TBS系「THE TIME,」(月~金曜・午前5時20分)は2日、日本人として初めて宇宙飛行した元同局記者の秋山豊寛(あきやま・とよひろ)さんが8月26日、三重県大台町の自宅で死去したことを報じた。

 1966年にTBSに入社した秋山さんは報道局外信部デスク時代に社内の「宇宙プロジェクト」に応募。

合格し、90年12月2日、一般的には軍人や研究者らが選抜される宇宙飛行士の中で、世界でも類を見なかったジャーナリストの宇宙飛行に成功した。ソビエト連邦(当時)の宇宙ステーション・ミールに滞在した唯一の日本人で、ソユーズ宇宙船から「これ、本番ですか?」と第一声を発したことも話題となった。

 スタジオには当時秋山さんが着用した宇宙服が用意され、総合司会の安住紳一郎アナウンサーは「当時はTBS開局40周年の『宇宙プロジェクト』というものをやっていました。当時秋山さんは報道局の記者をしていました。『宇宙から見た地球は薄い皮一枚の大気に覆われ、はかないほどの美しさ。その地球で地に足のついた生き方をしたい』と秋山さんは地球に戻ってきてまもなく福島で農業を始めました。人類で最も遠くまで出かけた秋山さんが帰還後に選んだのは土に触れる生活でした」と秋山さんの経歴を紹介。

 そして「当時、私たちはなんでそんな決断をしたんだろうと思った記憶がありますが、今はよく分かる気がします。本当に地球は壊れそうですね。地球ははかない。本当によく分かります。私たちの自慢の先輩です。

秋山さんの人生に心からの敬意を表します」と悼んだ。

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