7月26日の札幌5R・2歳新馬(芝1800メートル=10頭立て)は、単勝3番人気のノヴァヴェローチェ(牡、栗東・上村洋行厩舎、父エフフォーリア)が4角先頭から楽々と抜け出して勝利した。勝ち時計は1分48秒2(良)。

 9番枠からスタートを決め、道中は2番手を追走。4コーナーを馬群を引き連れるように回り切ると、直線入り口では完全に先頭へ。北村友一騎手に手綱を促されると大跳びのフットワークで加速。左ステッキに反応すると、一気に後続を突き放した。3馬身半差での圧勝劇に鞍上は「ポテンシャルは高いとずっと思っていました。ただ、追い切りではフワフワした面があって、真面目に走らないのが気がかりでした。レースではいい意味で道中で気を抜くところを作れて、エンジンが掛かってからはしっかりと反応してくれました。能力は高いので楽しみです」と満面の笑みを見せた。

 本馬は上村調教師がデビュー前から素質に期待していた一頭だ。初年度産駒としてはエフフォーリア産駒は延べ27頭目で7勝目を挙げた。大種牡馬ディープインパクトは延べ29頭目で7勝目を挙げており、偉大な記録を飾る勝利ともなった。指揮官は「持っている能力はすごく高いけど、気性的な面で難しさを備えた馬。

レースに行って真面目に走ってくれれば、これくらい走れると思っていた。気性的な課題は残るけど、今日は一生懸命に頑張ってくれた。強いですね」とうなずいた。注目の次走については「一度放牧に出して、問題が無ければ、様子を見て札幌2歳Sへ向かいたいと思います」と明かした。

 単勝1・3倍で1番人気のサトノフルーク(牡、美浦・堀宣行厩舎、父フライトライン)は2着に敗れた。佐々木大輔騎手は「出していって外に切り替えようと思っていましたが、勝ち馬と他の馬にガッチリ固められてしまい、イメージと違う競馬になってしまいました。本当は気分良く、4コーナーから動きたかったけど、うまく運べませんでした」と肩を落とした。

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