女子SPA!』(扶桑社)などにコラム寄稿。LINE公式のチャット相談サービスにて、計1万件以上の恋愛相談を受けている。公式SNS(X)は@SakaiyaDaichi
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