◆第108回全国高校野球選手権大会第4日▽1回戦 日本文理―大分商(8日・甲子園

 第3試合で13年ぶり16度目出場の大分商と、4年ぶり13度目出場の日本文理(新潟)が対戦。

 プロ注目の二刀流で、最速152キロを誇る大分商の平田玲翔(れいと)投手(3年)は「2番・DH」で先発。

2点ビハインドの3回無死一、二塁の場面で先発の米田泰志投手(3年)の後を受け継ぎ、マウンドへ。スタンドから多くの視線が集まる中、いきなり初球で150キロを記録。甲子園が歓声に包まれた。

 ネット裏には各球団の編成担当者、スカウト陣が集結し、クロスチェックを行った。巨人の榑松スカウトディレクターは、「見るのは春、大分大会、今日と3回目ですけど、大舞台で投げている今日が一番いいなと感じます」と熱視線を送った。

 「リリースポイントがまず安定していることと、力みのないフォームで、最後のリリースだけが強くて、あれだけの球速が出る。7、8割で余力を持って投げながら、あれだけのスピードが出るというのは相当に潜在能力が高いということ」とポテンシャルを高評価した。

 その上で「バネの利いた走りは野球選手として、非常に魅力を感じます。潜在能力で言えば高校生ではもうトップクラスでしょう」と賛辞を口にした。

 今夏の大分大会で平田は全5試合に投打でフル回転。打撃では「2番・DH」で先発出場し、21打数10安打5打点の打率4割7分6厘をマーク。投手としては5試合で計17回2/3を投げ、4安打2失点(自責1)、15奪三振とチームをけん引し、聖地への切符をつかんだ。

 ◆平田 玲翔(ひらた・れいと)2008年7月5日、大分・玖珠町生まれ。18歳。森中央小1年時に森エンゼルスで野球を始め、くす星翔中では玖珠ボーイズでプレー。高校では1年秋からベンチ入りし、3年春から背番号1。好きな言葉は「IF I PLAY I PLAY TO WIN(やるからには勝ちにいく)」。188センチ、80キロ。右投右打。

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