大相撲名古屋場所8日目(19日、愛知・IGアリーナ)

 霧島には痛すぎる黒星だ。相手が平幕ということでムキになって勝ち急いでしまった。

立ち合いで美ノ海に取られた左前まわしを、右のかいな(腕)を振るようにして切って左から突いた。一緒に右をあてがっていたら違う風景が広がっていたが、左からの突きが大きかったので、上半身だけが前に出て下半身が付いていかなかった。

 9日目までの2敗は厳しい。ともに平幕に負けているので印象が悪い。私は昨日のコラムで「13勝2敗での優勝が横綱昇進のライン。もう(番付の)下の力士には負けられない」と書いた。後がない状況に追い込まれてしまったのは確か。何かアドバイスをするならば「肩の力を抜け」と言いたい。11勝4敗なら綱取りは振り出しに戻る。前のめりにならず、冷静に自分の相撲に集中してほしい。(スポーツ報知評論家)

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