繰り返してしまう白ニキビ。ニキビには種類があり、症状によっても適した治療が異なります。
間違ったお手入れを続けていては、ニキビを悪化させてしまうので注意が必要。悪化したニキビは跡に残りやすいため、肌悩みをさらに増やしてしまうのです。
この記事では、正しくニキビのお手入れができるように、以下のポイントについて解説していきます。
- 白ニキビができる原因
- 白ニキビと他のニキビの種類
- 白ニキビを予防するメイク・ケア方法
白ニキビができる原因や予防方法を知って、正しくニキビケアを始めていきましょう。まずは「白ニキビ」とは何なのか、ニキビの基本情報から解説していきます。
※ノンコメドジェニックテスト済みでも全ての方にニキビの元ができないわけではありません。
1.白ニキビとは
「白ニキビ」とは、まだ炎症が起こっていない状態のニキビを指します。ニキビは成長過程によっても種類があり、白ニキビはその始めの「初期段階のニキビ」という訳です。
専門用語だと、「白色面皰(はくしょくめんぽう)」や「閉鎖面皰(へいさめんぽう)」と呼ばれることがあります。
白ニキビができやすい場所は、小鼻・鼻の下・あご周り。皮脂腺が多く、皮脂の分泌が盛んな部分にできやすいとされています。
白ニキビの見分け方

白ニキビは、毛穴が閉じていて白いふくらみが見えるのが特徴。白色でプツッとしている、肌の盛り上がりが白ニキビです。
まだ本格的な炎症が始まっていないため、赤み・痛み・痒みなどはありません。小さくて症状もないため、ニキビができたことに気が付かずに肌を触ったり引っ掻いたりして刺激してしまうことも多いです。刺激や摩擦を受けてしまうと、白ニキビの症状が悪化しやすくなります。
白ニキビは、優しくお手入れをすることが鉄則。正しいお手入れをすることで、比較的早く治すことができます。次は、白ニキビができる原因について詳しく知っていきましょう。

白ニキビは、触るとざらっとしています。進行すれば赤ニキビや黄ニキビとなって跡が残りやすくなるため、原因や対処法を知って早めに治すことが大事です。
2.白ニキビができる原因
白ニキビができる原因は、大きく分けて4つあります。
- 皮脂の過剰分泌
- 肌の乾燥
- ターンオーバーの乱れ
- 紫外線などの外的ストレス
白ニキビができる大きな原因は「皮脂の過剰分泌」によるもの。乾燥やターンオーバーの乱れ、紫外線などの外的ストレスも、皮脂の過剰分泌を引き起こす原因になるのです。白ニキビができる4つの原因を、ひとつひとつ解説していきます。
2-1.皮脂の過剰分泌
白ニキビができる原因は、皮脂の過剰分泌です。皮脂が過剰に分泌されてしまうと、排出しきれなかった皮脂が毛穴に詰まり白ニキビができてしまいます。
私たちの皮膚には、毛穴や皮脂腺が存在しています。肌表面の水分と油分のバランスをとるために、毛穴から皮脂が分泌されているのです。分泌された皮脂は皮膚表面で皮脂膜となり、肌の潤いを守ったり異物が侵入するのを防いだりします。
皮脂の分泌が過剰になってしまった場合、皮脂が毛穴の外に排出されにくくなります。そうなると、毛穴に皮脂が溜まり、毛穴が詰まってしまうのです。毛穴が詰まると、内部でニキビの原因になる菌が繁殖。白ニキビが形成されていきます。
2-2.肌の乾燥

白ニキビができる原因に、肌の乾燥があります。特に、成人してからできてしまう「大人ニキビ」は、乾燥が原因で引き起こることが多いです。
私たちの肌には、もともと潤いを保ったり外部からの異物の侵入を防いだりする「バリア機能」が備わっています。バリア機能が乱れると、肌の潤いが維持できなくなり乾燥状態になります。
乾燥して肌の水分量が低下した場合、潤いを補うために毛穴で皮脂が大量に生産されてしまうのです。皮脂の分泌量が増えることで毛穴詰まりを引き起こし、白ニキビができてしまいます。
2-3.ターンオーバーの乱れ
ターンオーバーの乱れも、白ニキビができる原因になります。ターンオーバーとは、肌の古い角質が剥がれて新しい角質へ生まれ変わる働きのこと。健康な肌では、ターンオーバーの周期は「約28日間で行われる」と言われています。このように、私たちの皮膚は定期的に肌の細胞が生まれ変わっているのです。
このターンオーバーの周期が乱れると、古い角質がそのまま肌に停滞します。本来剥がれるべき角質が残っていると皮膚が厚くなるので、毛穴を塞ぐ原因になってしまうのです。毛穴が塞がれたままだと、皮脂が排出されず毛穴詰まりを引き起こします。
最終的に、ニキビの原因となるアクネ菌を繁殖させてしまい、白ニキビができてしまうのです。
ターンオーバーが乱れる原因
ターンオーバーが乱れる原因の多くは、不規則な生活習慣。栄養バランスの乱れ・睡眠不足・運動不足といった理由から引き起こります。また、心理的なストレスが原因となって、ターンオーバーが乱れてしまうこともあります。
2-4.紫外線などの外的ストレス

紫外線などの外的ストレスも、白ニキビができる原因になります。紫外線には、皮脂を酸化させる働きがあるのが特徴。皮脂が酸化すると、毛穴では皮脂が詰まりやすくなります。毛穴詰まりが起きることでニキビの原因菌を繁殖させ、白ニキビができてしまうのです。
紫外線ダメージによる「肌の乾燥」にも注意
紫外線によるダメージで、肌が乾燥してしまうことがあります。強い紫外線を浴びた場合、肌はダメージを受けます。紫外線のダメージが原因で肌のバリア機能が低下すると、皮膚が乾燥してしまいます。
乾燥して肌の水分量が低下した場合、潤いを補うために皮脂の分泌が盛んになり、毛穴を詰まらせて白ニキビができてしまうのです。

角質の代謝の乱れ、過剰な皮脂分泌が白ニキビの原因となります。擦の予防、保湿強化など皮膚にダメージを与えないようなスキンケアをして、肌にストレスを溜めないことが大切です。
白ニキビができる原因は、ひとつではないことがわかりましたね。次の章では、白ニキビと他のニキビの種類や見分け方について解説していきます。
3.白ニキビと他のニキビの種類
ニキビの種類について説明します。白ニキビはニキビの成長段階にある症状。ニキビは成長するまでに「4つの段階」に分かれていて、名前が異なります。
- でき始めの白ニキビ
- 酸化した黒ニキビ
- 炎症が起きる赤ニキビ
- 膿んだ状態の黄ニキビ
ニキビは、肌に炎症が起きている状態。白ニキビから始まり、黄ニキビへと症状が進行していきます。ニキビの症状が進行する過程で、白ニキビ→黒ニキビ→赤ニキビ→黄ニキビと呼び方が変わるのです。
呼び方だけではなく、ニキビの症状や治療方法も異なります。見分け方なども詳しくご紹介していきますね。

3-1.白ニキビ
白ニキビは、ニキビのでき始めです。毛穴に皮脂が溜まっているので、表面に小さな盛り上がりができます。まだ初期段階で炎症が起きていないため、表面の色は白っぽいのが特徴です。プクッとした小さなな膨らみだけなので、ニキビができていることに気が付かない人もいます。
白ニキビは、摩擦や刺激が加わってしまうと炎症が進むため注意が必要です。スキンケアをするときは、優しいタッチで行うようにしてください。
また、白ニキビを見つけてしまうと、つい触ったり潰したりしたくなるもの。しかし、正しい知識がないまま処理をするのは大変危険です。白ニキビを悪化させて、ニキビ跡を作ることになってしまいます。白ニキビを見つけたら、必要以上に刺激を与えないようにしましょう。
白ニキビのお手入れ

すぐにできる白ニキビのお手入れ方法は、「洗顔・保湿」といった基本的なスキンケアになります。正しく洗顔をすることで、過剰な皮脂や汚れを取り除けます。お肌を清潔に保ち保湿をして、毛穴が詰まる原因を除去することが大切です。
洗顔をするときは、爪を立てないように気をつけましょう。なるべく摩擦を起こさないように泡を使って優しく洗うことをおすすめします。化粧水は、コットンよりも手を使ってつけるようにしてみてください。コットンによる肌への摩擦を防げます。
3-2.黒ニキビ
白ニキビができたあとは、黒ニキビへと進行していきます。色が黒くなるのは、白ニキビに溜まった皮脂が「酸化」することが原因。黒くなるため、肌表面でニキビが目立ちやすくなります。見た目は進行していますが、黒ニキビの段階でも強い炎症はまだ起きていません。
黒ニキビのお手入れ

黒ニキビになってしまったら、皮脂の汚れや角栓を取り除く必要があります。しかし、使用するスキンケア製品は気をつけなければいけません。スクラブや角栓パックなどの強い刺激があるものは、使用を避けるようにしましょう。黒ニキビができている部分に刺激を与えてしまうと、炎症を悪化させる場合があります。
優しくケアするには泡洗顔がおすすめ。また、化粧水で肌に潤いを与えておくことも重要です。乾燥対策をしたりターンオーバーを正常に整えたりすることが、黒ニキビの悪化を防ぐことに繋がります。
3-3.赤ニキビ
白ニキビが悪化すると、炎症が起きる「赤ニキビ」に進行していきます。赤ニキビは、黒ニキビの内部で細菌が繁殖することで引き起こります。白ニキビや黒ニキビでは感じなかった、痛みや痒みが出てくるのが特徴です。見た目も赤くなり、患部には強い炎症が起きます。
炎症の原因は、アクネ菌の増殖。アクネ菌は皮脂を栄養源として繁殖します。毛穴に詰まった皮脂で菌が繁殖し、肌が菌に抵抗しようとしてさらに炎症が進んでいくのです。
赤ニキビのお手入れ

赤ニキビは、できるだけ触らないようにするのが大切。まずは患部の炎症を落ち着かせることが一番です。専門クリニックで治療してもらったり、炎症を抑える薬をもらったりするのが良いでしょう。
炎症が起きているため、痒みや痛みが出てきます。気になるからといって、触ったり潰したりしてはいけません。刺激を与えてしまうと、ニキビ跡として残ることがあります。炎症が続いている間にメイクをする場合は、低刺激のものやニキビ専用のコスメを使うようにしてください。
3-4.黄ニキビ
白ニキビは、最終的に「黄ニキビ」になります。これは、赤ニキビがさらに進行して化膿した膿が溜まった状態。膿は黄色っぽい色をしているので、「黄色いニキビ」に見えるのです。黄ニキビは、ニキビの症状が悪化した最終段階。注意してお手入れをしないと、ニキビ跡になる可能性が高まります。
黄ニキビのお手入れ

黄ニキビは、膿んでいるニキビが目に見える状態。多くの人は、指でつまんで膿を出したくなるものです。しかし、黄ニキビは表面だけではなく、肌の深部まで膿んでいます。初心者が潰してしまうと、細菌感染のリスクが高まってしまいます。肌にダメージを与えてしまうため、余計にニキビ跡ができやすくなってしまうのです。
黄ニキビまで進行したら、炎症・膿を鎮めることが重要。内服薬などを取り入れて治療をするのがおすすめです。黄ニキビは容易に潰さず、専門クリニックで治療をしてもらうようにしましょう。
次は、白ニキビを予防するメイク・ケア方法をご紹介します。

黄ニキビが潰れてしまった場合は、すぐに優しく拭き取って他の場所に雑菌を広げないことが大切です。次に、流水で洗い流し、保湿しましょう。あくまで応急処置なので、早めに専門クリニックを受診しましょう。
4.白ニキビを予防するメイク・ケア方法
白ニキビを予防するためのメイク・ケア方法をご紹介します。予防するためのポイントは、「毛穴を塞がないように気をつける」ということ。常に肌は清潔な状態をキープしておくことが重要です。また、乾燥すると大人ニキビができてしまうので、保湿ケアも取り入れるのがポイントになります。
白ニキビを予防できる「今日からすぐにできる5つの方法」をご紹介するので参考にしてみてくださいね。
4-1.ファンデーションの厚塗りはNG

白ニキビを予防するなら、ファンデーションの厚塗りはNGです。ファンデーションは、必要以上に塗りすぎると毛穴詰まりの原因になってしまいます。
ファンデーションが毛穴に入り込んでしまうと、毛穴が詰まる原因になります。また、厚塗りのファンデーションを落とそうと、クレンジングにも必要以上に時間がかかります。ゴシゴシ擦ったり、洗浄力が強いクレンジングを使ったりしなければいけません。
肌に強い刺激を与えてしまうと、白ニキビが進行してしまいます。ニキビのでき始めは、できるだけメイクを薄めに仕上げるようにしてみてください。また、使うファンデーションはオイルフリーのものがおすすめ。専用クレンジグが不要のメイク製品や、力を入れずにメイクが落とせるベースメイクを使うようにしましょう。
4-2.紫外線対策はしっかりと
白ニキビを予防するなら、紫外線対策はしっかりと続けましょう。日焼け止めを塗る習慣をつける、帽子や日傘を活用する、外では日陰を歩くようにするなど、すぐにできることから始めてみてください。
日焼け止めは、夏だけではなく一年中使用することが鉄則。また、使う日焼け止めにはノンコメドジェニックテスト済みのものがおすすめです。ニキビの予防に繋がります。

ニキビ肌の方は、日焼け止めがべたついて好きではないとおっしゃるv方も多いです。さらりとした乳液状のもの、スプレータイプなど、自分の肌の好みに合わせたものを見つけてみてください。
4-3.やさしい力で洗顔をする

やさしい力で洗顔をすることは、白ニキビの予防に繋がります。ベタつきや毛穴詰まりが気になると、ついつい洗顔時に力が入りすぎてしまいます。強い摩擦を起こしたり何度も顔を洗ったりすると、肌に必要以上の刺激を起こすことになります。
白ニキビは、摩擦や刺激で悪化する場合があるので要注意。汚れを落とすときは、やさしいタッチで洗顔をするようにしてみてください。
また、必要以上に洗顔をすると、肌の潤いを守るのに必要な角質まで除去してしまいます。洗顔のしすぎは、結果として肌を乾燥させてしまうのです。
正しい洗顔は1日2回。洗顔料は、自分の肌コンディションに合わせて取り入れるようにしてみてください。白ニキビができているときは、低刺激の洗顔料や泡で洗える泡洗顔料などがおすすめですよ。
4-4.洗顔後はしっかりと保湿する
白ニキビを予防するなら、洗顔後はしっかりと保湿するようにしましょう。洗顔後のお肌は、最も乾燥が進行しやすい状態です。そのため、1秒でも早く保湿をすることが大切です。
洗顔後は、すぐに使える化粧水などで保湿をしましょう。化粧水だけではなく、美容液や乳液などの保湿アイテムも合わせて使うようにしてください。適度な油分を与えることで、スキンケアによって潤い膜が形成され、肌の水分蒸発を防げます。
また、スキンケア製品を選ぶときは、「ノンコメドジェニックテスト済み」と記載されている製品を選ぶのがおすすめです。「ノンコメドジェニックテスト済み」の表記があるものは低刺激性のものが多く、ニキビができにくい成分でできています。
スキンケア製品を購入するときは、パッケージの裏面などをよく見て買うようにしましょう。
4-5.規則正しい生活習慣
白ニキビの予防のために、規則正しい生活習慣を送るようにしましょう。栄養バランスの良い食事を摂ったり、良質な睡眠をとったりすることが重要です。
栄養バランスを考えて食事を摂る

肌の健康を維持するために、必要な栄養をしっかりと摂るようにしましょう。 体を作るために欠かせないタンパク質やビタミンAを始め、ビタミンB群、C、E、ミネラル、食物繊維、必須脂肪酸などをバランスよく摂取するのが重要です。
スナック菓子やファーストフードなどは油分が多いため、ニキビを予防したい人にとっては大敵。間食をするなら、旬のフルーツまたはドライフルーツなどを代わりに食べるのがおすすめです。

良質な睡眠

ニキビを作らないためにも、良質な睡眠をとるようにしましょう。睡眠不足だと、体調や肌状態が不調になります。また、睡眠時間が大幅に乱れると、比例して肌のターンオーバーも乱れやすくなります。
深夜まで起きていることを避けて、毎日22時~24時には眠るようにしましょう。私たちの体は、22時~深夜2時くらいまでが成長ホルモンの分泌が盛んになる時間帯です。毎日同じ時間に眠るようにすると、体内時計も整いやすくなります。良質な睡眠をとるためにも、規則正しい生活を意識してみてくださいね。
次の章では、白ニキビの治療方法について解説していきます。
5.白ニキビの治療方法
白ニキビを悪化させないためには、正しい治療を始めることが重要です。ニキビ専門のクリニックなどに行くと、スキンケアだけではなく以下の薬を処方して治療を進められます。
- 外用薬
- 内服薬
- 漢方
抗菌効果がある外用薬を使ったり、体の中からニキビにアプローチする漢方薬や内服薬を使ったりします。それぞれの特徴や効果をご紹介していきます。
5-1.外用薬

白ニキビの治療には、外用薬が使われることがあります。外用薬は、大きく分けて2種類が存在します。
- 抗菌効果がある外用薬
- ピーリング作用が期待できる外用薬
抗菌効果がある外用薬は、ニキビの原因菌を抑えるために使用します。ニキビの炎症を引き起こす菌の増殖を抑えることで、症状を落ち着かせることができます。
ピーリング作用が期待できる外用薬は、毛穴詰まりの改善に効果的です。ピーリング作用があるため、角質を剥がれやすくできるのが特徴。白ニキビの進行を抑制できます。
外用薬は、ニキビの進行状態によって使い分けが必要です。自分の判断でスタートせずに、専門家に相談をするようにしましょう。自分の肌状態に合う薬をもらえますよ。
5-2.内服薬

白ニキビの治療には、内服薬が処方される場合があります。体のなかから治療することで、より早くニキビを抑えることができます。
内服薬には、ニキビの原因菌を内側から抑えるための抗菌薬などが使われます。その他にも、肌のターンオーバーを促すための内服薬なども定番です。肌の生まれ変わりであるターンオーバーが正常化することで、毛穴詰まりの改善が期待できます。
また、ビタミン薬などが処方されることもあります。肌に必要なビタミンを補うことで、皮膚治療の補助となるからです。よく使われる内服薬とその効果を表にまとめました。
名前 | 期待できる効果 |
シナール | ・メラニンの抑制 ・コラーゲンの生成を促す ・ニキビ跡にも効果あり |
ピドキサール | ・新陳代謝を活性化させる ・ビタミンB6を補う補給剤 |
ルリッド | ・抗菌作用 |
内服薬は、専門のクリニックなどでもらえます。

5-3.漢方

最近では、白ニキビの治療にも「漢方薬」が処方されます。漢方薬は、体質改善を目的としている場合が多いです。そのため、ニキビをすぐに治すというよりも、体に穏やかに作用してニキビができにくいような体質に導くために使われるのが一般的です。
白ニキビの成長具合や症状、ニキビができやすい部位などによって使用する漢方薬が異なります。
しかし、漢方製剤は人によって合う・合わないがあるので注意が必要です。基本的には、数週間ほど服用してから効果判定をしていきます。専門家のアドバイスを参考に取り入れるようにしてみてくださいね。

近年、白ニキビの段階で治療できる外用薬が保険で処方できるようになりニキビ治療はとても進歩しました。なかなか治らない場合は専門医を受診してくださいね。
6.まとめ
白ニキビができてしまったら、お肌に刺激がないように優しくお手入れをすることが重要です。間違った方法でスキンケアを続けていては、ニキビの悪化に繋がります。ニキビの種類に合わせて、正しくケアをしていきましょう。