読売テレビ制作・日本テレビ系の夏の名物特番「鳥人間コンテスト2026」が2日午後7時から3時間SPで放送される。「Snow Man」の阿部亮平(32)は、3年連続3度目のハーバースタジオゲスト。

滋賀・琵琶湖の空を舞うバードマンたちを、時に常連視聴者目線で、時に思いに寄り添う兄貴目線で熱烈応援した。(田中 昌宏)

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 滋賀・彦根市のプラットホームを3年連続で見つめた。初出演の24年とは違った受け止め方で、エールを送り続けた。

 「昨年、一昨年も見ているので、ひとつ“乗っかった”見方ができるようになりました。『今年はこの大学、こんな感じなんだ』とか『今年もこのチーム、やっぱり伝統を守っているな』とか。『昨年、悔しい思いをしたチームは報われてほしい』という思いも芽生えますね。特に『東京科学大学 Meister』と『東北大学 Windnauts』(いずれも人力プロペラ部門出場25回目の名門)は昨年、思うような結果が残せなかったと思うので『今年はどう変えてくるかな』とか『どんなフライト見せてくれるかな』という楽しみです」

 今年からRTO(リアル・タイム・オンボード)カメラが人力プロペラ部門12チーム中8チームのコックピットに搭載され、本格稼働となった。ハーバーでの応援により一層熱が入った阿部は「東京科学大学」のパイロットの思いに寄り添った“ある質問”を投げかけ、感動に包まれるシーンもあった。

 「おそらくこんな気持ちだろうなというのは、もちろん想像の範囲内でしかないですけど、そこに寄り添ってあげることはできると思います。特に『東京科学大学』は計器が壊れたり、トランシーバーの不具合があったり。リアルタイムでコクピットの映像も届いていたので、聞いてみたくなっていましたね」

 増幅させたのは感動だけじゃない。ある滑空機部門のパイロットが、いかにも“令和育ち”な大学卒業後の進路を表明した際、阿部は「Z世代すぎませんか?」とツッコんで、笑いもブーストさせた。

 「僕よりもっともっと若い、高校生中心のチームも出場します。やっぱり『鳥人間コンテスト』は、本当に空を飛ぶという夢に魅せられた人たちが集まる場所ですけど、そこに年齢は関係ないんだなと思わせてくれる。夢に魅せられたら、人は真っすぐになる。飛行機を完成させることもできる。そういう行動力には、なんか“くる”ものがありましたね」

 Snow Manにもまっすぐに夢へと突き進んでいるZ世代のメンバーがいる。ラウールだ。10学年下だが尊敬のまなざしを向けている。

 「僕が琵琶湖で収録中、ちょうど米国でダンスの大会に出ていました(『世界ヒップホップダンス選手権2026』で部門2位の快挙)。今まではモデルというお仕事で欧州へと挑戦して、今度はダンスで米国に挑戦。そのバイタリティーと、そこに向けて自分の体やスケジュールを調整したりという行動力には、すごく影響を受けます」

 7月6日にグループのデジタルシングル「グッタイム」が配信された。今大会で最も「グッタイム」と感じた瞬間はいつだろうか。

 「(人力プロペラ部門で)旋回して帰ってくるチームがあるんですよ。

その時はスタジオのみんな椅子から立ち上がって。モニターがあるのに、みんな自分の目で見たくて前に出てきちゃうみたいな。ハーバーにいたチームメイトの皆さんも、応援の区画から出てきちゃったり。みんながひとつになった本当にいい時間、グッタイムだったと思います。飛行機の数だけ青春があると思うんですけど、その青春に少し混ざらせてもらえたなあと感じました」

 「グッタイム」には特徴的な「プレ味(み)」という歌詞も登場する。

 「『プレ味』の意味ですか? これ(グループで見解を)統一してないから、明言は控えさせていただきます(笑)。ただ僕の思うプレ味とは、日常の中の小さな幸せ。身構えてなくても気軽に手に取れるようなプレミアムな幸せが、プレ味なんじゃないかなと、自分の中では思っていますね」

 そういう意味では、視聴者がテレビの前でグッとくる瞬間が「プレ味」なんだろうか。

 「飛んだら絶対壊れてしまう飛行機のはかなさ。でもみんなで空を見上げて、そのはかなさを見届けるというのは、花火大会に近いものがあるんじゃないかなと思います。選手の皆さんにとっては1年に1回の超プレミアムな出来事ですけども、そこに混ざれるのが僕たちや視聴者の皆さんのいいところ―プレ味なんじゃないかな。プレミアムのお裾分けじゃないかなと感じます」

 番組で最高のプレ味を感じるためのヒントは“推しをつくること”だそうだ。

 「やっぱり、どこかひとつでもいいので『このチーム好きだな』とか何となくでも思ってもらいたいですね。するとさらに感情移入できます。そのチームが出した記録に対して、他チームがどうまくってくるのか。『このパイロットの考え方、共感できるな』みたいなことを、どんどん思ってほしいです。そうすれば『鳥人間コンテスト』にのめり込める3時間になると思いますよ」

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