かつてバルサで“韓国のメッシ”と評された逸材アタッカーの現在...の画像はこちら >>

バルサに所属していたイ・スンウ photo/Getty Images

現在は全北でプレイ

韓国サッカー界の未来を背負う存在として、大きな期待を集めた男がいた。FCバルセロナの育成組織ラ・マシアで才能を磨き、「韓国のメッシ」とまで称された逸材イ・スンウだ。

しかし、そのキャリアは多くの人が描いた未来とは大きく異なるものとなった。

仁川ユナイテッドFCのユースを経て2011年にバルセロナへ加入したイ・スンウは2011-12シーズンにはユースリーグ得点王に輝き、フベニールAまで昇格するなど、クラブ内でも高い評価を受けていた。当時のラ・マシアには久保建英やアンドレ・オナナら後に欧州トップレベルへ到達する選手たちも在籍していたが、その中でもイ・スンウは特別な注目を浴びていた。

しかし、2014年にバルセロナが未成年選手の移籍に関するFIFA規定違反で処分を受けたことで、イ・スンウは18歳になるまで公式戦への出場が認められなかった。最も成長が求められる時期に実戦から離れたことは、その後のキャリアにも影響を与えた。

2017年にバルセロナを離れ、ヘラス・ヴェローナへ移籍すると、セリエAでプロ初ゴールを記録。しかし、欧州で一気に飛躍することはできず、シント=トロイデンやポルティモネンセでも定位置を確保できなかった。

2022年には水原FCでKリーグへ復帰し、14ゴールを挙げる活躍を見せたものの、韓国代表で再び中心選手となるまでには至らなかった。2018年ロシアW杯には出場した経験を持つが、北中米W杯のメンバーには選ばれず、かつて世界を驚かせる存在になると期待された男は、大舞台から遠ざかる結果となった。現在は全北現代モータースで再起を図るアタッカーは、ここから再び欧州の舞台で輝きを放てるだろうか。

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