値千金の決勝ゴールを決めたジョン・マッギン photo/Getty Images
先制点をしっかり守り切る
MATCH 05 グループC第1戦
2026年6月14日 10:00キックオフ(会場:ボストンスタジアム)
ハイチ 0-1 スコットランド
ハイチ代表は13大会ぶり2度目、スコットランド代表は7大会ぶり9度目。ともにW杯の舞台から長らく離れていた2カ国が相見えた。
ブラジル代表とモロッコ代表の2強と目されているグループC。ただ、今大会は3位でもグループリーグ突破の可能性がある。ハイチとスコットランドにとっても、この初戦が今後の運命を左右する大一番となるだろう。残りの2試合でポイントを積み上げるのは困難な状況が予想されるため、引き分けでは共倒れとなってしまう可能性が高まる。両国にとってこの一戦は、「負けなければ良い」のではなく「勝ちにいかなければならない」試合だ。
そんな中でキックオフされた試合は、戦前の予想通りスコットランドがボールを握り、ハイチが構える立ち上がりとなった。ただ、ハイチも10分を過ぎたあたりから徐々にサイドを起点とした攻撃でスコットランドのゴール前までボールを運ぶシーンが増えてくる。
そして、最初に決定機を迎えたのはスコットランド。17分、ロングボールからベン・ドークが右サイドの深い位置を取る。そのまま得意のドリブルでPA内まで持ち込み、PA手前に走り込んできたスコット・マクトミネイへマイナスのパス。これをマクトミネイがダイレクトで右足を振り抜くと、強烈なシュートがハイチゴールを襲う。しかし、惜しくも右ポストを叩き、ゴールとはならなかった。
スコットランドはさらに29分にも、ドークのドリブルを起点にチャンスを作る。右サイドで縦に仕掛けたドークのクロスを、ニアへ走り込んだチェ・アダムスが合わせる。これはGKにセーブされるも、こぼれたボールをジョン・マッギンが押し込み、スコットランドが先制に成功した。
先制点を許してしまったハイチも負けじとチャンスを作る。34分には左サイドからカットインしたルベン・プロビデンスがシュートを放ち、GKが弾いたこぼれ球をフランツディ・ピエローが押し込もうとするが、ネットを揺らすことはできない。前半はこのまま終了し、スコットランドがリードして試合を折り返した。
後半に入ってもサイド攻撃を起点に一進一退の攻防を繰り広げる両チーム。73分には、スコットランドはマッギンが、ハイチはプロビデンスが惜しいシュートを放つが、枠を捉え切ることができない。
80分あたりから1点ビハインドのハイチが攻勢に出る。一方、逃げ切りを図るスコットランドは守備を固めつつ、前がかりになったハイチに対するカウンターを狙う。終盤に怒涛の攻めを見せるハイチはクロスなどから何度か惜しい場面を作ったが、スコアを動かすには至らず。先制点を守り切ったスコットランドがW杯で36年ぶりの勝利を飾るとともに、白星発進を決めた。
この重要な一戦に勝利し、GL突破へ向けて大きく前進したスコットランドは次戦でモロッコと対戦。惜しくも敗れてしまったが、この大舞台でも戦えることを示したハイチは、ブラジルとの一戦に臨む。
[スコア]
ハイチ 0-1 スコットランド
[得点者]
スコットランド
ジョン・マッギン(28)
[ポゼッション]
ハイチ 47%
スコットランド 43%
中立 10%
[シュート数]
ハイチ:15本
スコットランド:9本
[枠内シュート]
ハイチ:2本
スコットランド:2本
[イエローカード]
ハイチ
ジャン・リクネル・ベルガルド
スコットランド
アーロン・ヒッキー
フィンドレー・カーティス
ケニー・マクリーン
[レッドカード]
なし
ハイチ
フォーメーション:[4-4-2]
監督:セバスティアン・ミニェ
GK
ジョニー・プラシド(バスティア)
DF
カルレンス・アルカス(アンジェ)
リカルド・アデ(LDUキト)
ハンネス・デルクロワ(ルガーノ)
マルティン・エクスペリエンス(ナンシー)
MF
ルイシウス・ディードソン(FCダラス)
ジャン・リクネル・ベルガルド(ウォルバーハンプトン)
ジャン・ジャックス・ダンリー(フィラデルフィア・ユニオン)
ルベン・プロビデンス(アルメレ・シティ)
FW
ウィルソン・イシドル(サンダーランド)
フランツディ・ピエロー(リゼスポル)
交代出場
61分 ルイシウス・ディードソン→ホセ・カシミール(オセール)
75分 ウィルソン・イシドル→レニー・ジョセフ(フェレンツバローシュ)
85分 ルベン・プロビデンス→ヤシン・フォーチュン(ビゼラ)
スコットランド
フォーメーション:[4-4-2]
監督:スティーブ・クラーク
GK
アンガス・ガン(ノッティンガム・フォレスト)
DF
アーロン・ヒッキー(ブレントフォード)
グラント・ハンリー(ハイバーニアン)
ジャック・ヘンドリー(アル・イテファク)
アンドリュー・ロバートソン(リヴァプール)
MF
ベン・ドーク(ボーンマス)
スコット・マクトミネイ(ナポリ)
ルイス・ファーガソン(ボローニャ)
ジョン・マッギン(アストン・ヴィラ)
FW
チェ・アダムス(トリノ)
ローレンス・シャンクランド(ハーツ)
交代出場
75分 チェ・アダムス→リンドン・ダイクス(チャールトン・アスレティック)
75分 ベン・ドーク→ライアン・クリスティ(ボーンマス)
75分 アーロン・ヒッキー→ネイサン・パターソン(エヴァートン)
82分 ジョン・マッギン→フィンドレー・カーティス(キルマーノック)
82分 ローレンス・シャンクランド→ケニー・マクリーン(ノリッジ・シティ)
28年の沈黙を破る一撃!
— DAZN Japan (@DAZN_JPN) June 14, 2026
味方のシュートのこぼれに反応した
マッギンがゴールへ流し込み
スコットランドが先制!
#FIFAワールドカップ グループC
ハイチ×スコットランド
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