2006W杯を制したアズーリ戦士から名将が出てこない カンナ...の画像はこちら >>

グロッソはフィオレンティーナで早くも解任 photo/Getty Images

名選手が名監督になるわけではない

2006W杯ドイツ大会を制したイタリア代表には、最終ラインから前線まで優れたタレントが揃っていた。しかし、名選手が名監督になるというわけではない。



現在のアズーリは3大会連続でW杯出場権を失っていて、本来であれば2006年大会の優勝を知るメンバーたちに今度は指揮官としてアズーリを高みへ導いてほしいところ。

ただ、当時の世代は指揮官として苦戦が続いている。伊『Gazzetta dello Sport』がまとめているが、まず今季のセリエAではさっそくフィオレンティーナ指揮官ファビオ・グロッソが解任された。開幕3連敗スタートとはいえ、かなり早い判断だ。グロッソは左サイドバックとして2006年大会の優勝に貢献しており、今夏にはイタリア代表新監督候補にも挙がっていた。しかし、フィオレンティーナでは失敗に終わってしまった。

フィオレンティーナと同じく開幕3連敗を喫したジェノアを指揮するのは、現役時代にローマで活躍したダニエレ・デ・ロッシだ。ジェノアではここまで通算33試合を指揮して10勝8分15敗と厳しい成績となっていて、デ・ロッシも苦しい戦いを強いられている。

開幕3連勝を飾ったラツィオを指揮しているのはジェンナーロ・ガットゥーゾだが、ガットゥーゾはイタリア代表監督としてチームを2026W杯に導けなかったばかり。ノルウェー代表と同居する厳しい欧州予選だったとはいえ、失望は大きい。ラツィオでの結果次第だが、まだガットゥーゾを名将に推すことは出来ないか。

セリエBで開幕3連勝スタートを切ったパレルモを指揮するのはフィリッポ・インザーギ、2勝1分と悪くないスタートを切ったアヴェッリーノはアレッサンドロ・ネスタが指揮しているが、どちらもセリエBでの戦いだ。
インザーギの場合は弟のシモーネの方が指揮官としては結果を出していて、兄フィリッポの方は苦戦気味だ。

同メディアは他にもアンドレア・ピルロ、現在ウズベキスタン代表を指揮しているファビオ・カンナバーロ、2月にACピサを離れてからはフリーの状態が続いているアルベルト・ジラルディーノにも触れていて、いずれも指揮官としては期待通りの結果を残せていない。

イタリアの場合はアントニオ・コンテやカルロ・アンチェロッティなど成功している指揮官が多いとはいえ、W杯制覇を成し遂げた2006年大会の世代から名将候補が育っていないのは残念か。

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