「ライトゲームは遠投して広範囲を探る釣り」というイメージを持つ人は少なくない。しかし、真夏のカサゴゲームに限って言えば、その考えは必ずしも当てはまらない。
(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター井上海生)
足元は一級ポイント
夏のカサゴゲームで最初に狙うべき場所は、岸壁際や敷石周辺、テトラの隙間など、足元の変化である。
こうした場所にはエビやカニ、小魚などの餌が集まりやすく、カサゴも身を隠しながら待ち伏せしていることが多い。日中の暑い時間帯は特に日陰になる壁際へ着いていることもあり、夜になると少しだけ動きながら捕食を始める。
「まずは遠くから探ろう」と考えてしまいがちだが、足元を打たずに沖だけを狙うのは、一級ポイントを見逃しているのと同じである。
実際、一投目を岸壁際へ落としただけでヒットすることは珍しくなく、そこから数匹連続するケースも多い。足元だから簡単というわけではないが、魚が最も着きやすい場所の一つであることは間違いない。
遠投しなくても成立する理由
カサゴは回遊魚ではなく、生活圏が比較的狭い魚である。一つの根や敷石、岸壁の窪みに着き、その周辺で餌を待っている時間が長い。そのため、遠投して広範囲を探らなければ釣れない魚ではない。
むしろ近距離にあるストラクチャーを一つずつ丁寧に撃っていく方が、効率良く魚へルアーを届けられる。
また、穴釣りが昔から人気なのも、この習性によるものだ。真下へ仕掛けを落とすだけで成立する穴釣りは、「カサゴは足元にいる」ということを最も分かりやすく証明している釣り方と言える。
ライトゲームでも考え方は同じで、足元の岸壁際や敷石をジグヘッドで丁寧に探れば十分勝負になる。もちろん沖のブレイクラインで釣れることもあるが、「遠投しないと釣れない」という先入観は捨てた方が、真夏は結果につながりやすい。
キワ撃ちの精度が重要
足元中心の釣りになるほど、求められるのは飛距離ではなくキャスト精度である。岸壁から30cm、50cmという狭いコースへ正確にルアーを落とせるかどうかで釣果は大きく変わる。
壁際ギリギリや岸壁の角、スロープの切れ目、敷石と岸壁の境目など、魚が身を寄せやすい場所を外さず攻めることが重要になる。
また、夏は藻が一部残っている場所もあり、ボトムを引きずるだけでは根掛かりや藻絡みが増えてしまう。そんな時は、最近実績の高い「ボトムふわふわ」のように、底を少し切りながらゆっくり誘うと反応が良くなることも多い。
一投ごとにコースを少しずつ変えながら撃っていけば、遠投では気付かなかった魚を拾えることも少なくない。
短時間釣行との相性
足元中心のカサゴゲームは、短時間釣行との相性も抜群である。遠投して広範囲を探る必要がないため、仕事帰りに30分から1時間だけ竿を出すようなスタイルでも十分成立する。
一つの岸壁を撃ち終えたら数メートル移動し、また足元を探る。このテンポの良さも魅力の一つだ。荷物も最小限で済み、メバリングタックル一本とジグヘッド、ワームがあれば気軽に楽しめる。
近年は「短時間でも一尾を楽しむ」というスタイルのアングラーも増えているが、カサゴゲームはまさにその考え方に合った釣りと言えるだろう。
真夏のカサゴゲームは、遠投して沖を探るよりも、まず足元を丁寧に攻めることから始めたい。岸壁際や敷石、テトラの隙間には想像以上に多くの魚が着いており、飛距離よりもキャスト精度が釣果を左右する場面が少なくない。「足元を撃ち切る」ことを意識すれば、新しいカサゴゲームの面白さが見えてくるだろう。
<井上海生/TSURINEWSライター>
![LDK (エル・ディー・ケー) 2024年10月号 [雑誌]](https://m.media-amazon.com/images/I/61-wQA+eveL._SL500_.jpg)
![Casa BRUTUS(カーサ ブルータス) 2024年 10月号[日本のBESTデザインホテル100]](https://m.media-amazon.com/images/I/31FtYkIUPEL._SL500_.jpg)
![LDK (エル・ディー・ケー) 2024年9月号 [雑誌]](https://m.media-amazon.com/images/I/51W6QgeZ2hL._SL500_.jpg)




![シービージャパン(CB JAPAN) ステンレスマグ [真空断熱 2層構造 460ml] + インナーカップ [食洗機対応 380ml] セット モカ ゴーマグカップセットM コンビニ コーヒーカップ CAFE GOMUG](https://m.media-amazon.com/images/I/31sVcj+-HCL._SL500_.jpg)



