プロボクシング世界スーパーバンタム級4団体統一王者・井上尚弥(33)とWBC世界バンタム級王者・井上拓真(30)=ともに大橋=の父でトレーナーを務める井上真吾氏(54)の著書「拳闘魂 井上尚弥・拓真の闘い」(講談社+α新書・税込み1210円)が4日、発売された。

 同書は、尚弥のバンタム級時代からスーパーバンタム級でのネリ戦、中谷潤人戦など、拓真の世界王座獲得から那須川天心戦、井岡一翔戦まで、兄弟のキャリアの中から厳選した計18試合の「井上家の闘い」を収録。

父・真吾氏が見つめ続けてきた激闘の舞台裏や心境を描いている。

 真吾氏は本書の「はじめに」で「自分たちの闘いをこの本で体験していただければ、自分としてもうれしいです」などと記している。また尚弥は本書の帯に、直筆で「強くなりたい。その気持ちだけでやってきた」とのメッセージを寄せている。

 ◆井上 真吾(いのうえ・しんご)1971年8月24日、神奈川・座間市生まれ。54歳。有限会社明成塗装代表取締役を務め、不動産業などの実業家の顔を持つ一方、大橋ジムにトレーナーとして所属し、息子の井上尚弥・拓真兄弟、おいの浩樹らを指導。2014年には、最も功績を残したトレーナーをたたえるエディ・タウンゼント賞を受賞。23年にWBC・日本の年間最優秀トレーナーに選ばれ、24年にWBA年間最優秀トレーナー賞受賞。25年には米リング誌、WBC、日本で年間最優秀トレーナー賞に輝いた。

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