今年の2歳世代で4頭の新馬を送り出し、2勝と好調な美浦・森一厩舎。16日の新潟4R・芝1600メートルでデビューするマルスレジーナ(牝、父サートゥルナーリア)は、半姉に22年のフローラSを勝ったエリカヴィータ、おじに10、11年の高松宮記念を連覇したキンシャサノキセキを持つ良血馬だ。

その姉は中距離で活躍したが、当馬はマイルでのデビュー。森一調教師は「まずはマイルからという感じです。前向きな気性で初戦から力を出せるタイプだと思います」と才能を見込む。

 動きも水準以上だ。1週前追い切りは美浦・Wコースでサフランヒーロー(5歳オープン)を1馬身追走し、一杯に追って併入。5ハロン66秒9―11秒1をマークした。トレーナーは「しっかり動かして状態は上がってくると思います。しまいは合格点です」と評価する。

 ヴィクトリアマイルなどG1を3勝のエンブロイダリーも、初勝利は夏の新潟だった。「すごく素質のある馬です。牝馬としては見栄えのする好馬体で、バランスも背中もいいですね」と期待は大。厩舎の偉大な先輩に続くため、まずは越後から第一歩を踏み出す。

(三戸 達也)

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