ゾマー退団の穴埋めへ インテルがプロヴェデル獲得を正式発表 ...の画像はこちら >>

ラツィオに所属していたプロヴェデル Photo/Getty Images

マルティネスとの正守護神争いに挑む

インテル・ミラノは8日、ラツィオからGKイヴァン・プロヴェデルを完全移籍で獲得したことを正式発表した。契約期間は2029年6月までの3年間。

イタリア『Corriere dello Sport』によると、移籍金は300万ユーロとなっている。

ヤン・ゾマーの退団を受け、新たな守護神候補として白羽の矢が立ったのが32歳のプロヴェデルだ。昨季は肩の手術の影響でシーズン終盤を欠場したものの、ラツィオではセリエA屈指のGKとして高い評価を受けてきた。

現時点ではジョゼップ・マルティネスのバックアップとしてスタートする見込みだが、ポジション争いはオープンな状況。クリスティアン・キヴ監督の下で定位置奪取を狙う。

インテルは加入発表にあわせて、プロヴェデルの異色の経歴も紹介した。幼少期はFWとしてプレイし、ポルデノーネのジョヴァニッシミ(U-15)の地域リーグで27ゴールを記録。点取り屋としての素質を示したが、しかし、本人はインテルに所属していた元イタリア代表GKフランチェスコ・トルドに憧れていた。そのため「ゴールキーパーでプレイできないならサッカーを辞める」と決意し、GKへ転向したという。

その後はウディネーゼの下部組織を経て、ピサ、ペルージャ、モデナ、プロ・ヴェルチェッリ、エンポリ、ユヴェ・スタビア、スペツィアと渡り歩き、2022年にラツィオへ加入。2022-23シーズンにはリーグ最多タイとなる21試合のクリーンシートを記録し、セリエA最優秀GK賞を受賞した。

さらに2023年のUEFAチャンピオンズリーグ・アトレティコ・マドリード戦では、試合終了間際にヘディングで劇的な同点ゴールを決め、CL史上2人目となる流れの中から得点したGKとして世界中で大きな話題を呼んだ。


クラブは「幼い頃に憧れたトルドのように、インテルのゴールを守る夢が実現した」と紹介。プロヴェデルは憧れのクラブで新たな物語をスタートさせる。

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