◆ラグビー ▽ネーションズ選手権第3戦 日本 15(15―28、0―14)42 フランス(18日、MUFG国立)

 世界ランク11位の日本代表は、同4位のフランス代表に15―42で敗れた。代表3キャップ目で初先発に入ったプロップ大塚壮二郎(関学大4年)は「緊張感は、ありました」と、1番を背負った試合を短く振り返った。

 8―28の前半36分。敵トライエリア前のリスタート、フッカー江良颯(東京ベイ)がボールをピック。そのまま突進してトライラインに迫ると、最後は22歳の大塚が仕留めた。代表初先発で初トライ。感想を振られると「置いただけなので。嬉しかった。けど、颯さんのトライかな」と謙虚に語った。「そんな、何とも思わなかったですね」と、メモリアルなトライにも表情は変えなかった。

 ネーションズ選手権の初戦、イタリア戦(27〇10)で初キャップ。エディー・ジョーンズ・ヘッドコーチ(HC)はこの日の大塚について「素晴らしかった。彼はまだアマチュアだが、パフォーマンスを見せてくれた」と賛辞を送った。スクラム、ボールキャリーやタックルでも世界4位に果敢に挑んだ。

国際試合の経験をへて「フィジカルのところでは勝負できるなと思うけど、疲れてきた時に劣るな、と思う」とした。

 多くは語らない大塚。指揮官が「まだ22歳だが、41歳みたい」と言えば、リーチ・マイケルは「第2の稲垣みたい」と、プロップ稲垣啓太(埼玉)を重ねる。国立の舞台、5万2000人の観衆を前にした高揚感を問われても「いや、あんまりなかったです。5万人、意外と少ないなと」と、涼しい顔。今後の代表、大学での活動については未定という。大塚は「まずはスクラムのところ。コリジョンで、絶対に負けないようにしたい」と、更なる進化を誓った。

編集部おすすめ