美容液とは、スキンケア化粧品の中でも保湿成分や機能性成分を特に多く配合したアイテムのことをいいます。美容ケアに活躍が期待できる一方で、高価なアイテムが多くて手を出しづらいと思っている方も多いのでは?
しかし最近は、ドラッグストアやネットで購入できるプチプラ美容液の中にも、魅力的な成分を配合し、ユーザー満足度の高い製品がたくさん登場しています。
この記事では、そんなプチプラ美容液を大特集!市販のプチプラ美容液の中から特におすすめの12アイテムの成分や特徴などをご紹介するとともに、プチプラ美容液の魅力や選び方、使い方のコツなども合わせてお伝えします。
人気の成分や話題の成分をコスパ良くお手入れに取り入れてみたい方は、ぜひチェックしてみてください。今すぐおすすめアイテムを見たい方は「3.おすすめのプチプラ美容液11選」から読んでくださいね。
※本記事でいう「浸透」とは角質層までのことをいいます。
※本記事でいう「美白」とはメラニンの生成を抑え、日焼けによるシミ、そばかすを防ぐこと(医薬部外品)をいいます。
※本記事での「ニキビ」へのアプローチは全てニキビを防ぐことをいいます。
※本記事でいう「シミ対策」とは日焼けによるシミ・そばかすを防ぐことをいいます。
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1.プチプラ美容液の魅力

プチプラのスキンケアというと化粧水やオールインワンジェルなどが人気ですが、美容液となると「プチプラアイテムを使って意味あるのかな?」とちょっと不安に思われる方もいるかもしれませんね。
でも、プチプラ美容液は上手に取り入れればかなり魅力的なアイテムです。まずはプチプラ美容液を使うメリットをチェックしてみましょう。
1-1.人気の美容成分を気軽に試せる
高価な美容液の場合、サンプルなどで数回お試しすることはできても、ある程度継続して使ってみないと効果があるのか実感しづらいことが多いものです。でも、プチプラ美容液なら「とりあえずお試しで1本買って使ってみよう」と気軽に試せるのはうれしいですね。
美白ケアや皮脂コントロールに役立つ「ビタミンC誘導体」や、美白ケアとシワ対策両方に効果が認められる「ナイアシンアミド」など、話題の美容成分を配合したプチプラ美容液は少なくありません。

1-2.惜しみなくたっぷり使える
どんなに良い効果が期待できる美容液でも、もったいないからとたまにしか使わなかったり、ちびちびと適量より少なめに使ったりしていたのでは、その美容液の実力を発揮させるのは難しいです。
プチプラ美容液なら、惜しみなくたっぷりと使いやすいですよね。高価な美容液をちょっとずつ使うより、プチプラ美容液を適量、しっかりと毎日使い続ける方が効果を実感できるはずです。
1-3.じっくり使い続けやすい
長期間にわたってお手入れを継続しやすいところもプチプラ美容液のメリットです。高価なアイテムを気に入っていても「お財布の都合で、次に買うのはまたしばらくしてからかな……」という感じでリピート購入を先送りにしたことのある方は多いのでは?
プチプラ美容液なら1本使い切ってもまたすぐプチプラで購入できるから、何度も繰り返し購入して使い続けやすいです。お手入れの目的に合わせたアイテムをじっくりと継続して使えるから、結果的に効果を実感しやすいところも魅力だといえるでしょう。
2.プチプラ美容液の選び方
最近は多くのメーカーやブランドからプチプラ美容液が登場しています。どの美容液を選ぶか迷ったときには、3つのポイントに注目してみましょう。
1.訴求している効果に注目する

美容液に限らず、化粧品を開発する際には「誰の、どんな肌悩みを解決するか」といった目的が設定され、その効果を実現するにふさわしい成分や技術を組み合わせて製品が作られます。主な訴求効果としては以下のような例が挙げられます。
高保湿 | 肌にうるおいを与え持続する |
美白ケア | シミ・そばかすを防ぐ |
エイジングケア | 肌のハリ向上やシワ対策 |
ニキビ・肌荒れケア | ニキビや肌荒れの予防 |
毛穴ケア | 毛穴周辺のハリ向上や肌の引き締め |
まずは自分がなんのために美容液を使いたいのかを明確にしたうえで、自分の目的に合うケア効果を訴求しているプチプラ美容液を選ぶのがおすすめです。
2.配合成分に注目する

どのような成分が配合されているのかもチェックしてみましょう。目的に合う成分が配合された製品を選ぶのが基本ですが、一つの目的に対して有効とされる成分が複数あるものも多いです。化粧品選びの際に成分に注目する習慣をつければ、自分の肌に合う成分が次第にわかってきますよ。
高保湿 | セラミド、ヒアルロン酸、リピジュアなど |
美白ケア | ビタミンC誘導体、トラネキサム酸、ナイアシンアミドなど |
エイジングケア | レチノール、ナイアシンアミド、プラセンタエキスなど |
ニキビケア | グリチルリチン酸ジカリウム、イソプロピルメチルフェノールなど |
毛穴ケア | ビタミンC誘導体、グリシルグリシンなど |

3.継続しやすさに注目する

化粧品の肌に対する作用は穏やかなので、「数回の使用で目に見えて変化が現れる」などということは少ないです。肌に合わないなどの問題がなさそうなら、少なくとも肌のターンオーバーサイクルが1周するぐらいの期間(1~3カ月程度)は継続して使用したうえで判断するのがおすすめです。
プチプラは価格面では継続しやすいのが魅力。一方で、香りやテクスチャ、容器のデザインなどは高価なデパコスなどと比較すると安っぽさや物足りなさを感じるものもあるかと思います。
使用感や香りが苦手だと、お手入れのモチベーションが続かないかもしれません。気に入って使い続けたいと思えるもの、少なくとも苦手感のないものを選びましょう。

3.おすすめのプチプラ美容液11選
ここからは、数あるプチプラ美容液の中から、配合成分や口コミ評価の高さなどを総合的に評価して特におすすめの12アイテムをご紹介します。
メラノCC 薬用しみ集中対策プレミアム美容液【医薬部外品】(ロート製薬)

価格(税込)/ 容量 | オープン価格 / 20mL ※市場価格は1,400~1,600円程度 |
「メラノCC 薬用しみ集中対策プレミアム美容液」は、SNSなどで絶大な人気を誇るプチプラ美容液。「プレミアム」の名のとおり、ロート製薬のビタミンC配合プチプラスキンケア「メラノCC」シリーズの中でも特にリッチなアイテムです。
シミ・そばかす予防効果のあるピュアビタミンC(アスコルビン酸)に加え、3種のビタミンC誘導体を配合。あわせて皮脂抑制効果のある「ビタミンB6」や、肌荒れを抑える「アラントイン」、ニキビ予防に役立つ「イソプロピルメチルフェノール」なども配合されています。肌にしっとりとうるおいを与えつつ、さまざまな肌悩みに多角的にアプローチします。


赤みを抑えてくれて、ニキビができにくくなりました。ビタミンC独自の若干のピリつきがあります。
【有効成分】
アスコルビン酸、ピリドキシン塩酸塩、アラントイン、イソプロピルメチルフェノール
【その他の成分】
3-O-エチルアスコルビン酸、L-アスコルビン酸2-グルコシド、ビタミンCテトライソパルミテート、ビタミンE、アルピニアカツマダイ種子エキス、レモンエキス、グレープフルーツエキス、セリン、BG、1,3-プロパンジオール、3-メチル-1,3-ブタンジオール、PG、PEG-8、無水エタノール、POE・POPデシルテトラデシルエーテル、ピロ亜硫酸Na、エデト酸塩、香料
メラノCC 薬用 しみ 集中対策 美容液【医薬部外品】(ロート製薬)

価格(税込)/ 容量 | オープン価格 / 20mL ※市場価格は980~1,300円程度 |
「メラノCC 薬用 しみ 集中対策 美容液」は、4種類の薬用有効成分を配合したプチプラ美容液。こちらもロート製薬「メラノCC」シリーズを代表する人気アイテムです。
美白有効成分「ピュアビタミンC」と血行促進成分「ビタミンE誘導体」、さらに抗炎症成分「グリチルリチン酸ジカリウム」と抗菌成分「イソプロピルメチルフェノール」の4種の有効成分配合で、シミ・そばかすの発生を防ぐとともに、肌荒れやニキビ予防にも役立ちます。


化粧水と併用して使うと、朝の肌色が若干白くなっている気がします。
【有効成分】
アスコルビン酸(活性型ビタミンC)、トコフェロール酢酸エステル(ビタミンE誘導体)、グリチルリチリン酸ジカリウム、イソプロピルメチルフェノール
【その他の成分】
ビタミンCテトライソパルミテート、エトキシジグリコール、アルピニアカツマダイ種子エキス(アルピニアホワイト)、BG、エデト酸塩、粘度調整剤、香料
アクアレーベル シミ対策美容液【医薬部外品】(AQUA LABEL)

価格(税込)/ 容量 | 2,310円 / 45mL |
「アクアレーベル シミ対策美容液」は、肌にうるおいを与えつつシミ・そばかすを防ぐプチプラ美容液。資生堂のスキンケアブランド「アクアレーベル」美白シリーズの美容液です。
資生堂が開発した美白有効成分「m-トラネキサム酸」を配合。あわせて抗炎症成分「グリチルリチン酸ジカリウム」も配合されています。「ヒアルロン酸」「リピジュア」といった高保湿成分も配合されているので、肌にしっとりとうるおい感をもたらしてくれます。
使いたい量を取り出しやすいプッシュタイプのボトルも人気ポイントとなっています。

【有効成分】
トラネキサム酸、グリチルリチン酸ジカリウム
【その他の成分】
ヒアルロン酸ナトリウム(2)、精製水、デカメチルシクロペンタシロキサン、ジプロピレングリコール、ポリオキシエチレン(14)ポリオキシプロピレン(7)ジメチルエーテル、ベヘニルアルコール、メチルポリシロキサン、トリ2-エチルヘキサン酸グリセリル、グリセリン、バチルアルコール、ポリオキシエチレン・メチルポリシロキサン共重合体、ベヘニン酸、イソステアリン酸ポリオキシエチレングリセリル、エデト酸二ナトリウム、2-メタクリロイルオキシエチルホスホリルコリン・メタクリル酸ブチル共重合体液、オレンジ油、ピロ亜硫酸ナトリウム、ラベンダー油、水酸化カリウム、フェノキシエタノール
エイジングケア薬用リンクルケア美容液【医薬部外品】(無印良品)

価格(税込)/ 容量 | 1,490円 / 30g |
無印良品の「エイジングケア薬用リンクルケア美容液」は、美白ケアとエイジングケア両方に効果が認められる話題の成分「ナイアシンアミド」配合のプチプラ美容液。話題アイテム続出の無印良品スキンケアコスメの中、特に保湿力の高い「エイジングケアシリーズ」のラインナップ製品です。
薬用有効成分「ナイアシンアミド」とあわせて、椿やバラなど10種類の天然由来成分、ヒアルロン酸やコラーゲンなど7種類の機能成分を配合。高い保湿力で、エイジングサインが気になる肌にしっとりとしたうるおいをもたらしてくれます。
しっとりとした保湿感がありながら、つけ心地が軽く使いやすいという声が多いです。

【有効成分】
ナイアシンアミド
【その他の成分】
水、濃グリセリン、ジグリセリン、DPG、BG、ジメチコン、1,2-ペンタンジオール、オリブ油、テトラエチルヘキサン酸ペンタエリトリット、POEメチルグルコシド、POE(24)POP(24)グリセリルエーテル、シア脂、メタクリロイルオキシエチルホスホリルコリン・メタクリル酸ブチル共重合体液、グリセリル-N-(2-メタクリロイルオキシエチル)カルバメート・メタクリル酸ステアリル共重合体、2-メタクリロイルオキシエチルホスホリルコリン・メタクリル酸ステアリル共重合体、ヒアルロン酸Na-2、水溶性コラーゲン液(4)、水解コラーゲン末、椿エキス、アルニカエキス、イネ出穂前葉抽出加水分解物、カッコンエキス、桑エキス、シソ葉エキス、シャクヤクエキス、バラエキス、ユズセラミド、ヨクイニンエキス、ヨモギエキス、レモンエキス、POPメチルグルコシド、トリポリヒドロキシステアリン酸ジペンタエリスリチル、架橋型ジメチコン、グリセリンエチルヘキシルエーテル、軽質流動イソパラフィン、キサンタンガム、アクリル酸・メタクリル酸アルキル共重合体、カルボキシビニルポリマー、ポリアクリルアミド、POEラウリルエーテル、ビタミンE、水酸化K、フェノキシエタノール、EDTA-2Na、香料
美白美容液 W【医薬部外品】(ちふれ)

価格(税込)/ 容量 | 1,210円 / 30mL(ボトル) 1,100円 / 30mL(詰め替え用) |
ちふれの「美白美容液 W」は、2種類の美白有効成分をダブル配合したプチプラ美容液。ちふれの2つある美白ラインのうち、赤ボトル「美白W」シリーズの美容液です。
美白有効成分「アルブチン」と「ビタミンC誘導体(L−アスコルビン酸 2−グルコシド)」配合で、メラニンの生成を抑えシミ・そばかすを防ぎます。さらに保湿成分として「ヒアルロン酸」や「トレハロース」などが配合されていて、保湿力がかなり高いです。
浸透には少し時間がかかるため、口コミでは「ぺたぺたする」「化粧の前に使いづらい」といった声も見られます。

【有効成分】
美白成分 アルブチン 3.00% 、L−アスコルビン酸 2−グルコシド 2.00%
【その他の成分】
保湿成分濃グリセリン 8.00% 、BG 2.02% 、ヒアルロン酸ナトリウム(2) 0.05% 、トレハロース液 0.03% 、グリチルリチン酸2K 0.01%油性エモリエント成分 大豆油 0.03% pH調整剤 水酸化K 適量 、クエン酸Na 適量 、ヒドロキシエタンジホスホン酸液 適量 、クエン酸 適量 粘度調整剤 キサンタンガム 適量 、ヒドロキシエチルセルロース 適量 可溶化剤ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油 0.50% 防腐剤 メチルパラベン 0.21% 、フェノキシエタノール 0.11% 製品の酸化防止剤 天然ビタミンE 0.07%基剤 精製水 全量を100%とする
キュレル 潤浸保湿 美容液【医薬部外品】(キュレル)

価格(税込)/ 容量 | オープン価格 / 40g ※市場価格は2,000~2,600円程度 |
「キュレル 潤浸保湿 美容液」は、肌にハリとうるおいをもたらしてくれる高保湿なプチプラ美容液。肌のセラミドの働きを補う「セラミドケア」がコンセプトの花王キュレル「潤浸保湿 フェイスケア」シリーズのラインナップ製品です。
薬用有効成分として、消炎作用のある「アラントイン」を配合。あわせて「セラミド機能成分(ヘキサデシロキシPGヒドロキシエチルヘキサデカナミド)」や「ユーカリエキス」、肌のハリを向上させる「ショウキョウエキス」などが配合されており、乾燥による肌荒れやカサつきを抑えてくれます。
肌にさらっとなじんでベタつきはありません。肌が乾燥しやすい方や敏感肌の方、空気が乾燥しやすい秋冬シーズンの使用などに特におすすめのプチプラ美容液です。

【有効成分】
アラントイン
【その他の成分】
水、グリセリン、PEG1540、ヘキサデシロキシPGヒドロキシエチルヘキサデカナミド、ジメチコン、水溶性ショウキョウエキス(K)、ユーカリエキス、フィトスフィンゴシン、セタノール、グリセリン脂肪酸エステル、BG、N,N-ジメチルアミノエチルメタクリル酸ジエチル硫酸塩・N,N-ジメチルアクリルアミド・ジメタクリル酸ポリエチレングリコール共重合体/PEG混合物、L-グルタミン酸、パラベン
日本酒の美容液(菊正宗)

価格(税込)/ 容量 | 2,090円 / 150mL |
「日本酒の美容液」は、保湿成分として「コメ発酵液(菊正宗の純米吟醸酒)」を配合した高保湿なプチプラ美容液。大容量の化粧水などでおなじみの菊正宗酒造日本酒スキンケアシリーズのラインナップ製品です。
日本酒に含まれる12種類ものアミノ酸に加え、3種類のヒト型セラミドや2種類のビタミンC誘導体など人気の美容成分を多数配合。アミノ酸やヒト型セラミドといった肌本来のうるおい成分がたっぷり含まれているので、高い保湿効果とともに肌のバリア機能をサポートする働きも期待できます。
乳白色のとろみのあるジェル状美容液で、伸びは良いですが肌への浸透はやや時間がかかります。

水、グリセリン、BG、グリコシルトレハロース、加水分解水添デンプン、 コメ発酵液、グルタミン酸、アルギニン、グリシン、アスパラギン酸、セリン、バリン、プロリン、イソロイシン、トレオニン、ヒスチジン、アラニン、フェニルアラニン、セラミドEOP、セラミドNP、セラミドAP、アスコルビルグルコシド、リン酸アスコルビルMg、プラセンタエキス、アルブチン、グリチルリチン酸2K、ベタイン、スクワラン、トリエチルヘキサノイン、イソステアリン酸、ラウロイルグルタミン酸ジ(フィトステリル/オクチルドデシル)、 コレステロール、フィトスフィンゴシン、乳酸Na、PCA、PCA-Na、ラウロイルラクチレートNa、ポリソルベート20、ポリソルベート60、PEG-60水添ヒマシ油、カルボマー、キサンタンガム、(アクリレーツ/アクリル酸アルキ(C10-30))クロスポリマー、(アクリル酸ヒドロキシエチル/アクリロイルジメチルタウリンNa)コポリマー、EDTA-2Na、水酸化K、エチルヘキシルグリセリン、カプリル酸グリセリル、フェノキシエタノール、香料
薬用ホワイトレディ【医薬部外品】(HABA)

価格(税込)/ 容量 | 1,540円 / 10mL 3,960円 / 30mL 6,600円 / 60mL |
全成分 | 【有効成分】 L-アスコルビン酸リン酸エステルナトリウム、 グリチルリチン酸ジカリウム 【その他の成分】 精製水、クマザサ水、グリセリン、 1,2-ペンタンジオール、 2-メタクリロイルオキシエチルホスホリルコリン・ メタクリル酸ブチル共重合体液、 ヒアルロン酸ナトリウム(1)、クエン酸 |
「薬用ホワイトレディ」は、ビタミンC誘導体と天然のミネラル成分を配合したプチプラ美容液。「スクワラン」で有名な無添加化粧品ブランド「ハーバー(HABA)」の美白ケア美容液です。
美白有効成分として「ビタミンC誘導体(L-アスコルビン酸リン酸エステルナトリウム)」を高濃度で配合。あわせて抗肌荒れ成分「グリチルリチン酸ジカリウム」や、天然のミネラル成分「クマザサ水」などが配合されています。
ビタミンC誘導体配合アイテムにありがちな「ピリつき」など刺激感を感じたという口コミはあまり見られず、使用感の良さを評価する声が多いアイテムです。

【有効成分】
L-アスコルビン酸リン酸エステルナトリウム、グリチルリチン酸ジカリウム
【その他の成分】
精製水、クマザサ水、グリセリン、1,2-ペンタンジオール、2-メタクリロイルオキシエチルホスホリルコリン・メタクリル酸ブチル共重合体液、ヒアルロン酸ナトリウム(1)、クエン酸
肌美精ターニングケア美白 薬用美白美容液【医薬部外品】(クラシエ)

価格(税込)/ 容量 | オープン価格 / 30mL ※市場価格は900~1,100円程度 |
「肌美精ターニングケア美白 薬用美白美容液」は、肌のバランスを整えながら美白ケアができるプチプラ美容液。クラシエのスキンケアブランド「肌美精」の美白ラインナップ製品です。
美白有効成分として「ビタミンC誘導体(L-アスコルビン酸 2-グルコシド)」、消炎成分として「トラネキサム酸」を配合。あわせて「ユズセラミド」や「米ヌカエキス」など、天然由来の保湿成分を配合し、肌の水分・油分バランスを整えてくれます。
とろみの少ないサラッとしたテクスチャで、肌なじみが良くベタつきません。


値段の割に成分が良く、サラサラしているので一年中使いやすいです。日焼けで赤みが出た時など、炎症を抑えたいときにも使用しています。
【有効成分】
トラネキサム酸、L-アスコルビン酸 2-グルコシド
【その他の成分】
ユズセラミド、米ヌカエキス、シャクヤクエキス、水解コンキオリン液、シルク抽出液、ヨクイニンエキス、大豆エキス、シクロヘキサンジカルボン酸ビスエトキシジグリコール、濃グリセリン、BG、ポリグリセリン、エタノール、水酸化K、POE硬化ヒマシ油、HEDTA・3Na液、カルボキシビニルポリマー、ラウリン酸POE(20)ソルビタン、クエン酸Na、クエン酸、ピロ亜硫酸Na、デヒドロジクレオソール、フェノキシエタノール、パラベン、水
なめらか本舗 整肌美容液NC(SANA)

価格(税込)/ 容量 | 1,320円 / 100mL |
「なめらか本舗 整肌美容液NC」は洗顔後、化粧水の前に使用するプチプラ導入美容液。ノエビアグループSANAの豆乳イソフラボン配合スキンケア「なめらか本舗」シリーズのラインナップ製品です。
保湿成分として高純度大豆イソフラボンとヒト型セラミドを(セラミドNG)を配合。あわせてビタミンやミネラルを豊富に配合し、キメの整ったなめらかな肌へと導いてくれます。
導入美容液ですが、重ねづけすることで化粧水としての使用も可能です。口コミでは、後につける化粧水の浸透が良くなるのを実感できるという声が多く見られ、プチプラでありながらブースターとしての機能性が高評価となっています。

水、BG、グリセリン、ジグリセリン、豆乳イソフラボン、豆乳発酵液、セラミドNG、グリチルリチン酸2K、海水、イソステアリン酸フィトステリル、トコフェリルリン酸Na、水酸化レシチン、アルカリゲネス産生多糖体、エタノール、シクロデキストリン、ステアリン酸グリセリル(SE)、ダイズタンパク、ダイズ種子エキス、ベヘニルアルコール、ポリグリセリン-3、結晶セルロース、フェノキシエタノール、メチルパラベン
タカミスキンピール(タカミ)

価格(税込)/ 容量 | 1,000円 / 10mL(初回お試しサイズ) 4,800円 / 30mL |
「タカミスキンピール」は、SNSやメディアで評価の高い大人気の導入美容液。美容クリニック発のスキンケアブランド「タカミ(TAKAMI)」を代表するアイテムです。レギュラーサイズは「プチプラ」と呼ぶにはやや高価ですが、プチプラで試せる初回お試しサイズがあるのでピックアップしました。
保湿成分として保水力の高い「ペンチレングリコール」や肌本来の持つ天然保湿因子(NMF)の一つでもある「PCA-Na」などを配合するほか、複数の植物由来成分を組み合わせることで、角層のうるおいバランスとターンオーバーをサポートする設計となっています。
成分構成を見てもかなりシンプルなアイテムで、「物足りなさを感じる」という声が見られる一方、「手放せない」という愛用者も多いです。フリーアナウンサーの田中みな実さんも長く愛用していると公言されています。


テクスチャーはサラっとしてるのに、しっかり保湿されてしっとりもちもちとした感触になります。
水、BG、ペンチレングリコール、PCA-Na、サンザシエキス、ナツメ果実エキス、グレープフルーツ果実エキス、リンゴ果実エキス、オレンジ果汁、ライム果汁、レモン果汁、クエン酸Na、クエン酸
4.プチプラ美容液の使い方

プチプラ美容液を使うタイミングや一度に使う量、適切な保管方法などは、製品によって異なります。まずは使用するアイテムのパッケージなどに記載された使用上の注意書きなどに目を通してから使い始めましょう。
一般的には、洗顔後、化粧水で肌を整えた後、乳液やクリームなど油性成分の多いアイテムを使用する前に使う美容液が多いです。ただし、製品によっては洗顔直後に使用することで、後から使うアイテムの浸透を良くするもの(ブースター美容液)や、乳液状やクリーム状の美容液などもあります。
使用タイミングは「夜のみ」と「朝晩2回」のどちらのタイプもあります。夜のみのものは日中の使用に向かない成分が配合されている場合もあるので、推奨している使用タイミングもしっかり確認しておきましょう。
5.プチプラ美容液の効果的な塗り方

プチプラ美容液のお手入れ効果をアップするための塗り方のコツをご紹介します。
5-1.手のひらで人肌に温めてからつける
適量の美容液を手のひらに出したら、指先で塗るのではなく、両手を重ねて軽く温めてから顔にスタンプするようになじませるつけ方がおすすめです。体温で温めることで美容液の伸びが良くなり、肌になじませやすくなります。
5-2.こすらずハンドプレスでゆっくりとなじませる
美容液に限らず、スキンケア化粧水を塗るときは肌をこすらないようにしましょう。摩擦は炎症やシワ、たるみ、シミなど肌トラブルを引き起こす原因になります。時間をかけて丁寧に、手のひらで軽くプレスするように肌になじませることを意識しましょう。
5-3.気になる箇所は重ねづけも効果的
特に乾燥しやすい部分やニキビや肌荒れができやすい部分、シワやシミが気になる部分などには、美容液を全体につけた後、部分的に軽く重ねづけするのも効果的です。重ねづけの際も肌をこすらないよう、指先などで軽く丁寧につけるようにしましょう。
6.プチプラ美容液に関するQ&A

ここからはプチプラ美容液に関するよくある疑問にQ&A形式でお答えします。
Q.プチプラ美容液と高級美容液の違いは?
A.価格の違いの理由はさまざま。必ずしも高いほうが効果的とは限りません
高価な美容液は、高価な原料や独自の成分、独自技術などを用いた製品が多いです。また、テクスチャや香り、ボトルのデザインなども高級感あるものが採用されるケースが多いでしょう。
さらにデパコスなどの場合、店舗運営の費用や人件費、広告費などいわゆる「ブランド代」が上乗せされている製品も多く、結果として高価格になっているのです。
一方プチプラ美容液は、大手メーカーのプチプララインを除けば、独自開発の成分や技術が用いられることは少ないです。
あわせて、ネット直販やドラッグストアなどでの販売により中間コストや人件費などを抑えることで低価格での販売を実現しています。
昨今の化粧品成分は、メーカー独自成分以外にも有用なものが多数あります。価格だけで判断するのではなく、自分の肌質や目的、好みなど総合して比較・判断するようにしましょう。
Q.化粧水や乳液とライン使いしたほうがいいの?
A.ライン使いはおすすめの方法ですが、こだわらなくてもOK!
化粧水や乳液、クリームなど同一シリーズの製品がある場合、基本的には、ライン使いによって成分を過不足なく肌に与えられるよう設計されています。
そのラインの訴求する効果が自分の目的と合っているなら、ライン使いは良い方法です。とはいえ、お気に入りの化粧水や乳液などがある場合は美容液だけ別ラインのものを組み合わせても問題ありません。
プチプラ美容液ならいろいろなアイテムを試しやすいので、成分や目的の異なる美容液を日替わりや肌の調子に合わせて使い分けてみるのも良いでしょう。
Q.「エッセンス」「セラム」「アンプル」の違いは?
A.訴求成分の配合濃度が異なります
以前は美容液といえば「美容液」または「エッセンス」という名称が一般的でした。
「セラム」や「アンプル」というのは韓国コスメの美容液でよく用いられる名称で、日本での韓国コスメ人気の上昇にともなって国内でも一般的に知られるようになりました。
いずれも美容液を指す言葉ですが、本場韓国では「セラム」は一般的な美容液よりも成分の配合濃度が高いものを指し、さらに濃度が高いものを「アンプル」と呼ぶのが通例となっているようです。
つまり、訴求成分の配合濃度が高い順に「アンプル>セラム>エッセンス(一般的な美容液)」であると理解しておけば良いでしょう。
7.まとめ
プチプラ美容液のおすすめ品と、選び方や使い方のコツなどをお伝えしました。
最後に記事中でご紹介したプチプラ美容液をまとめておきます。アイテム名をクリックすると記事内の厳選おすすめアイテムを改めて確認できますよ。
保湿や美白、エイジングケアなど、さまざまな機能を持つ成分をたっぷりと肌に届けられる美容液。プチプラなら気軽にいろいろ試して自分に合うものを見つけやすいですよね。
お気に入りの美容液を見つけて、毎日のスキンケアをより楽しく有益な時間にしていきましょう。
