ロベルト・マルティネスの采配に批判が止まらないポルトガルメデ...の画像はこちら >>

ポルトガルを率いたロベルト・マルティネス監督 Photo/Getty Images

「この世界を理解している監督が来る必要がある……」

ポルトガル代表は現地時間6日、ワールドカップ・ラウンド16でスペイン代表と対戦し、0−1で敗れた。0−0で延長戦かと思われた後半アディショナルタイム、スペインのミケル・メリーノが決勝点を挙げ、スペインがラウンド8へ進出。

ポルトガルは無念のラウンド16敗退に終わった。

試合前に今大会が最後のワールドカップだと明言していたクリスティアーノ・ロナウド。無念の結果に終わったポルトガルでは、ロベルト・マルティネス監督の采配を批判する声が高まっている。そんな中、元ポルトガル代表選手のリカルド・クアレスマ氏が『LiveMode』で、指揮官を酷評。同時に現在の代表チームについても厳しい言葉を投げかけた。

今回の結果を受け、現在42歳のクアレズマ氏は「この世界を理解している監督が来る必要がある」と言及。ポルトガル代表は今回のワールドカップで「一度も素晴らしい試合をしていない」と語り、さらにマルティネス監督について「一度も感銘を受けなかった」と厳しく評価した。

「自分に言わせれば、最初から今まで全部うまくいかなかった。すべてが悪かった。『良いプレイをした』『攻め続けたけど運がなかった』と言える試合は一つもなかった。まさに今日の試合でも最初から最後までスペインに主導権を渡していた。スペインはずっと試合をコントロールし、自分たちのやりたいようにやっていた。
ペースを上げたい時には上げ、ゆっくりしたい時には落とす。一方で、我々はただ漫然と動き回り、非常に遅いテンポでプレイしていただけだった」

クアレスマ氏は続けてこう語った。

「それに、理解できない交代もあった……。何度も言っていることだが、マルティネスには一度も感銘を受けたことはない。好きか嫌いかは関係ない。誰かが怒るかどうかも気にしない。でも、もっとこのサッカーを楽しむ気持ちや喜びが必要なんだ。マルティネスが来てから、私はポルトガル代表が素晴らしい試合をしたところを一度も見ていない。それが現実だ。彼は50種類もの戦術を試したけど、どれも成功しなかった。そしてその結果がこれだ。みんなが『史上最高の代表チームだ』と言っていたチームが敗退した。
でも、何が史上最高だったんだ? 何を勝ち取ったんだ?失望して、頭を下げて家に帰るのか? このワールドカップについてこれ以上話さない方がいいかもしれない。そうしないと、後になって後悔するようなことを言い始めてしまうからだ」

試合後、マルティネス監督は退任を発表。クアレスマ氏は「監督に敬意を欠いてはいけない」と前置きしつつも「そういう(状況に立ち向かう)個性や人格が必要なんだ。自分は何度も、自分の考えや、その瞬間に試合が求めていることをやった。それで自分の立場が危うくなることがよくあった。もちろん、それを嫌がる監督もいて、交代させられることもあった。でも、それは監督の判断だ。監督が決めることだからね。それでも自分はあくまで試合が求めていることをやっていただけだ」と自分の経験談を例に出し、今の代表に足りないものを言及した。

その上で、現在の代表選手たちについて「今の選手たちには、試合の流れに応じて自分で判断するだけの実力も権威もある。誰も彼らを責めたりしない。失敗したとしても誰も何も言わないだろう。
だったら、なぜもっと責任を持ってプレイしないんだ? 何を恐れているんだ?」と厳しく問いかけた。

そして最後に「代表チームは一度腰を据えて、何が良くて何が悪かったのかを見直す必要があるそして、このサッカーというものを理解している監督が来る必要がある」と語り、チーム改革の必要性を訴えた。

なお、ロベルト・マルティネス監督はポルトガルで45試合を指揮し、32勝6分7敗。24-25シーズンのUEFAネーションズリーグ優勝が唯一のタイトルとなった。


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