◆第108回全国高校野球選手権大会▽3回戦 有明4―1東日本国際大昌平(16日・甲子園

 東日本国際大昌平(福島)が、有明(熊本)との初出場校対決に敗れ、8強入りを逃した。1点リードの8回に4点を失い、福島県勢初の選手権初出場8強、22年ベスト4の聖光学院以来県勢8度目の選手権8強、21年ベスト4の京都国際以来の選手権初出場8強をいずれも逃した。

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 初出場で16強入りと、快進撃を続けてきた東日本国際大昌平の夏が終わった。ユニホーム姿で記録員としてベンチ入りした中野蘭マネジャー(3年)は、「自分1人しかマネジャーがいない中、甲子園に連れていってくれて、温かく仲間として見てくれた彼らには本当に感謝しかない」と、涙をこらえながらナインへの思いを口にした。

 ナインに交じり土を集めて持ち帰った。甲子園とはどんな場所だったか―。そう問うと、少し考えてから答えた。「甲子園というのは、仲間との思い出とかよりも絆を深められる。もちろん、ほかの大会でも絆は深められるけれど、観客と一体になって、最後の夏、必死な思いで白球を追いかける。ドラマが生まれる場所だと思います」。この夏味わった唯一無二のドラマを胸に刻み、甲子園を去る。(小島 和之)

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