東京~羽田空港間が約18分に

 JR東日本は、今月に公表した2026年3月期決算および2027年3月期経営戦略に関する説明会の資料で、羽田空港アクセス線の開業が2032年3月期、想定投資額は2800億円となる見通しを示しました。

JR「羽田空港アクセス線」2031年度開業へ工事着々! 事業...の画像はこちら >>

 同社は2023年6月から羽田空港アクセス線の工事に本格着手しており、宇都宮線・高崎線・常磐線から羽田空港へ直結する「東山手ルート」と、新木場方面から羽田空港へ直結する「臨海部ルート」の同時開業を目指し、関係者と協議・調整を行っている段階です。

 開業後は、東京~羽田空港間が約18分で結ばれる予定。現在は東京駅から羽田空港へ行く場合、浜松町や品川で乗り換えが必要ですが、乗り換えなしで移動が可能となります。

 工事延長は約12.4kmで、既存の貨物線などを改良する区間(7.4km)と、新線区間(5km)に分かれます。JR東日本は想定投資額について、当初は3000億円の見込みだったものの、調査設計の段階でコストダウンが実現したため、2800億円に縮減したとしています。また、工事の進捗については、トンネル工事などのボリュームの大きな工程が残っているものの、計画どおり進捗しているとしています。

「羽田空港新駅(仮称)」は地下1階となり、コンコースから第2ターミナルへは高低差なく移動可能となります。新駅から離れる第3ターミナルまでのアクセスについては、羽田空港アクセス線と東京モノレールが連携し、乗り換えの利便性を高める方針です。

 なお、羽田空港アクセス線のうち、羽田空港と埼京線の新宿方面を直結する「西山手ルート」については、りんかい線・大井町駅付近から東京貨物ターミナル間でトンネルの新設が必要となるため、現時点では開業の目処が立っていません。

【画像】これがJR羽田空港アクセス線のルート&新駅の位置です(東京モノレールと比較)

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