TBSの新人アナウンサー・山本里菜(23)が注目を集めている。

 山本は局の看板情報バラエティ『サンデー・ジャポン』の新アシスタントに抜擢。

7日放送の回で初登場を果たし、「本当に緊張していますが、元気に頑張りますので、よろしくお願いします」と挨拶した。

 山本の前任は、第1子を妊娠し、昨年末に番組を卒業した吉田明世(29)。そのため、 山本が挨拶を終えると、司会の爆笑問題太田光(52)は「座って」と、妊娠中のため体調を考慮された前任の吉田と山本を間違えるボケで新アシスタントを歓迎する。これに山本は少々戸惑ってしまい、いきなり生放送の洗礼を受けた。

 その後、山本はスタジオの雰囲気にも慣れ、笑顔を振りまきながら番組を進行。『サンジャポ』名物の突撃リポーターにも挑戦し、大みそかに放送された『NHK紅白歌合戦』に臨む安室奈美恵(40)の様子を元気よく踊りながら伝えた。


 放送中からネット上の視聴者からは、「華があるな~」「普通に可愛い」「歯がキレイ」などと洗練されたルックスに対する絶賛コメントが続出。すぐさま画像がアップされ、初めて彼女を知った人からも注目を集めることになった。

 ちなみに、入社1年目で『サンジャポ』のアシスタントに起用されるのは、4代目の青木裕子(35/現在フリー)以来の快挙。青木のほか、この番組の歴代アシスタントには小倉弘子(43)や田中みな実(31/現在フリー)といった人気アナが名を連ねており、山本も一躍エース候補に名乗りを上げたカタチだ。

 山本は田中の後輩にあたる青山学院大学の出身で、学生時代から芸能事務所に所属し、フリーアナとしてテレビ朝日の『グッド!モーニング』などに出演。当時から爽やかな笑顔と明るいキャラで人気を集め、コアな女子アナ好きの間では「将来が楽しみ」と評判を呼んでいた。


 2017年4月入社の彼女は、同10月から『あさチャン!』のお天気コーナーを担当し、徐々に露出を拡大。昨年の連続ドラマ『陸王』では、劇中に登場する埼玉中央銀行のポスターモデルに挑戦し、初めてのドラマ出演を果たした。

 局からの大きな期待を感じさせる山本は、女子アナ界全体にとっても貴重な存在と言えそうだ。というのも、昨年12月発表の「好きな女性アナウンサーランキング2017」(オリコン調べ)で、トップ10全員が30歳以上という衝撃の結果が出ており、手女子アナの台頭が望まれているのだ。

 日本テレビ水卜麻美が5連覇を果たし、殿堂入りを決めたこのランキング。その水卜も30歳だが、彼女に続く2位は有働由美子(48/NHK)で、3位は大下容子(47/テレビ朝日)と共にアラフィフ世代だ。
新たにトップ10入りした井上あさひ(36/NHK)や山崎夕貴(30/フジテレビ)、高橋真麻(36/フリー)も30代で、かつての「女子アナ30歳定年説」など今は昔といった感じだ。

 日曜朝の定番番組『サンデー・ジャポン』の新アシスタントに抜擢された山本には、若手らしいフレッシュな魅力でランキング上位に食い込む活躍を期待したい。