
グループコミュニケーション支援サービス「らくらく連絡網」を運営するイオレと日本幹事能力研究会は11月20日、「幹事と忘年会に関するアンケート調査」の結果を発表した。
幹事を務めたことがある人1238人に「務めることになった経緯」を聞いてみると、1位は「持ち回り制」(34.4%)、2位は「周囲からの推薦」(31.4%)、が続き、自分の意志で幹事になったわけではないケースが多いことが明らかになった。
「幹事を務める際に最も大変なこと」を聞くと、1番多かったのは「日程調整」(30.5%)、2位は1位と僅差で「お店選び」(29.9%)だった。次いで「参加確認の期日日までに回答が集まらない」(16.2%)、「参加・不参加の集計」(12.0%)と、出席人数の確定に苦労している幹事が多いことがわかった。

そんなさまざまな苦労を重ねる中で、「幹事を務める際に怒りを覚えたことはあるか」を聞いてみると、62.3%もの人が「ある」と回答。具体的なエピソードとして「ドタキャン」や「選んだお店の文句」、などが挙げられた。
一方で、「どんなときに喜びを感じるのか」を聞くと、「参加者が楽しんでいると感じたとき」(69.5%)が圧倒的に多く、次に「感謝されたとき」(35.5%)、「お店選びを褒められたとき」(30.5%)が続いた。
最後に「また幹事を務めたいか」については「やりたい」と「やってもいい」を合わせて76.4%もの人が幹事をやることに対して前向きだった。
同調査は全国の「らくらく連絡網」会員1503人を対象に、10月23日~31日にインターネットで実施した。