綾瀬はるか主演ドラマ『義母と娘のブルース』(TBS系)の最終回が9月18日に放送され、平均視聴率19.2%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)を記録しました。
ついに最終回を迎えた同ドラマですが、残念ながら20%越えはならず……。
ではでは、今回もあらすじから振り返っていきましょう!
(これまでのレビューはこちらから)■亜希子に引き抜きの話が持ち上がり、みゆきは……
章(佐藤健)の告白に「店長よりも夫のことばかりを思い浮かべてしまう」と振ってしまった亜希子(綾瀬)。一方、みゆき(上白石萌歌)は大学受験シーズンを迎え、勉強に勤しんでいた。
そんな中、亜希子は寝不足から倒れてしまう。第一志望の受験が終わり、急いで病院に駆けつけるみゆきだったが、ふいに亜希子に有名企業から引き抜きの話が来ていること、大阪勤務と聞いて断ろうとしていることを知る。
「お母さんは自分のために断った」と考えたみゆきは、第一志望に合格するも、周囲に「落ちた」と伝えさらに他の受験も放棄する。それを知った亜希子は激怒し、みゆきを問い詰める。
亜希子の引き抜き話とみゆきの大学受験がメインとなった今回。亜希子の有名企業からキャリアウーマン復帰の話が持ち上がるも、大阪勤務ということで「みゆきをひとりにできない」という理由で断ろうとしていると知ったみゆきは、悩んだ末に自立の道を選ぼうとするのですが、そのために大学受験を途中であきらめ、試験を受けるも適当にやり過ごすといった行動に出ます。
お母さんを思っての行動なんでしょうが、これにネットは大激怒。
最終話冒頭で亜希子に振られてしまった章。「あ~、佐藤健の出番もこれで終わりかあ……」なんて残念がっていたところ、なんと! まさかのデコチューという展開が!!
亜希子は大阪行きを決め、退職届を持って章に会いに行ったところ、章は素直に亜希子の意思を受け止め、急に亜希子の腕を掴み、額にチュー! そして、「俺の退職金って感じっすね。宮本さん、お世話しました!」っていうんです……。この突然の胸キュンシーンにネットも大喝采!「ちょっとアレ、ヤバくなかった?」「腕グイからのデコちゅー良かった~~!」「うわああああああ、たけるたまらん!!」と、ものすごい反響が(笑)。
亜希子と章の恋模様は振られて終わりと思っていたら、こんなステキな胸キュン展開だなんて……。本当に最後までワクワクするドラマでした! 今週末にはNHK朝ドラ『半分、青い。』で、鈴愛と律のキスシーンがあるようですが、きっと、こちらの方がいいと思います(笑)!■ハッピーエンドも、微妙すぎる終わり方……
結局、亜希子は大阪へ行き、みゆきは一人暮らしを始め、親子はお互いの進むべき道を選ぶというハッピーエンドだったんですが、このオチに視聴者からは不満の声が殺到。
「ハッピーエンドでよかった!」と言う声があるものの、多くは期待はずれだったようで、「結局、みゆきは大学進学したの?」「みゆきと大樹くんの恋は?」といった声や「みゆきの受験ドタバタ劇が長すぎる」との声が上がり、視聴者の間では不完全燃焼となった模様。原作では、亜希子がおばあちゃんになるところまで描かれているんですが、結局そこまではやらず仕舞い……。
ただ、ネットでは続編を希望する声は多く上がっているため、それを見越してのオチだったのかもしれません!? 来年当たりに続編が!? なんてこともありそう! 映画なのか、それもとスペシャルドラマでやるのか。制作側の考えはわかりませんが、今回の不完全燃焼だった部分を続編で晴らして欲しいですね!
以上、最終話のレビューでした。
来月からは生徒と教師の恋愛を描いた『中学聖日記』の放送がスタート。放送前から「気持ち悪い」「爆死しそう」なんて声が上がり、いろいろ物議を醸しているようですが、1話ぐらいは見て欲しいもの。
(どらまっ子KOROちゃん)