ニキビ跡の予防に使いたいビタミンC誘導体が配合された化粧品。
種類がありすぎて、どんな商品を選べばいいのかわからないとお困りの人も多いのでは?そこでビタミンC誘導体配合の化粧品の選び方と、おすすめ15選をご紹介します!
※本記事でいう「浸透」とは角質層までのことをいいます。
※本記事でいう「シミ対策」「シミ予防」とは日焼けによるシミ・そばかすを防ぐことをいいます。
1.ニキビ跡予防に使いたいビタミンC配合化粧品の選び方
ニキビ跡の原因はメラニンによる色素沈着です。ビタミンCにはメラニンを抑制する働きがあるので、ニキビ跡予防に効果的なのですが、化粧品の選び方として大切なポイントが4つあります。
まずはこのポイントを理解して、あなたの肌に合うビタミンC配合化粧品を選びましょう。
1-1. ビタミンC誘導体orピュアビタミンCが配合されているものを選ぶ

美容効果が高いビタミンCですが、化粧品に配合しても壊れやすく不安定という欠点があります。そこで浸透しやすく安定させたものがビタミンC誘導体です。
このビタミンC誘導体は水溶性・油溶性の2種類存在し、両方の性質を合せ持つものもあります。これはAPPSとも呼ばれ、浸透力が100倍ほど高いとも言われているので、配合されている化粧品も多くなってきました。
また、ピュアビタミンという純粋なビタミンCを配合している化粧品も増えています。活性型ビタミンCとも呼ばれますが、ダイレクトに肌に浸透するのでビタミンC誘導体に比べて即効性があるというメリットがあります。
ただ、濃度が高くなると刺激も強くなるので、肌の弱い人は注意が必要な成分でもあります。
1-2. 肌質に合った濃度のものを選ぶ
先ほども少し触れましたが、ビタミンCは濃度が高いと刺激が強いというデメリットがあります。もちろん濃度が高いほうが効果も出やすいのですが、敏感肌の人は要注意。赤みが出たりヒリヒリしたりと、思わぬ肌トラブルを起こす可能性があります。
肌が弱い人は、使う前にパッチテストを行ったり、ビタミンCの濃度が低い化粧品から使うことをおすすめします。刺激を感じない程度のものを使い続けましょう。
1-3. 保湿成分が配合されているものを選ぶ

ビタミンCには、肌を引き締めて皮脂の分泌を抑える効果もあります。これによってニキビができにくくなりますが、乾燥しやすくなってしまうのです。
よって、ビタミンC配合の化粧品を選ぶときは保湿成分にも注目しましょう。代表的な保湿成分はセラミドやヒアルロン酸、コラーゲンなどですが、これらは肌のうるおいを守る働きをします。乾燥を防ぐためにも、保湿成分も一緒に配合されているものを選びましょう。
1-4.ニキビ予防に効果があるものを選ぶ
ニキビの赤みが引いたとき、残ってしまいがちなニキビ跡。ニキビ跡に悩まないためにも、ニキビを予防することが大切です。ビタミンCにもニキビの赤みを抑える効果はありますが、抗炎症や消炎成分が入ったものを選ぶと、ニキビ予防に効果的です。
グリチルリチン酸2Kやグリチルリチン酸ジカリウム、サリチル酸などが代表的な有効成分ですが、商品によっては炎症を抑える植物エキスを配合している場合もあります。購入前にパッケージや公式HPなどをチェックして、ニキビ予防に効果があるのか確認することをおすすめします。
2.ニキビ跡予防に使いたいビタミンC配合化粧品ブランド・メーカー
ビタミンC配合の化粧品はさまざまなメーカーから販売されているので、違いがわからないという人も多いはず。そこで編集部が、ニキビ跡の予防におすすめのブランド・メーカーを厳選したので参考にしてください。
2-1.Obagi(オバジ)
ロート製薬が展開するオバジ。高級感溢れるデザインがドラッグストアでも目を引くので、見たことがある人も多いはずです。
ピュアビタミンCを高濃度配合しているオバジの美容液は、即効性も浸透力も兼ね備えた一級品です。
2-2.メラノCC
メラノCCもロート製薬が展開していますが、メラノCCシリーズは鮮やかな黄色のパッケージ。大きく「しみ予防」と記載があり、プチプラなのに優秀とSNSでも話題になっているブランドです。
メラノCCのローションにはビタミンC誘導体が配合されており、美容液にはピュアビタミンが使われています。
2-3.b.glen(b.glen)
サイエンスコスメを手がけるb.glen。ニキビケアやエイジングケアなど、悩み別でトライアルセットを展開しているので、化粧品を選びやすいのも特徴です。
どの商品も独自のテクノロジーで高浸透・低刺激を実現しており、b.glenが使うビタミンCはピュアビタミンC。できる限り刺激を抑えてあるので、敏感肌の人も試してみる価値はあるでしょう。
3.編集部おすすめのニキビ跡予防に使いたいビタミンC配合化粧品
美白化粧品で効果を実感するには、継続がカギ。容量が少ないとコスパが悪く続けにくいので、毎日続けられるものを選びましょう。
まずは、編集部が最もおすすめするビタミンC配合化粧品から見ていきましょう。ビタミンCが配合されているのはもちろんですが、実際に使った人の口コミも高評価揃い。ニキビ跡予防だけでなく、肌のキメを整えて理想の素肌へ導いてくれる点でもおすすめです。
High Jump30(sisi)

価格(税込) / 容量 | 4,378円 / 10mL |
SISIの「High Jump30」は、年々増えてくるシミやくすみなどの肌悩みの全方位にアプローチすることができる高機能な導入美容液なんです。
私たちの日常では、紫外線やストレスによって肌トラブルの原因となる酸化が引き起こされてしまいます。肌が酸化すると、化粧ノリが悪くなってしまったり、ターンオーバーが乱れて大人ニキビができてしまったりと、肌悩みの原因を作ってしまうんです。
High Jump30は、ビタミンC誘導体を30%配合しているため、シミの原因にアプローチするだけでなく、超高濃度抗酸化ケアで素肌力を上げてくれます。
ニキビ跡にアプローチしつつ、シミやそばかすにも同時にアプローチしたいと考えている方は、ぜひ試してみてはいかがでしょうか。

◎良い点:乾燥を感じる方も多いビタミンC系成分ですが、こちらに配合されているのは保湿型なので乾燥肌さんにも嬉しい。ニキビが跡にならないようにケアするという意味でもおすすめです。
△気になる点:欠品のため数ヶ月購入できないこともあるので、継続して使用したい方には悩ましいです。
水、3-グリセリルアスコルビン酸、グリセリン、BG、ペンチレングリコール、ダマスクバラ花水、ダマスクバラ花油、トコフェリルリン酸N a、ナイアシンアミド、クエン酸N a、クエン酸、ペンテト酸5Na、キサンタンガム、フェノキシエタノール
6.【ドラコス編】ニキビ跡予防におすすめのビタミンC配合美容液5選
冒頭でも触れましたが、ビタミンCが配合されている化粧品は乾燥しやすいというデメリットがあります。
そこでおすすめなのが、保湿力も兼ね備えた化粧品。しっかり潤しながらニキビ跡に働きかけ、理想の素肌へ導いてくれる美容液を5つに厳選しました。
C20セラム(オバジ)

価格(税込) / 容量 | 8,800円 / 15mL |
オバジCシリーズの中でも、最も高濃度の「C20セラム」。高浸透・超安定にこだわったピュアビタミンを贅沢に凝縮し、さらにビタミンEを一緒に配合することで、ニキビ跡やしみ・そばかすなどの色素沈着だけでなく、肌のキメやざらつき・毛穴など、あらゆる肌悩みにアプローチします。
実際に使った人は「肌引き締まった」などと口コミしており、「フェイスラインのざらつきがなくなった」と感じる人もいるようです。
濃密なテクスチャーがすっと肌に馴染み、サラッとした感触なので使用感も良いという声もありました。また、柑橘系の爽やかな香りが癒しのスキンケアタイムを演出するようです。
肌にうるおいを与える美容成分は、ツボクサやアーチチョークなどの植物エキスを使っています。肌がなめらかになったことでメイクのノリも良くなったという声もあり、あらゆる方面へアプローチするオバジのC20セラムは優秀な美容液と言えます。
肌が弱い人はパッチテストを行い、慎重に使うことをおすすめします。

◎良い点:ピュアビタミンC系の美容液がお肌に合うという方におすすめです。高濃度なためニキビ・ニキビ跡ケアとしても活躍してくれます。
△気になる点:高濃度のビタミンCが合わない方には不向き。初めてビタミン美容液を使用するという方はシリーズの中では「C5セラム」から取り入れるのが良いでしょう。

使っていると毛穴が引き締まるような感覚があり鼻回りの毛穴が気にならなくなりました。(m73itさん)
使っているうちに肌のトーンが明るくなり、毛穴が引き締まる感じがして好きです。乾燥が気になる時に使うと潤う感じがするし、夏場の紫外線が強い時期も肌を鎮静してくれる気がします。(小林希映さん)
【全成分】プロパンジオール、水、アスコルビン酸、エタノール、PG、ベタイン、BG、トコフェロール、3-O-エチルアスコルビン酸、ツボクサエキス、アーチチョーク葉エキス、酵母エキス、アッケシソウエキス、セリン、グレープフルーツ果実エキス、グリセリン、ジラウロイルグルタミン酸リシンNa、PPG-6デシルテトラデセス-30、香料
美白美容液 VC&AR(ちふれ)

価格(税込) / 容量 | 1,650円 / 30mL |
鮮やかな赤のパッケージが目を引く、ちふれの「美白美容液W」。安定型ビタミンC誘導体と美白成分アルブチンを配合しているので、名前の通りWのパワーでニキビ跡の予防にしっかり働きかけます。
透明でトロッとしたテクスチャーには、ヒアルロン酸やトレハロースなどの保湿成分を配合しています。伸びが良いので顔全体にまんべんなく広げられ、乾燥からしっかり守ってくれるでしょう。
濃密な美容液だからこそ多少のベタつきがあるようですが、保湿力が高いという口コミがありました。「顔の雰囲気が明るくなった」「ニキビ跡が目立たなくなってきた」などの声も。手頃な価格なので、一度試してみてはいかがでしょうか。

◎良い点:美白ケアに強いアルブチンやビタミンC系成分が配合されているため、色素沈着などのニキビ跡ケア予防にも最適。
△気になる点:製品がリニューアルしているので、こちらが気になる&肌に合うという方は「美白美容液 VC&AR」をチェックしてください。

肌に乗せた時の伸び具合がとても良く、ややとろみがありますがそこまで重くないテクスチャーで少量でもしっかり肌全体に浸透させられるところが良かったです。(kojima1204さん)
ベタベタせずスルッとのびてつけ心地がいいので気に入っています。化粧水の後につけると、肌がモチモチぷるんとした感じになります。(yok2023さん)
【全成分】
<有効成分>アルブチン、L−アスコルビン酸、2−グルコシド
<その他の成分>濃グリセリン、BG、ヒアルロン酸ナトリウム(2)、トレハロース液、グリチルリチン酸2K、大豆油、水酸化K、クエン酸Na、ヒドロキシエタンジホスホン酸液、クエン酸、キサンタンガム、ヒドロキシエチルセルロース、ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油、メチルパラベン、フェノキシエタノール、天然ビタミンE、精製水
メラノCC 薬用 しみ 集中対策 美容液(メラノCC)

価格(税込) / 容量 | オープン価格 / 20mL |
「メラノCC薬用しみ集中対策美容液」には、活性型ビタミンCとビタミンEが配合されています。どちらも角質層までしっかり浸透し、お互いの働きを助ける相乗効果でより高い効果が期待できるでしょう。
しみ集中美容液という名前ですが、色素沈着に働きかけるのでニキビ跡予防にも効果的。さらに抗炎症成分がニキビの元に働きかけるので、肌トラブルの予防にもなります。リニューアルしてうるおい成分も追加され、より質の良い美容液になりました。
オイルのような濃密なテクスチャーは伸びが良いので、ニキビができやすい場所に予防として塗るのもおすすめ。「だんだんとニキビができにくくなった」「肌が引き締まって美肌に近づいた」と、高評価な口コミが目立ちます。
顔全体に使っている人も見られ、肌のトーンが上がったと答えている人もいました。なめらかな素肌へ導いてくれる美容液です。

◎良い点:ビタミンCはニキビケアとしても最適な成分。シミ予防だけでなく色素沈着タイプのニキビ跡対策としてもぴったりです。
△気になる点:純粋なビタミンCが比較的高濃度で配合されているため、刺激を感じる方もいるのが難点。油分っぽいテクスチャーが苦手な方も多い印象です。

使用してからニキビができにくい肌になったのでニキビ肌に効果的だと感じました。(hatake0728さん)
敏感肌ですが、さらっとした付け心地で沁みたりもせず使いやすいです。(chai124さん)
【全成分】
<有効成分>アスコルピン酸(活性型ビタミンC)、トコフェロール酢酸エステル(ビタミンE誘導体)、グリチルリチン酸ジカリウム、イソプロピルメチルフェノール
<その他成分>ビタミンCテトライソパルミテート、エトキシジグリコール、アルピニアカツマダイ種子エキス(アルピニアホワイト)、BG、エデト酸塩、粘度調整剤、香料
敏感肌 用薬用美白美容液(無印良品)

価格(税込) / 容量 | 1,390円 / 50mL |
無印の「敏感肌用薬用美白美容液」に配合される美白成分は、ビタミンC誘導体。ニキビ跡やしみ・そばかすの元へしっかりアプローチします。岩手県の天然水をベースとし、香料や着色料・パラベンやアルコールなど、肌にを与えるものが入っていないので、敏感肌の人に特に支持を得ています。
抗炎症成分やヒアルロン酸などの保湿成分も配合されており、容量も多くプチプラなので顔全体に惜しみなく使える点でも優秀です。季節によって肌が敏感になりがちな人や、美白化粧品で肌が荒れやすい人におすすめです。
無印の美白美容液は、多くの雑誌でも紹介されており、SNSなどでも話題になるほど注目を集めています。特に保湿力の高さを評価する口コミが多く見られ「ニキビ跡がかなり目立ちにくくなった」という声も。売切れになることもあるほど人気なので、見かけたときに購入してみてはいかがでしょうか。

◎良い点:トライしやすい価格帯でたっぷりと使えるのも嬉しいポイント。
△気になる点:どちらかというとコスパの良さに特化しているので、しっかり肌荒れケアやニキビ跡ケアしたいという場合は別のアイテムが向いています。

サラッとしているものの乾燥せず、反対にベタベタすることもないので、ちょうど良いです。(ph99_6f60さん)
肌によく浸透してくれてみずみずしい肌になります。(m73itさん)
【全成分】
<有効成分>ビタミンC・2-グルコシド、グリチルリチン酸2K
<その他の成分>水、濃グリセリン、DPG、オリブ油、1,2-ペンタンジオール、2-メタクリロイルオキシエチルホスホリルコリン・メタクリル酸ステアリル共重合体、メタクリロイルオキシエチルホスホリルコリン・メタクリル酸ブチル共重合体液、ヒアルロン酸Na-2、チンピエキス、ユーカリエキス、グレープフルーツエキス、スベリヒユエキス、米糠抽出物水解液A、POPメチルグルコシド、POEメチルグルコシド、テトラエチルヘキサン酸ペンタエリトリット、BG、アクリル酸・メタクリル酸アルキル共重合体、キサンタンガム、ポリアクリルアミド、水添大豆リン脂質、ヒドロキシエタンジホスホン酸4Na液、グリセリンエチルヘキシルエーテル、軽質流動イソパラフィン、POEラウリルエーテル、水酸化K、クエン酸Na、フェノキシエタノール
薬用ホワイトレディ(HABA)

価格(税込) / 容量 | 1,540円 / 10mL 3,960円 / 30mL 6,600円 / 60mL |
洗顔後の素肌に高濃度のビタミンCを
無添加主義のハーバーが展開する、薬用ホワイトレディ。ブラウンの高級感溢れるボトルには、ビタミンC誘導体が6%と高配合されています。ニキビ跡やしみなどの色素沈着に効果的に働きかけ、さらにミネラルを豊富に含んだクマ笹を保湿成分として配合。この相乗効果で、内側から輝く肌へ導きます。
化粧水の前に使う美容液なのですが、さらっとした使い心地なのでなめらかな仕上がりです。化粧水の浸透を助ける効果もあるので、いつものスキンケアを格上げしてくれるでしょう。
天然成分にこだわっているので、敏感肌でも使えるという声もありました。肌が弱くて美白化粧品が使えない、という人にも人気のようです。
「ニキビ跡が残りにくくなった」「シミが目立ちにくくなった」など、色素沈着にしっかり働きかけている口コミが見られます。また、保湿力の高さを評価している人もいたので、乾燥が気になる人にもピッタリのアイテムでしょう。

◎良い点:薬用ということでビタミンC誘導体も高濃度で配合されています。シミなどのケアだけでなく、できてしまったニキビ跡のケアとしてもぴったりです。
△気になる点:高濃度のビタミンC美容液で洗顔後すぐの使用が推奨されているので、敏感肌さんにはおすすめしにくいです。

美白効果というか使うと透明感が出てくるような気がします。さっぱりした使い心地で肌にどんどん入っていくのが気持ちいいです。(hannya7さん)
つけた後は肌がしっとりしていて、落ち着いているというか、潤ってもっちりした質感になるところが良かったです。(taeyang19880518さん)
【全成分】L-アスコルビン酸リン酸エステルナトリウム、グリチルリチン酸ジカリウム、精製水、クマザサ水、グリセリン、1,2-ペンタンジオール、2-メタクリロイルオキシエチルホスホリルコリン・メタクリル酸ブチル共重合体液、ヒアルロン酸ナトリウム(1)、クエン酸
*:有効成分、無印:その他の成分
7.【プチプラ編】ニキビ跡予防におすすめのビタミンC配合化粧水2選
洗顔後すぐに使う化粧水は、ケチらずたっぷり使いたいもの。そこでおすすめなのが、市販のビタミンC配合化粧水です。
素肌に使う化粧水は、ダイレクトに浸透させることができます。有効成分をしっかり肌に届けて、ニキビ跡ができにくじ素肌を目指しましょう。
メラノCC 薬用しみ対策 美白化粧水(ロート)

価格(税込) / 容量 | オープン価格 / 170mL |
高浸透型ビタミンC誘導体と、ニキビや肌荒れを予防する成分が配合された、「メラノCC薬用しみ対策美白化粧水」。しみ対策という名前ですが、色素沈着へ働きかけるのでニキビ跡予防にももちろん効果的。さらっとしていて適度なとろみのあるテクスチャーが肌をキュッと引き締め、毛穴悩みにもアプローチします。
植物由来の保湿成分も配合されており、乾燥による肌荒れも予防します。「ニキビ跡の赤みが落ち着いた」という声や「シミやクマが目立ちにくくなった」など、ビタミンCの効果を実感している人が多く見られます。
とにかくコスパが良いので、毎日惜しみなくビタミンCを補給できる点でも優秀な化粧水と言えるでしょう。顔だけでなく、背中やデコルテのニキビ対策に使っている人もいました。

◎良い点:美白化粧水という名前ですがビタミンC誘導体が配合されているのでニキビ跡をケアしながらデイリーケアしたい方にももってこいな化粧水。
△気になる点:エタノールフリーの化粧水はしっとりタイプのみなので、敏感肌さんはさっぱりタイプでなくしっとりタイプを選ぶのが良さそうです。

しっとりタイプの場合、とろみがあり使用すると肌がもっちりします。明らかに肌が白くなったという感覚はありませんが、保湿力が高く、くすみや赤みにやや効果があったような気がします。(sayunoさん)
化粧水だけの使用で、乳液等を使っていなくてもかなり保湿されるのでお風呂上がりに突っ張っていた肌が気にならなくなった。(home1456さん)
【全成分】
<有効成分>3-O-エチルアスコルビン酸(高浸透ビタミンC誘導体)、グリチルリチン酸ジカリウム
<その他の成分>アスコルビン酸(ビタミンC)、グレープフルーツエキス、レモンエキス、アルピニアカツマダイ種子エキス(アルピニアホワイト)、BG、DPG、濃グリセリン、l-メントール、POPメチルグルコシド、無水エタノール、エタノール、フェノキシエタノール、シクロヘキサンジカルボン酸ビスエトキシジグリコール、ポリオキシエチレンポリオキシプロピレンデシルテトラデシルエーテル、クエン酸ナトリウム水和物、ポリオキシエチレン・メチルポリシロキサン共重合体、ポリ(オキシエチレン・オキシプロピレン)メチルポリシロキサン共重合体、メチルフェニルポリシロキサン、メチルポリシロキサン、無水クエン酸、キサンタンガム、エデト酸塩、香料
スキンコンディショナー ローションVC G(ナリスアップ)

価格(税込) / 容量 | 660円 / 500mL |
ナリスアップコスメティックスの「スキンコンディショナー ローションVC G」には、ビタミンC誘導体が配合されています。500mLと大容量なので化粧水として使うほか、ローションパックとしての使い方もおすすめ。ボディローションとして全身に使っても良いので、背中やデコルテなどのニキビ対策にも使えます。
抗炎症成分も配合されているので、ニキビをしっかり予防してニキビ跡に悩みにくい素肌へ導きます。毎日惜しみなく使え、価格もプチプラなので多くの人に愛されている化粧水です。

◎良い点:大容量で低価格という抜群なコスパの良さ。ビタミンC誘導体が配合されていますが、高濃度というわけではないので初めて使用する方も取り入れやすいと思います。
△気になる点:エタノールの含有量も多めなので敏感肌さんは注意。じっくりとニキビ跡ケアしたいという場合には軽く感じられそうです。

この商品は特に刺激も感じず肌荒れせず、優しく浸透していく感じがして好きです。(natumoriさん)
とろみが強くないのでコットンに浸透しやすくてコットンパックに適していると思いました。(BENiHAさん)
8.【スペシャルケア編】ニキビ跡予防におすすめのビタミンC配合フェイスパック
フェイスパックには美容成分がたっぷり染み込んでいます。顔に密着させることができるパックは浸透率も高いので、ビタミンCが配合されているものを選べば、ニキビ跡予防にも効果的。
週に1〜2回程度で良いので、時間があるときはフェイスパックを使ってスペシャルケアをしてみましょう。
メラノCC 集中対策マスク(メラノCC)

価格(税込) / 容量 | オープン価格 / 28枚(280mL) |
「メラノCCの集中対策マスク」は、ビタミンC誘導体を配合しています。週に1〜2回の使用を推奨しており、たっぷり20枚入っているのでコスパが非常に良いのが特徴です。マスクの密着効果で角質層までしっかり浸透し、名前通りの集中対策ができます。
100%天然コットンを使用しているので肌に優しく、さっぱりとした使い心地でベタつきも少ないようです。ローションや美容液と併用している人もおり、ライン使いすることでより効果が高まるでしょう。

◎良い点:ニキビ跡ケアもできるビタミンCと相性の良いビタミンEが含まれているので、毎日ではなく週に数回という使い方もできて便利。
△気になる点:大容量タイプは衛生面で劣るので、肌荒れが気になる方にはおすすめし難いところ。ピンセットを使うのが理想です。

外出時間が長い日や、日焼けが気になる時に使うとすーっと浸透して夏場でも透明感のある肌になるので嬉しいです。(mofufu4さん)
こってりとした美容液がたっぷりと染み込んでいるシートマスクで、つけた瞬間から肌にすいついて美容液が染み込んでいく感じがします。(satomii22さん)
【全成分】水、グリセリン、BG、プロパンジオール、アスコルビン酸(ビタミンC)、3-O-エチルアスコルビン酸(ビタミンC誘導体)、酢酸トコフェロール(ビタミンE誘導体)、レモン果実エキス、グレープフルーツ果実エキス、グリチルリチン酸2K、クエン酸Na、PPG-6デシルテトラデセス-30、フェノキシエタノール、キサンタンガム、クエン酸、EDTA-2Na、メチルパラベン、香料
うるおい浸透マスク(アクネ)【医薬部外品】(肌美精)

価格(税込) / 容量 | オープン価格 / 5枚 |
肌美精の「うるおい浸透マスク」にはビタミンC誘導体と炎症を抑える成分が配合されています。大判なシートはあごまでしっかり包み込むことができ、まさにスペシャルケアが叶うでしょう。
保湿重視のパックではないので、乾燥が気になる人はパックのあとに美容液やクリームを使って補いましょう。肌美精のニキビ跡ケアシリーズは、洗顔料・ローション・クリームも販売されているので、ライン使いもおすすめです。

◎良い点:ビタミンC成分だけでなく、抗炎症作用のある成分が配合されているため、ニキビ跡が心配な肌荒れ状態の時も使いやすいアイテム。顎ニキビに悩む方はしっかりと覆える大判シートなので安心です。
△気になる点:シートが乾きそうなくらい放置してしまうと、逆にお肌の乾燥を招いてしまうので要注意。

大きめのシートなので顔全体に行き渡ります。赤く腫れたニキビができた時にマスクをしたら翌日小さくなっていました。(mayucheezeさん)
刺激が強すぎず、ヒリヒリ感などが非常に落ち着いていたので使いやすかったです。(チーさんスーさんさん)
【全成分】グリチルリチン酸2K、ビタミンC誘導体、べにふうき緑茶Ex(チャエキス、BG)、酒石酸、美肌キメ成分EX(リンゴエキス、ハトムギエキス(ヨクイニンエキス)、真珠エキス(水解コンキオリン液)、シャクヤクエキス)、CHD(シクロヘキサンジカルボン酸ビスエトキシジグリコール)
9.ニキビ跡予防におすすめのビタミンC配合ドクターズコスメ2選
プチプラでは物足りないという人や、本気でケアしたい人におすすめなのがドクターズコスメ。価格はグンと上がりますが、ビタミンCも高品質なのでより高い効果が期待できます。
中でも特におすすめなビタミンC配合の化粧品を3種類ピックアップしました。どれもワンランク上のスキンケアができるものばかりなのでおすすめです。
Cセラム(b.glen)

価格(税込) / 容量 | 5,170円 / 15mL |
b.glenの「Cセラム」は、ピュアビタミンCを高濃度で配合しています。独自のテクノロジーであるQuSomeと融合することで、安定・浸透、さらに肌の奥で留まることが可能に。効果を持続させることができるので、ニキビ跡予防はもちろん、シワやシミ、毛穴やハリ不足などのあらゆる肌トラブルに直接働きかけます。
Cセラムは余分なものが配合されておらず、刺激も抑えてあるので敏感肌の人でも使えるという声もあります。とろみのあるテクスチャーを肌にのせた瞬間、じんわりと温かくなるので使い心地は抜群。癒しのスキンケアタイムを演出します。

◎良い点:ピュアビタミンCは特に不安定といわれている成分ですが、カプセル化されているので良い状態を保ちながら肌に届けることができます。
△気になる点:特有の温感があるので、熱を持ちやすい方や敏感肌さんには使用感が好まれないかもしれません。
【全成分】PG、アスコルビン酸、レシチン、ポリアクリルアミド、 (C13、14)イソパラフィン、ラウレス-7
タカミエッセンス5C+E(タカミ)

価格(税込) / 容量 | 5,500円 / 30mL |
2種類のビタミンC誘導体を配合している、タカミエッセンスCE。さらに、整肌作用をもつビタミンEと、肌の水分量をキープするセラミドを配合しているのがタカミエッセンスCEの特徴です。
ビタミンEとセラミドはビタミンCの効果をより引き出してくれるので、ニキビ跡予防や毛穴・肌の凸凹など、あらゆる肌トラブルへ高い効果が期待できます。浸透力の高いなめらかなテクスチャーが、肌の内側からしっかりアプローチ。保湿も肌ケアもできる、優秀な美容液と言えるでしょう。
「ニキビ跡ができにくくなった」「肌がぷるぷるした」など、あらゆる効果を実感している口コミが見られます。季節の変わり目で肌が敏感になっているときや、年齢を重ねた肌にも救世主になってくれるでしょう。

◎良い点:ビタミンCだけでなく、ビタミンEやフラーレンも配合されており、毛穴やニキビ悩みのある方には最適。
△気になる点:成分の配合量が上がることで刺激を感じる方もいます。2021年5月にリニューアルしているので、以前使っていた方も使用感に変化があるかも。

敏感肌ですがしみたりすることなく使う事ができます。ライン使いするとより効果を実感できると思います。化粧のりも良くなりました。(小林希映さん)
。この美容液を使ってからは、夕方まで乾燥が気にならなくなりました。(ちえこ0121さん)
【全成分】水、グリセリン、BG、アスコルビルリン酸Na、ペンチレングリコール、メチルグルセス-20、ベタイン、3-O-エチルアスコルビン酸、アスコルビン酸、パルミチン酸アスコルビルリン酸3Na、リン酸アスコルビルMg、グルコシルヘスペリジン、フラーレン、パントテン酸Ca、ビオチン、トコフェロール、ピリドキシンHCl、ノイバラ果実エキス、セラミドAP、セラミドNG、セラミドNP、セラミドEOP、ヒアルロン酸Na、グリチルリチン酸2K、アマチャヅル葉エキス、コシロノセンダングサエキス、オウレン根エキス、ココヤシ果汁、アルギニン、PCA-Na、乳酸Na、ヒドロキシプロリン、グルタチオン、金、水添レシチン、アスパラギン酸、PCA、フィトステロールズ、グリシン、アラニン、リボフラビン、セリン、バリン、イソロイシン、トレオニン、プロリン、ヒスチジン、フェニルアラニン、フィトスフィンゴシン、コレステロール、PEG-75、ジグリセリン、ソルビトール、カラメル、カプリリルグリコール、1,2-ヘキサンジオール、PPG-6デシルテトラデセス-30、プロパンジオール、ラウロイルラクチレートNa、クエン酸Na、クエン酸、PVP、(アクリル酸ヒドロキシエチル/アクリロイルジメチルタウリンNa)コポリマー、カルボマー、キサンタンガム、ペンテト酸5Na、フェノキシエタノール
10.ビタミンC配合化粧品購入時の気になる疑問・質問

ビタミンC配合の化粧品を使う前に、気になる疑問は解決しておきましょう。
Q.ビタミンCをサプリで摂取するのはどうなの?化粧水や美容液を塗る場合と何が違うの?
ビタミンCのサプリメントを摂取すると、体全体に行き渡ります。化粧水や美容液などは塗った肌に直接浸透するので、ピンポイントでニキビ跡予防をしたい場合は化粧品がおすすめです。
しかし、ビタミンCには肌のターンオーバーをサポートする効果もあるので、化粧品にサプリをプラスするとより効果的なケアが期待できます。また、コラーゲンを生成する働きからシワやハリ不足のケアにもなるので、サプリとの併用は美肌への近道と言えるでしょう。
Q.クリニックでのビタミン注射はどんな人におすすめ?
クリニックのビタミン注射は、高濃度のビタミンCを効率よく摂取できます。サプリや化粧品よりも即効性があるので、あらかじめニキビ跡を予防したい人のおすすめです。
また、ビタミン注射には免疫力を高めたり、疲労回復も期待できます。
11.まとめ
美容の専門家に聞いた内容をもとに、ニキビ跡予防に使いたいビタミンC配合化粧品を15種類に厳選しました。ニキビ跡を予防するには、浸透力がカギ。ビタミンC誘導体やピュアビタミンが配合されたものを選び、効果的なケアを行いましょう。
また、化粧品での予防は時間がかかるので、自分が続けられるものを選ぶことも大切です。そして、ニキビ跡を残さないためにも、日頃からニキビの予防を意識しましょう。陶器のようななめらかな素肌を目指しましょう!
※外部サイトにおける価格やサービスは当該サイトの利用規約に従うものであり、当社は一切責任を負いません。
※本文中の内容は、時期によって公開時の情報とは異なる場合がございますのでご了承ください。
- 日本化粧品技術者会「化粧品用語集」
- 厚生労働省 医薬品・医療機器ページ
- 日本痤瘡研究会「ニキビ Q&A」
- 環境省「紫外線 環境保健マニュアル2020」
- 友利新 / 医師「内科・皮膚科」公式Youtube「友利新先生が教える!ニキビ跡の赤み・色素沈着・凹み治療」