ニキビ肌のメイクには1本でベースが完成するBBクリームがおすすめ。
しかし数あるBBクリームの中から、自分の肌に合った商品を選ぶのは大変ですよね。肌荒れを悪化させず、欠点をカバーできるBBクリームの選び方から、おすすめ商品をご紹介します!
※本記事での「ニキビ」へのアプローチは全てニキビを防ぐことをいいます。
※「ノンコメド」「ノンコメドジェニック済み」であったとしても全ての方にニキビの元ができないわけではありません。
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1.ニキビ肌用BBクリームのおすすめな選び方

肌の炎症、乾燥、皮脂過剰、毛穴トラブルなど、ニキビ肌には他の肌にはない悩みがあります。
BBクリームを選ぶ際には、負担を軽減しながら、どれだけ悩みをカバーしてくれるかを考えてみましょう。
1-1.目的に合わせたカバー力で選ぶ
手術後の傷跡を隠し、紫外線から肌を守るために開発されたBBクリーム。肌に優しく、カバー力が高いため、肌悩みを抱える人のメイク&ケアに最適なアイテムです。
オールインファンデーションという印象がありますが、配合成分により、カバー力、スキンケア力が異なります。目的や肌状態に合わせて選ぶようにしましょう。
例えば、ニキビ跡や肌の凹凸が気になる人はカラーコントロール機能があるもの、光を分散させ肌をなめらかに見せるものなど、カバー力に特化したものがおすすめ。
逆に、ニキビができやすい敏感な肌には、できるだけ負担をかけないような優しい成分のものを選ぶのが良いでしょう。
「素肌のようなナチュラル肌になりたい」など仕上がりのイメージで選ぶのもありです。
1-2.肌へのやさしさで選ぶ
ニキビ肌は、肌のバリア機能が低下している状態なので、化粧品に含まれる成分が刺激になることも。本来ならメイクをしないのが好ましいのですが、どうしても必要な時は、肌の優しさを第一に考えて下さいね。
まず、防腐剤、パラベン、アルコール、紫外線吸収剤などが配合されていると肌タイプによっては肌に負担をかけてしまうことがあります。また、鉱物油やシリコンは、ニキビを悪化させてしまう可能性があります。
選ぶなら、ノンコメド製品や、紫外線拡散剤が使用されているもの、敏感肌・低刺激などの表示があるものがおすすめ。刺激になる成分が直接肌に触れないようコーティング処方されているものもあります。
1-3.紫外線カット効果で選ぶ
BBクリームは、UV効果を兼ね備えているので、基本は日焼け止めを併用する必要はありません。しかし、商品によってUVカット数値が大幅に異なるため、シチュエーションによって使い分けると良いでしょう。
普段使いであればSPF10〜20、PA+~PA++程度で十分ですが、紫外線の強い季節(4月~9月)やレジャー時は、より高いUV効果のあるBBクリームを選ぶことが大切です。
また高いUV効果があっても汗や皮脂、紫外線などに当たるたびに、防御力はどんどん低下していきます。こまめに塗り直して効果を持続させましょう。
2.ニキビ肌用BBクリームにおすすめの主なケア成分

ニキビ肌や敏感肌は、メイクで肌を荒れさせないことが大切です。スキンケア商品を選ぶ時のようにBBクリームの成分にもこだわってみましょう。
2-1.グリチルリチン酸ジカリウム
抗炎症作用、消炎症が期待できる医薬部外品の成分です。元々は、甘草の根から抽出した自然由来の成分で、口内炎や喉の痛みを抑えるための抗炎症剤として用いられてきた歴史があります。
現在は、ニキビ用の化粧品やヘアケア用品、皮膚炎の治療薬、口腔内のトローチ、風邪薬などに配合されています。
2-2.ニコチン酸アミド
ビタミンB3と呼ばれるビタミンB群の一種です。血行促進や、細胞活性化、バリア機能のサポートなど、皮膚や粘膜が正常に保たれるのをサポートする働きがあります。
そのため、肌荒れ・ニキビ用のスキンケア製品や、サプリメントに多く配合されています。
3.編集部おすすめのニキビ肌用BBクリーム
BBクリームはオールインワンという印象が強いため、これ1本でケアを済ませてしまう人がほとんどですが、UV効果の具体的な数値を確認しておくのはマストです。
また、海外と日本のBBクリームでは、成分、色合い、パッケージタイプが異なるので、自分の肌に合うかどうかも確認しておきましょう。
- 内容量
- 原産国
- SPF
- PA
- パッケージのタイプ
ニキビ肌の場合は、配合成分がごくシンプルで、強い洗浄剤を使用しなくてもオフできるものがおすすめです。
ノンコメド製品、またはノンコメドジェニックテスト済みであることも忘れずチェックしましょう。外部刺激から敏感な肌をしっかりガードしてくれる1本を厳選しました。
UVイデア XL プロテクションBB(ラ ロッシュ ポゼ)

価格(税込) / 容量 | 3,740円 / 30mL |
世界の皮膚科が採用する敏感肌用スキンケアブランドから登場したBBクリームです。
肌の欠点をカバーするだけでなく、紫外線や乾燥、大気汚染、花粉などから肌をしっかりガードしてくれるのが特徴です。
UVカット効果を持ちながら、石鹸だけでするんと洗い流せるという点にも注目しましょう。メイク落としやW洗顔の摩擦など、ニキビ肌の大敵である摩擦が回避できます。
ベースには、肌に有用なミネラルをたっぷり含んだターマルウォーターを配合。肌の状態を整えたり、角質のバリア機能をサポートしてくれる働きがあるそうです。
口コミでは、「しっとりとしてなめらかな使い心地」、「ナチュラルで軽い仕上がり」という使い心地に対する賞賛の声が多くありました。
カラーは、ナチュラルとライトの2種類ですが、どちらも日本人の肌色にスッと馴染みやすく、自然な色ツヤに仕上がります。BBクリームやファンデの圧迫感が苦手……という人にもおすすめです。

◎良い点:うるおいを与えて紫外線をしっかりカットしながら、自然なツヤのあるお肌へと導いてくれます。
△気になる点:敏感肌・乾燥肌由来のニキビ肌さんには好まれそうですが、思春期ニキビや脂性肌由来のニキビ肌さんには使用感が苦手な方も多そうです。

シミが全て隠れるとは思いませんが、自然なカバー力で肌がとても綺麗に見えます。(わたさやさん)
こちらを使用するだけで、コンシーラーなどをせずともナチュラルに肌が整います。(chako.785さん)
【01ライト】
水、酸化チタン、メトキシケイヒ酸エチルヘキシル、グリセリン、ドロメトリゾールトリシロキサン、ジメチコン、変性アルコール、テレフタリリデンジカンフルスルホン酸、PG、ジエチルアミノヒドロキシベンゾイル安息香酸ヘキシル、TEA、ビスエチルヘキシルオキシフェノールメトキシフェニルトリアジン、ステアリン酸、酸化鉄、セチルリン酸K、ペンチレングリコール、水酸化Al、BHT、BG、シアバター油粕エキス、カプリリルグリコール、カルボマー、カルノシン、セタノール、EDTA-2Na、ステアリン酸グリセリル、ミリスチン酸、ミリスチルアルコール、パルミチン酸、ステアリン酸PEG-100、フェノキシエタノール、塩化Na、ココイルサルコシンNa、ステアリルアルコール、トコフェロール、トロメタミン、キサンタンガム
【02ナチュラル】
水、酸化チタン、メトキシケイヒ酸エチルヘキシル、グリセリン、ドロメトリゾールトリシロキサン、ジメチコン、変性アルコール、テレフタリリデンジカンフルスルホン酸、PG、ジエチルアミノヒドロキシベンゾイル安息香酸ヘキシル、TEA、酸化鉄、ビスエチルヘキシルオキシフェノールメトキシフェニルトリアジン、ステアリン酸、セチルリン酸K、ペンチレングリコール、水酸化Al、BHT、BG、シアバター油粕エキス、カプリリルグリコール、カルボマー、カルノシン、セタノール、EDTA-2Na、ステアリン酸グリセリル、ミリスチン酸、ミリスチルアルコール、パルミチン酸、ステアリン酸PEG-100、フェノキシエタノール、塩化Na、ココイルサルコシンNa、ステアリルアルコール、トコフェロール、トロメタミン、キサンタンガム
4.【厳選】ニキビ肌用BBクリームおすすめ2選
低刺激・無添加であっても、ニキビやニキビ跡をある程度隠してくれるカバー力があることが大事。これから紹介するのは、カバー力がありながら、毎日使えるような肌に優しい処方のBBクリームです。
各メーカーごとに、クリーム、リキッド、バータイプなど形状とテクスチャーが異なる点にも注目しながら見ていきましょう。
ザ モイスチャー BBクリーム(セパルフェ)

価格(税込) / 容量 | 2,970円 / 20g |
肌刺激となるケミカルな成分を一切配合していない自然派由来のBBクリームです。保水力の高い3種類のヒアルロン酸や、肌の潤いをサポートする和漢植物エキスを豊富に配合しているのがポイント。
水分と油分のバランスが崩れがちなインナードライやニキビ肌にとって、高いUV効果を持ちながら、長時間付けていても乾燥しにくい点はとても重要ですね。
ノンケミコスメというと、カバー力や持ちが劣るというイメージはありませんか?セパルフェのBBクリームは、美容成分を贅沢に配合し、成分を微粒子化することで、「きちんとしたキメ肌」に仕上がるように設計されています。
口コミでは、「カバー力がある」、「ヨレにくいし乾燥しない」という声が多数ありました。とにかくファンデによる肌疲れがないので、付けていることを忘れそうです!
植物オイルが配合されているので、するするっとなめらかに伸び、肌に負担をかけません。たるみや乾燥の気になる大人の肌にもおすすめですね。

◎良い点:粒子の細かい処方で、毛穴やニキビを密封せずに崩れにくい肌へと導いてくれます。5つのフリー処方もポイント。
△気になる点:ノンケミカルで保湿成分は配合されていますが、炎症が起きているニキビ肌さんにはケア効果を感じるのが難しそうです。

乾燥も気になりませんし、肌に負担がないのが好きです。重めのテクスチャーが肌に密着してくれてキレイな状態が長く続くので使用感もいいです。(m73itさん)
使用感や品質の高さは気に入っているので、色のバリエーションがもっとあればなあと感じます。(natumoriさん)
水、シクロペンタシロキサン、酸化チタン、トリエチルヘキサノイン、BG、グリセリン、PEG-9ジメチコン、ジメチコン、(HDI/トリメチロールヘキシルラクトン)クロスポリマー、水酸化Al、アセチルヒアルロン酸Na、加水分解ヒアルロン酸、ヒアルロン酸Na、ザクロ果実エキス、アロエベラ葉エキス、ダイズ種子エキス、セイヨウオオバコ種子エキス、オウゴン根エキス、マカデミア種子油、オクチルドデカノール、ステアリン酸、イソステアリン酸、クエン酸Na、トリイソステアリン酸ポリグリセリル-2、トリメチルシロキシケイ酸、ジステアルジモニウムヘクトライト、マイカ、エチルヘキシルグリセリン、フェノキシエタノール、(ジメチコン/ビニルジメチコン)クロスポリマー、アルミナ、トコフェロール、シリカ、酸化スズ、タルク、酸化鉄
BBリキッドバー(マナラ)

価格(税込) / 容量 | 3,740円 / 7g |
ささっと手軽にメイクができるバータイプのBBクリームです。固形タイプは、テクスチャーが硬めのものが多いため、ニキビ肌には敬遠されがちなのですが、こちらはなめらかで肌に負担をかけません!
とろけるような柔らかさで肌の凹凸や毛穴にもピタッと密着。ニキビ跡や顔全体のくすみを飛ばしてくれるような高いカバー力を持っています。そのため、ニキビ肌は勿論、40代以上の女性にも支持されています。
肌の自然な血色を再現したブライトピーチパウダーが、肌を健康的に見せてくれると同時に、余分な皮脂を吸収し化粧崩れを防いでくれる点も高ポイント。
「厚塗り感がないのにカバー力がある」と評価されるのは、高い密着度と、肌の上で光を拡散させるパウダーのおかげと言えますね。顔にサッと塗布し、手で軽く伸ばすだけという手軽さを知ったら他に浮気ができなくなりそうです。
パラベン、タール色素、鉱物油、紫外線吸収剤、石油系界面活性剤、香料は不使用の低刺激処方で、美容成分が94%を占めているとこもマラナが「感動化粧品」と称される理由でしょう。

◎良い点:紫外線吸収剤をはじめとした7つのフリー処方で、紫外線防御指数も高すぎず、肌荒れしている人も毎日使いやすいアイテムです。
△気になる点:スティックタイプを直塗りするとどうしても擦れてしまったり、ニキビを密封させてしまう恐れがあります。メイクや肌ケアに詳しくない方には不向きです。

見た目ほど固くはなく、なめらかな感じがしました。バーで頬につけてスポンジで伸ばしていくのですが、伸びが良いので塗りやすいです。(大和4さん)
一見硬そうでなかなか肌に馴染まないのではないかなと思っていましたが、なめらかなつけ心地で肌に馴染んでいったので驚きました。(kurage0143さん)
イソノナン酸イソトリデシル、酸化チタン、ジメチコン、ジフェニルシロキシフェニルトリメチコン、酸化亜鉛、ラウロイルリシン、ポリエチレン、セスキイソステアリン酸ソルビタン、トリエチルヘキサノイン、合成ワックス、(ジメチコン/ビニルジメチコン)クロスポリマー、ポリメチルシルセスキオキサン、シリカ、ヒアルロン酸Na、加水分解ヒアルロン酸、アセチルヒアルロン酸Na、セラミドNP、セラミドAP、セラミドNG、加水分解コラーゲン、プエラリアミリフィカ根エキス、ダイズ種子エキス、メマツヨイグサ種子エキス、セイヨウトチノキ種子エキス、ザクロ果実エキス、3-0-エチルアスコルビン酸、α-アルブチン、アルブチン、ジパルミチン酸アスコルビル、テトラヘキシルデカン酸アスコルビル、パルミチン酸アスコルビルリン酸3Na、アーチチョーク葉エキス、グリセリン、ベヘニルアルコール、水、BG、シア脂、マイカ、グリチルレチン酸ステアリル、トコフェロール、含水シリカ、キャンデリラロウ、ペンチレングリコール、トリ酢酸テトラステアリン酸スクロース、ハイドロゲンジメチコン、ペンタステアリン酸ポリグリセリル-10、ステアロイル乳酸Na、イソステアリン酸フィトステリル、酸化鉄、水酸化AI
5.【敏感肌向け】おすすめのニキビ肌用BBクリーム3選
通常のBBクリームやファンデーションは、色ムラや欠点をカバーすることに重きが置かれていますね。
しかし敏感肌やニキビ肌に特化したものは、肌を外的刺激からガードしながら、炎症や肌荒れを軽減する成分が配合されています。ニキビを悪化させないために、ケア力の高いアイテムを選んでみましょう。
アヤナス リンクルO/L BBエッセンス(ディセンシア)

価格(税込) / 容量 | 4,950円 / 25g |
ニキビ肌や敏感肌はバリア機能低下している状態なので、肌ケアしながら炎症を抑制するということが大切になってきます。こちらのBBクリームはまさに「揺らぐ肌の立て直し」に力を発揮する1本。
抗炎症成分やコラーゲン産生サポート成分など、通常のメイクアイテムには配合されていないような有用成分が豊富に使われています。トラブル補正力がとても高く、鏡面効果で肌をなめらかに魅せてくれる点にも注目しましょう。
実は、アナヤスのBBクリームは色が1種類しかありません!「自分の肌色に合うの?」と心配になってしまいますが、どんな肌色にも馴染みやすい「オールフィットカラー」という処方を採用しているのだそうです。
20種類以上の絶妙なカラーが混じり合っているので、とても自然で透明感のある仕上がりに。口コミでは、「薄付きなのにカバー力がある」という声がありました。低刺激なのでニキビのできてしまった肌にも使えます。

◎良い点:肌荒れケアの味方でもある「ナイアシンアミド」が配合されており、殺菌成分のような強めの成分が配合されているわけではないので、あらゆるニキビタイプにおすすめできます。
△気になる点:安い価格ではないので初めて使ってみるには、敷居が高く感じてしまうかも。

極度の乾燥肌なので粉吹きや皮膚の薄いところがパキパキしてしまうのですが、こちらの商品だと薄く塗る程度ならずっときれいなままの状態が続きます。(yukapunさん)
BBエッセンスを塗った後に、乾燥する季節に使用してもしっとりしていて乾燥の粉ふきや目元のヒビ割れがおきません。(BENiHAさん)
【有効成分】ナイアシンアミド
【その他の成分】水、シクロペンタシロキサン、BG、グリセリン、酸化チタン、トリ(カプリル・カプリン酸)グリセリル、微粒子酸化チタン、ジメチコン、セタノール、ベヘニルアルコール、ガラス末、ラウロイルグルタミン酸ジ(フィトステリル・オクチルドデシル)、アクリル酸ナトリウム・アクリロイルジメチルタウリン酸ナトリウム共重合体/イソヘキサデカン/ポリソルベート80、タイムエキス-1、オレイン酸ソルビタン、無水ケイ酸、タルク、メドウフォーム油、コウキエキス-2、オウゴンエキス、人参エキス、ビルベリー葉エキス、ローズ水、ローズマリーエキス、グリセリンエチルヘキシルエーテル、ジグリセリン、トリステアリン酸デカグリセリル、ステアロイル乳酸Na、ペンタステアリン酸デカグリセリル、硬化ヤシ油脂肪酸グリセリル硫酸Na、トリメチルシロキシケイ酸、含水ケイ酸、キサンタンガム、メチルハイドロジェンポリシロキサン、
アクリル酸アルキル共重合体メチルポリシロキサンエステル、ポリアクリル酸塩、クエン酸Na、クエン酸、セスキイソステアリン酸ソルビタン、水酸化Al、酸化Al、ビタミンE、フェノキシエタノール、黄酸化鉄、黒酸化鉄、ベンガラ
HINアクネスラボ 薬用BBクリーム(ベージュ)【医薬部外品】(アクネスラボ)

価格(税込) / 容量 | 1,320円 / 35g |
BBクリームならではのカバー力に、ニキビを防ぐという機能をプラスした新感覚の多機能クリームです。グリチルリチン酸とニコチン酸アミドがWで配合されていて、繰り返す大人のニキビ肌を優しくケアします。
紫外線を分散させる酸化チタンと超微粒化酸化チタンがW配合されている点にも注目しましょう。
SPFは15と低めですが、酸化チタン1種類のみよりも光遮断効果が高い上、毛穴をより均一にツルンと見せてくれるというメリットがあります。
口コミでは「ニキビの上に付けても平気だった」、「肌荒れしにくい」という声が多くありました。メイクを落とさず寝てしまったが、肌が荒れなかったという人もいるように、肌負担の少ない成分が使われていることが分かります。
美肌成分は、アロエエキスと加水分解シルクのみ。余計なものを入れ過ぎないシンプル処方なのにも好感が持てますね。

◎良い点:抗炎症作用のある成分をはじめ、ニキビケアに特化して作られているBBクリームなので、ケア目的で取り入れる方にもぴったり。
△気になる点:全成分の表示順位がバラバラなので、有効成分以外の詳しい解析が難しいです。

しっかりとしたカバー力がありニキビの赤みも隠してくれますし綺麗な仕上がりになりとても嬉しかったです。(sorano76さん)
色味も肌なじみがよくニキビ跡や赤いニキビでもカバーしてくれて目立たなくなるので、メイクの下地に欠かせなくなっています!(ayaka2000さん)
水、グリセリン、ジグリセリン、テトラエチルヘキサン酸ペンタエリスリチル、水添ポリオレフィン(C6-12)、プロパンジオール、BG、水添ナタネ種子油、水添レシチン、PEG-150、ダイマージリノール酸ダイマージリノレイル、セラミド2、コウキエキス、オタネニンジンエキス、紅藻エキス、ビルベリー葉エキス、セイヨウナツユキソウ花エキス、アルギン酸硫酸Na、ローズマリーエキス、ニオイテンジクアオイ水、ラベンダー花水、フィトステロールズ、ジラウロイルグルタミン酸リシンNa、ステアリン酸、ベヘニルアルコール、カルボマー、エチルヘキシルグリセリン、水酸化K、トコフェロール、オレイン酸ポリグリセリル-2、セタノール、クエン酸Na、クエン酸、ペンテト酸5Na、フェノキシエタノール
ナチュラルBBクリーム<ピンク>(桜花媛)

価格(税込) / 容量 | 3,900円 / 33g |
BBクリームはカラーバリエーションが少ないと嘆く人におすすめなのが桜花媛です。日本人の肌色に合わせた4種類のカラー展開なので、自分にぴったりの色がきっと見つかります。
敏感肌やニキビ肌のことを考え、植物由来の保湿成分(サクラ・ユリ・ボタン)とヒアルロン酸を配合。肌荒れをケアするグリチルリチン酸もしっかり含まれて、メイク中もケアされている感じがあるでしょう。
パラベン、鉱物油、合成界面活性剤、紫外線吸収剤は全てフリー。酸化チタンや酸化亜鉛などの紫外線防止剤は、直接肌に触れないようにコーティングが施されているそうですよ。
「べたつかず厚塗り感がない」、「ナチュラルな仕上がり」という声があるように、素肌っぽさや透明感を残した自然な仕上がりになるところがポイント。
緩すぎないテクスチャーが肌にピタッとフィットし、塗布した後はパウダーのようにサラサラに変化。余分なべたつきがないので、ニキビ肌、脂性肌でも気持ちよく使えます。

◎良い点:紫外線吸収剤やパラベンなどは使用されていないので、敏感肌さんもお使いいただけます。4色展開なので、赤みが出やすい方にはオークルやライトオークルがおすすめです。
△気になる点:植物エキス系の保湿成分も配合されていますが、スキンケア効果が高いと言えるほどではありません。

塗っているという感じがしないくらい自然な仕上がりで満足しています。朝などの忙しい時間の時にあっという間にメイクが出来るのがとても魅力的で愛用しています。(rie6176さん)
保湿力があり、塗った時のしっとり感を感じることができました。つやっぽさよりもマットでしっかりと塗られているテクスチャーも良かったです。(yu111130さん)
水、シクロペンタシロキサン、BG、酸化亜鉛、酸化チタン、エチルヘキサン酸セチル、オクチルドデカノール、グリセリン、PEG-10ジメチコン、タルク、シリカ、ホホバ種子油、ジステアルジモニウムヘクトライト、酸化鉄、フェノキシエタノール、エタノール、ジメチコン、トコフェロール、ペタイン、クエン酸Na、グリチルリチン酸2K、テトラヘキシルデカン酸アスコルビル、オレンジ果皮油、カシア葉油、ニガヨモギ油、ローズマリー葉油、ヒアルロン酸Na、ジステアリン酸Al、ソメイヨシノ葉エキス、ボタンエキス、マドンナリリー根エキス、アルミナ、水酸化Al、セタノール、クエン酸Na、クエン酸、ペンテト酸5Na、フェノキシエタノール
6.【プチプラ編】ニキビ肌用BBクリームおすすめ
ドラッグストアなどで販売されているプチプラアイテムの中にも成分が厳選された「いいもの」がたくさんあります。
包装の簡素化や広告にお金をかけないなど、メーカーならではのこだわりが、「プチプラながら高品質」を生み出しています。
BB クリーム(ちふれ)

価格(税込) / 容量 | 880円 / 50g |
「良いものを誰もが手に入れやすい価格で」というコンセプトのちふれは、リーズナブルながら、優秀なアイテムがたくさんあります。
ちふれBBクリームは、香料・着色料・紫外線吸収剤不使用。全成分表を見ても、基本成分は高いブランドのコスメとそれほど大きく変わりません。むしろ美容成分などの余計なものが多すぎず、肌疲れしにくいと言えるかもしれませんね。
ヒアルロン酸、オウゴンエキス、グリチルリチン酸2Kの3つが配合され、肌荒れ軽減と保湿サポートをしっかりしてくれることも分かります。
特筆すべきはちふれBBクリームの仕上がりの良さです。適度なカバー力があり、とてもナチュラルに仕上がるので、まるで肌が元々きれいな人のように見えるそうですよ。口コミでは「潤いがある」、「薄化粧で自然」という声が。
色見本は3種類で、幅広い肌色に対応している点も好感が持てます。1年中を通して使える適度なUVカット効果があり、普段使いの1本として最適。カバー力が欲しいという人は、こちらをベースメイクにするといいかもしれません。

◎良い点:肌荒れケアに適した整肌成分も配合されているので、コスパ良くベースメイクしたいニキビ肌さんにもおすすめ。3色展開も嬉しいポイント。
△気になる点:刺激が強いということはありませんが、配合成分や濃度面でケアに特化しているとは言い難いです。

値段の割にはしっかりした商品だと思います。滑らかなテクスチャーで顔に伸ばしやすく、柔らかすぎず途中で液だれもしません。ひと塗りでシミもニキビ跡もカバーしてくれるので重宝しています。(citron oranさん)
肌に優しく、程よいカバー力で、ナチュラルな仕上がりになるので毎日使い続けやすいです。(himawari252525さん)
酸化チタン、酸化鉄、シクロペンタシロキサン、トリエチルヘキサノイン、ジメチコン、ジカプリン酸ネオペンチルグリコール、(ジメチコン/ビニルジメチコン)クロスポリマー、BG、グリチルリチン酸2K、トレハロース、DPG、ヒアルロン酸Na、アセチルヒアルロン酸Na、オウゴン根エキス、酸化亜鉛、ナイロン-12、(アクリレーツ/ジメチコン)コポリマー、PEG-9ジメチコン、PEG-9ポリジメチルシロキシエチルジメチコン、(ジメチコン/(PEG-10/15))クロスポリマー、ポリグリセリル-3ポリジメチルシロキシエチルジメチコン、PEG-10ジメチコン、水酸化Al、ハイドロゲンジメチコン、シリカ、(ハイドロゲンジメチコン/オクチルシルセスキオキサン)コポリマー、ステアロイルグルタミン酸2Na、トリエトキシカプリリルシラン、ジステアルジモニウムヘクトライト、メチルパラベン、プロピルパラベン、クエン酸Na、トコフェロール、水
7.ニキビ肌用BBクリームの正しい使い方と注意点

普通肌に比べ、ニキビ肌は刺激や摩擦に弱いです。そのため、ちょっとした力加減や使い方が仕上がりと肌コンディションを大きく左右します。また、メイク道具の洗浄を怠ると、思わぬトラブルも!
きれいな肌が演出できるポイントとニキビ肌ならではの注意点をお伝えします。
7-1.キレイな肌にしたいなら自身の適量を見つける
化粧崩れなく、きれいな肌をキープするポイントは、BBクリームを使う量に気を付けることです。使用量の目安はメーカーごとに記載がありますが、一般的な適量は、パール1個分です。
量が極端に少なかったり、多かったりすると、べたつきやヨレ、乾燥、化粧崩れの原因になります。特にニキビ肌の場合は、クリーム中に含まれる油分が皮脂と混じり合い、肌環境を悪化させる可能性があります。
7-2.化粧水で肌を整えた後にBBクリームを使うのがおすすめ
乾燥してカサついたお肌や、皮脂過剰でべたついている肌にBBクリームを塗っても、きれいになじまず、化粧崩れをしてしまいます。塗布前は、必ず化粧水で肌のコンディションを整えるようにして下さい。
ほとんどのBBクリームは、美容液、乳液、日焼け止めの役割を兼ねているので、化粧水後は、肌に直接使用できるというメリットがあります。
7-3.使用するスポンジやパフは清潔なものを使う
使用するスポンジやパフには雑菌が非常に多いのを知っていますか?肌の皮脂やメイクの油分を餌に、菌が大量に発生し、顔に使用することで肌トラブルを引き起こします。
皮膚には多くの常在菌が存在しますが、ニキビ肌に多いのが黄色ブドウ球菌という化膿や炎症を起こす起因菌です。どんなにケアしても肌荒れが治らないという人は、スポンジについた黄色ブドウ球菌が原因かもしれません。
ニキビ肌の人は、特にスポンジの連続使用は避けるようにして下さい。1回の使用するごとに専用クリーナーで洗浄するのが理想ですが、それが難しい場合は、使い捨てのスポンジを使いましょう。
7-4.出来てしまったニキビはつぶさないよう慎重にBBクリームを乗せる
炎症を起こしていなければ、ニキビがある肌でもBBクリームを使うことができます。手やスポンジは常に清潔にし、ニキビを潰さないように優しく塗布していきましょう。
ブラシを使用する際、肌に垂直に当てると、毛の先端のチクチクがニキビを刺激することがあります。先端が直接当たらないように、斜めに寝かせて使うか、柔軟性のあるファンデーションブラシを使うことをおすすめします。
8.ニキビ肌用BBクリームを購入時の気になる疑問・質問

ニキビ肌の場合は、購入前にどんなことに気を付けるべきでしょうか。より肌に合ったアイテムを選ぶため、疑問点を一歩踏み込んで見てみましょう。
Q.BBクリームって使うとニキビができるの?
BBクリームには、合成界面活性剤、パラベン、紫外線吸収剤など、ニキビや肌トラブルを引き起こす成分が含まれていることがあります。
クリームタイプは、パウダーより油分が多く、肌に密着するため、毛穴を詰まらせニキビ増加に繋がる可能性も。
無添加、鉱物油フリーの肌に優しい処方を選び、肌荒れのリスクを回避しましょう。最近は敏感肌用に特化したアイテムも登場しています。
Q.成分紹介にあるノンコメドとは?
ニキビ肌には、ノンコメド処方(ノンコメドジェニック)の製品がおすすめ、という話をよく耳にしますね。コメドとは、簡単に言えば、毛穴に溜まった皮脂や角質、角栓など、ニキビの原因となるものを指しています。
つまりノンコメドは、コメド形成を抑制する作用がある、ということです。ニキビ肌が商品を選ぶ際の1つの指標にして下さい。ノンコメドの表示があっても、ニキビが治るわけではないことに注意しましょう。
Q.リキッドファンデーションとの違い
BBクリームは美容成分が多く含まれ、化粧水後の肌に直接塗布できる点がリキッドファンデーションとの違いです。皮膚科で術後の肌をカバーするために開発されたので、肌への優しさはファンデーションよりも上です。
また、BBクリームは、美容液、乳液、コンシーラー、下地、日焼け止め……と1本で何役もこなしてくれます。肌への摩擦や負担が減ることに繋がるので、トラブル肌におすすめできると言えるでしょう。

Q.BBクリームとCCクリームの違い
BBクリームは、肌の欠点全般を隠すカバー力があり、CCクリームは、カラーコントロールや肌色補正作用に優れています。
両者を手に出して比較すると分かりますが、CCクリームは、ピンク、ベージュなど淡い色のものが多く、上にファンデーションを重ねる必要があります。つまり下地的な役割が大きいと言えますね。
しっかりとカバーしたい時はBBクリームを使い、素肌感を演出したい時や外出しない日はCCクリームを使うなど、シチュエーションに合わせて使い分けましょう。
9.まとめ
ニキビがひどい時は、メイクをせずに肌を休めるのが正解。しかし、紫外線や大気汚染など、肌は常に過酷な環境にあるため、全くのスッピン状態で日々過ごすことは危険と言わざるを得ません!
無添加・低刺激商品は、通常よりもカバー力や持ちの良さが劣るという考えもありますが、近年はスキンケアとメイク機能をしっかりと持ち合わせた優秀アイテムが続々と登場。ニキビ肌や敏感肌にはありがたいですね。