神戸は15日、ホーム開幕のFC東京戦(ノエスタ)で、空調設備の試験稼働を実施した。観戦環境の向上を目指し、ノエスタの空調設備導入に向けた改修工事を段階的に進めている。

神戸市が10億円以上をかけて、2028年夏の全面稼働予定に向けた第1期工事を実施している。

 故障で使用していなかった既存の座席空調システムを復帰させた。関係者は「段階的に4、5度下げられるかどうかを実証して、どれぐらいの電力量を使えば下げられるのかを今後、神戸市さんと検討していく」と説明した。

 年間の費用は1000万円以上が見込まれている。千布社長は「抜本的に涼しくすることで、コンサート、サッカーを含めて、アーティストやプレーヤーに快適な環境を提供できれば、エンタメの価値を1、2段上げられる」と力説。「検証結果によると、冷気は下にいく性質があるので、ピッチが一番涼しい。暑い中でも試合ができる。(外気温より)8度下がれば、かなり快適になる。目指すところは、札幌ドームのように昼の2時ぐらいからできれば、お客さんに来ていただいて(日帰りで)帰られる」と、展望を示した。

 今回の稼働は試験的な運用のため、スタジアム全体の温度を十分に下げるまでには至らず、屋根を閉めての開催でも、空調による冷却効果は限定的となる。

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