スポーツ報知評論家で現役時代に近鉄、中日などでプレーした金村義明氏が31日放送のMBSラジオ「金村義明のええかげんにせぇ~!」に出演し、相次ぐ死球による遺恨に言及した。29日の阪神―巨人戦(甲子園)の7回に阪神・森下が巨人・赤星から死球を受け、途中交代。

左前腕の打撲と診断され、翌30日は守備のみの出場となった。

 「あれスローで見たけど、プロテクターの上やったから(骨折しなかった)。でも赤星って性格出てるよね。ずっと頭下げて、直角に礼(お辞儀)してる。ベンチ戻ったら、田中マー君とかカメラ映らんように守ってあげてる姿とかね」

 これで森下はリーグ断トツの16死球。金村氏は「だから僕、森下にいつもすごいと言うやろ。あれだけ当たっているのに踏み込んでいくのよ」と果敢な姿勢を改めて称賛した。さらに「選手は怒っていないのに、周りは何を騒いでんねんという話やろう。選手は『大丈夫、大丈夫』と言うて、昨日、森下も笑顔でベンチ入ってるわけやから」と力説した。

 阪神は今季、4月26日の広島戦(甲子園)で近本が死球を受け、左手首を骨折。7月17日の同カード(マツダ)でも前川が背中付近にぶつけられ、右肩甲骨を骨折した。チーム全体の57被死球も12球団で最も多い。

「広島もわざとじゃないけど、近本が骨折したとか、遺恨みたいになってるわけよね。あれだけ阪神にやられていたら厳しくなるて。生活かかってるんやから。そのせめぎ合いやから」と、真剣勝負が生んだアクシデントであることを強調した。

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