バスケットボール男子 国際強化試合 日本―韓国(15日、東京・有明アリーナ)

 バスケットボールの男子日本代表(世界ランク22位)は韓国代表(同57位)と対戦した。24年パリ五輪以来、2年ぶりに代表復帰した米NBAクリッパーズの八村塁は先発出場し、満員の観客から大歓声が送られた。

八村が国内で代表戦を戦うのは21年8月1日の東京五輪アルゼンチン戦(無観客)以来、1840日ぶり。

 

 先発した日本のエースは第1クオーター(Q)開始15秒で、楽々とシュートを決めて2点を先制。続けて河村勇輝のアシスト受け、レフトウィングから3ポイント(P)シュートも決めた。わずか1分足らずでいきなり5点をマークしてみせた。残り8分8秒でも3Pに成功。直後には1回転しながらシュートを狙い、惜しくも外れたが、有明アリーナの観衆から大歓声が起きた。中盤にベンチに下がったものの、2年ぶりの代表戦で強烈なロケットスタートを決めた。

 八村は24年パリ五輪後、「プレーヤーファーストの精神が見られない」などと日本協会への不信感を表明。ホーバス前監督への批判的な発言もした。協会は関係修復へ、八村側と話し合いを重ね、今年2月には桶谷氏を新監督に迎えるなど強化体制の見直しを行ってきた。新体制発足から半年、ついに代表復帰。「ケミストリー(連係)を壊さないように、コミュニケーションを取りながらやっていきたい」と桶谷ジャパンでの役割を説明していた。

 完全に和解を果たし、頼れるエースがコートに立つ。14日の取材対応で「チームの雰囲気も素晴らしい。日本代表に戻れて、日本の国旗を背負えることはすごく誇り」と意気込んだ。21年東京五輪アルゼンチン戦以来となる国内での代表戦を前に、ホームで日の丸をつけてプレーする意義を大いに語った。韓国とは強化試合となるが「負ける気はない。ウィンドー(W杯アジア予選)に向けて調整するための試合なので、しっかりとやっていきたい」と本気モードでのプレーを宣言していた。

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