「世界では人生そのもの、米国では趣味程度」米メディアが男子代...の画像はこちら >>

ラウンド16で敗退してしまったアメリカ Photo/Getty Images

「アメリカはサッカー大国になれない」

今回のワールドカップにて自国開催だったアメリカ。そのアメリカは現地時間6日に行われた決勝トーナメント2回戦、ベルギーとの試合で1−4と大敗し、姿を消すこととなった。



自国開催という大きな後押しもあり、今大会ではこれまで以上の好成績が期待されていた。しかし蓋を開けてみればラウンド16敗退。今回の結果を受け、『The Athletic』は自国代表を一刀両断。「アメリカが男子W杯で優勝することはない」と題し、アメリカ代表を酷評した。

キャンディス・バックナー記者は冒頭で「アメリカは『フットボールの国』なんだろう。ただし、そのフットボールはサッカーではない」と記し、アメリカにおけるサッカーの立ち位置を皮肉交じりに指摘。「私たちは『アメリカもいつかサッカー大国になれる』と自分たちに言い聞かせてきた。しかし現実は違った。本来なら格上のベルギーに善戦して敗れ、『せめてワッフルでもからかってやろう』と笑い飛ばせたはずだった。ところが実際には、『優勝候補』を気取って惨敗したことで、アメリカ男子代表の評判は長く傷つくことになる。そう『今年こそ』がその年だったはずだ。でも結局『その年』は永遠に来ない」と記した。


そしてアメリカの4大スポーツであるアメリカンフットボール、バスケットボール、野球、アイスホッケーと比較し「プロサッカーがアメリカ四大スポーツに並ぶ日は来ない。アメリカはサッカー大国でも、世界を脅かす存在でもない」と言い切り「『いつかそうなる』と期待し続けるのはもうやめよう。この国ではサッカーは依然としてニッチな存在だ。それでいい。世界中の人々にとって人生そのものの競技が、アメリカでは趣味程度の人気であっても構わない」と論じた。

また今回のフォラリン・バログンを巡る出場停止撤回騒動についても触れており「ドナルド・トランプ大統領が『バログンを復帰させよう』と半ば冗談めかして口を挟んだことで、アメリカは『醜いアメリカ人』という最悪のステレオタイプを体現してしまった。つまり、他国の文化やルールを尊重せず、自分たちのやり方を押し付ける存在として映ってしまった。バログンの退場は冗談だったかもしれない。しかし、トランプの強引な介入にはフェアプレイの精神が感じられなかった」と綴った。

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