◆プロボクシング ▽東日本新人王ライト級(61・2キロ以下)準々決勝4回戦 ●山口聖矢(4回KO)塩崎優人〇(8月1日、東京・後楽園ホール)

 東日本新人王ライト級準々決勝で、世界スーパーバンタム級4団体統一王者・井上尚弥(33)の幼なじみで元Jリーガーの山口聖矢(32)=ともに大橋=が、塩崎優人(20)=渡嘉敷=に4回2分12秒KOで敗れた。山口とは幼稚園年少組からの幼なじみの井上尚、弟のWBC世界バンタム級王者の井上拓真(30)、父の真吾トレーナー(54)が応援に駆けつけ、リングサイド最前列から声援を送った。

 戦績は山口が5勝(2KO)3敗、塩崎が5勝(5KO)2敗。

 山口は2回に右アッパーでぐらつかされたが、3回に左フックでダウンを奪い主導権を奪い返した。最終4回、山口が再び左フックをクリーンヒット。勝負を決めにいったところで、カウンターの右フックを食らいダウンを奪われてKO負け。東日本新人王3度目の挑戦で、3年連続で準々決勝で涙をのんだ。

 試合後の控室で、山口は「練習してきたことは出せたが、最後の詰め方が良くなかった。4ラウンドに効かせた後に、雑に攻めてカウンターをもらってしまった。もったいなかった」と悔やんだ。今回の試合に向けて朝のロードワークなども一緒に行っていた井上尚からは「お疲れ」と声をかけられたという。

 規定により、新人王への挑戦は今回が最後となる。「ボクシングを始めた時の目標が全日本(新人王)だったので、悔しい」としながらも、「まだ人生はあるので、いろいろ考えながらやっていきたい。ボクシングはやるつもりでいる。

ボクシング自体は楽しいので、1回休んで相談してから決めたい。試合をやるとしても、来年ぐらいかな」と前を向いた。

 山口は1993年9月2日、神奈川・座間市生まれ。山梨学院高、関東学院大に進み、北信越リーグのサウルコス福井を経て、J3のSC相模原でDFとしてプレーした。18年シーズンでJ3のSC相模原を退団。井上にすすめられ、22年にボクシングに転向し、23年8月にプロデビューした。

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