空港で旅客機へ乗り込む際に渡る「搭乗橋(ボーディングブリッジ)」。これまで富山空港のものが日本最長とされてきましたが、その記録が塗り替えられます。
日本一長いボーディングブリッジが誕生するのは、羽田空港第1ターミナル北側サテライトの「29番搭乗口」です。その長さは100m近くにも達するとのこと。これまで日本最長だったのは富山空港のもので、堤防を越えるため約50mの固定橋と約39mの可動橋を組み合わせ、合計約89mとされていました。羽田の新ブリッジはこれを10m以上も上回ることになります。通常のボーディングブリッジは長くても40m程度のため、その規格外の長さが際立ちます。
この29番搭乗口は、羽田空港北サテライトエリアの端に位置しています。最寄りの保安検査場である「F」検査場から徒歩約15分(968m)という距離にあります。
その構造もユニークです。一般的な直線型などとは異なり、カタカナの「コ」の字を逆さまにしたような珍しいスタイルをしています。
一方で、その異例の長さから、利用者の快適性を保つための珍しい設備も備えられています。それは、橋内に設置されたエアコン設備です。通常、ボーディングブリッジに冷暖房がないのが一般的ですが、29番搭乗口では歩く距離が長くなっても快適性を損なわないような工夫がこらされています。

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