マルコメは7日から9日まで、都内で「2026年秋冬ご提案会」を開催している。3日間の来場者数は合計2,000人ほどを予定しており、新商品の「プラス糀 発酵美人鍋」やリニューアル品を披露した。
青木時男社長は今回のねらいについて、「最先端の発酵技術を活かして、時代にマッチングした提案を行う。今後ともサステナブルな食生活に貢献していきたい」と語った。同社は引き続き、みそ事業、糀事業、大豆事業の3つをコア事業として展開していく。
みそ事業では、拡大を続ける無添加みそ「糀美人」を紹介した。「プラス糀生みそ 糀美人650g」は、すでに「タニタ食堂の減塩みそ 650g」の売上を超えており、さらには今年度中にベストセラーの「料亭の味 だし入り 750g」を超える見通しであると発表した。「プラス糀生みそ 糀美人650g」の販売金額は、前年比20%増で推移しているという。
なお同社は、無添加みその需要増を受け、10月に無添加みそ工場竣工を予定している。さらなる市場拡大をけん引する生産ラインを設け、体験型施設を拡充する。現在2万tの生産量は、約1.5倍の3万tとなる見込みとした。
新商品として、鍋の素「プラス糀 発酵美人鍋」を9月上旬に発売する。YouTube で配信しているオリジナルレシピの中でも人気の高い発酵美人鍋を、鍋の素として商品化した。1人分×4袋入りのため個食鍋も楽しめる。
即席みそ汁は、2品をリニューアルする。「カップ 料亭の味」は蓋を紙素材に変更する。これにより、蓋に使用するプラスチックを約85%削減する。「FD 顆粒みそ汁 料亭の味たまねぎとん汁」は、具材のにんじんをごぼうに変更することでコクと風味を高め、玉ねぎはスチーム製法で甘みを引き出した。
〈21年度比60%増の生塩糀シリーズのパッケージを刷新、ダイズラボシリーズ3品投入〉
糀事業は、塩糀の25年度市場規模が29億円で21年度比33%増のところ、同社の「生塩糀」シリーズは同60%増とさらに大きく拡大した。今回、「生塩糀」シリーズのパッケージをリニューアルする。塩分量がひと目で分かるよう、100g当たりの食塩相当量を記載した。
「糀甘酒」は、世帯構成の変化に対応し、飲み切りやすくて鮮度を保ちやすい750mlサイズを11月下旬に投入する。そのほか新たなラインアップとして、ほうじ茶フレーバーの「プラス糀 糀甘酒LL 加賀棒茶」を9月上旬から販売する。
大豆事業では、「ヘルシーを、もっと美味しく」をコンセプトにしたダイズラボシリーズから、「菰田欣也監修 麻婆豆腐の素 辛口」、「同同 マイルド」、「同 四川式麻婆茄子の素」を9月上旬に新発売する。従来品は大豆ミート、たれ、下味だれをそれぞれ包装していたが、新商品は大豆ミートをたれに漬け込んだ状態となり、簡便ニーズに応える。「麻婆豆腐」は豆腐を、「麻婆茄子」は茄子としめじを用意して炒めるだけで、本格的な味わいが楽しめる。
〈大豆油糧日報2026年7月9日付〉









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