数々の記録を塗り替えてきたエクアドルの神童、チェルシーでのキ...の画像はこちら >>

ウィコム戦に出場したパエス Photo/Getty Images

期待されたほど伸びていないか

チェルシーは世界中から才能のある若手を見つけ、買い取って育てることを得意とするチームだ。同じオーナーグループが所有するリーグ・アンのストラスブールは若手の育成の場となっており、ローンで貸し出すことで経験を積ませる。

MFアンドレイ・サントス(現マンチェスター・ユナイテッド)、GKマイク・ペンダースなど、このルートで育っている選手も多い。

攻撃的MFのケンドリー・パエスも、同じルートを辿っている。パエスは2023年、まだ16歳だったときにエクアドルのインデペンディエンテ・デル・バジェから1727万ポンドで獲得された。15歳でエクアドル国内リーグ史上最年少デビューを飾り、16歳131日でエクアドル代表としてワールドカップ予選に出場したパエス。これは、ディエゴ・マラドーナに次ぐ年少記録だ。ボリビア代表との試合ではゴールを決め、ワールドカップ予選で得点した最年少の南米人選手となった。しかし、そのキャリアには異変が起きていると『BBC』が伝えている。

チェルシーはパエスが18歳となり、正式にクラブに加入する前からトップチームとの定期的な練習を許可している。2025年にはストラスブールへローンに出し、当初は月間最優秀若手選手賞を受賞するなどしたが、やがてリアム・ロシニアー監督から批判を受けるようになる。

「我々はもっと多くを期待している」
「選手の若さを言い訳にするのはうんざりだ」

パエスは21試合1ゴールを挙げただけでストラスブールへのローンを打ち切られた。チェルシーとストラスブールが「姉妹クラブ」のような関係であることを考えると、これは厳しい決断だ。パエスはアルゼンチンのリーベル・プレートに2年間のローンに出されることになった。
しかし、ここでも14試合1ゴールにとどまった。偉大な才能を抱えていたはずの神童は、どうも伸び悩んでいるようだ。

今季、パエスは念願のチェルシーのシャツに袖を通しているが、トップチームではなくU-21チームでの出場となっている。しかし今週のウィコム・ワンダラーズ戦では光る場面もあったようだ。シャビ・アロンソ監督は、パエスはチーム構想に入っていないと語ったようだが、パエスのキャリアは救われるのだろうか。


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