【バレー女子日本代表】天津で始まる10日間 男子より先に動くLA28の枠

2026バレーボール女子アジア選手権が、8月21日から30日まで中国・天津で開催される。
優勝国には2028年ロサンゼルスオリンピック(LA28)の出場権が与えられる。

男子のアジア選手権は9月4日開幕のため、日本にとってはこちらが先に来る。

■ 優勝以外にも意味がある大会

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出場は12チーム。4チームずつ3つのグループに分かれて1回戦総当たりのリーグ戦を行い、予選ラウンドの成績をもとに上位8チームが準々決勝へ進む。以降は準決勝、決勝と進む方式だ。

7月28日に天津で行われた抽選の結果、世界ランキング6位の日本はC組に入り、ベトナム(28位)、韓国(30位)、ホンコンチャイナ(108位)と同組になった。A組には開催国の中国(7位)が入っている。

この大会が持つ意味は優勝の1枠だけではない。上位3チームには、2027年にカナダとアメリカの共同開催で行われるFIVBワールドカップの出場権が与えられる。この大会は2027年から名称が変わったもので、従来の世界選手権にあたる。そしてワールドカップの上位3チームにもLA28の出場権が付与される。

LA28のインドア女子の出場枠は12。大陸選手権で5枠、ワールドカップで3枠、2028年のFIVB世界ランキングで3枠、開催国のアメリカに1枠という配分になっている。
天津で優勝を逃しても、3位以内なら次の入口に立てるという構造は、男子のアジア選手権とまったく同じだ。

■ VNL7位からの再出発

日本代表は、8月に終えたネーションズリーグ(VNL)2026を7位で終えている。決勝ラウンドではブラジル戦でセットを先行しながら逆転を許し、準決勝に進めなかった。優勝はトルコで、決勝でブラジルを下している。

VNLは世界ランキングに直結する大会であり、その順位は2028年に決まるランキング枠の争いにも影響する。今回のアジア選手権で優勝すればその心配はなくなるが、逃した場合は2027年、2028年と長い戦いが続く。天津での10日間は、その分岐点に位置している。

■ 大会後にはアジア競技大会も

女子日本代表の日程は、アジア選手権のあとも続く。9月16日から22日には、32年ぶりに日本で開催される第20回アジア競技大会のバレーボール女子競技が、岡崎中央総合公園総合体育館と小牧市スポーツ公園総合体育館(いずれも愛知)で行われる。2023年の杭州大会で日本は準優勝だった。

アジア競技大会に臨む12人は7月31日に発表され、主将には関菜々巳が選ばれている。監督はA代表と同じフェルハト・アクバシュ氏が務める。

アジア選手権の初戦は8月21日。天津から始まる日程が、日本のLA28への道筋を最初に形づくる。

文:SPORTS BULL(スポーツブル)編集部
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