高山国道事務所や岐阜県の高山土木事務所、高山市は2026年7月14日、土砂崩れによる通行規制が行われている国道158号の一部ルートに関する第1回交通マネジメント検討会を開催しました。
通行規制が行われているのは、高山市丹生川町地内の国道158号です。
これに伴い、崩落現場の前後およそ2.4kmは全面通行止めに。また丹生川町から安房峠道路の平湯IC付近へ抜ける約27.5kmでは、大型車の通行規制が続いています。
規制区間は、高山市の中心市街から長野県の松本市方面へ向かうルートの途中ですが、山岳地帯のため付近には有力な代替ルートも乏しい状況です。
関係機関は土砂崩れの発生以降、大きく離れるものの並行する国道471号や国道361号への広域迂回を呼び掛けるとともに、国道158号沿いの市道は地元車両優先であることを近隣住民やドライバーに周知してきました。これにより、5月2日~5月6日の大型連休期間における国道158号の交通量は、直近の3年間に比べて約2割減少。特に大型車の交通量は半減したといいます。
しかし推奨されている広域迂回ルートは、まず高山市街地~平湯IC間が国道41号を北上して国道471号を経由する行程で、Googleマップ上での概算では、国道158号を通行した場合の走行距離が約33kmなのに対し、迂回ルートは2倍超の75kmほどとなっています。
より「通行車両や道のアップダウンが158号に比べ少なく、快適に走行できます」として、高山の観光協会などが推しているのが、南へ大回りする国道361号ルートです。ただ、高山市街地から中央道の諏訪湖IC(長野県)までの距離だと、国道158号経由の約75km (Googleマップ上の概算)に対し、伊那ICから中央道に乗って北上する行程で、走行距離は130kmを超えます。
現場では道路復旧が岐阜県によって進められているものの、作業は長期化する見通しです。
県は高山市内に車両待避所を追加設置し、7月18日(土)より、観光バスについては国道158号沿いの市道の通行を許容する計画です。また岐阜県内の各所には、当該区間の通行止めを知らせる看板や道路標示が順次設置される予定です。
検討会では今後、規制状況の見通しなどを踏まえて第2回の会議を開催するとしています。

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