子どもの肌を紫外線から守るために、日焼け止めは必要です。赤ちゃんや子どもが使う日焼け止めは、「肌負担が少ないものを使用したい」という方は非常に多いですよね。
しかし「子どもの日焼け止めはどれを使ったらいいのかわからない……」という方のために
- 子どもにおすすめの日焼け止めの選び方
- 日焼け止めの正しい使い方
- 日焼け対策＆アフターケア
についてくわしく解説していきます。子どもの肌を守る日焼け止め選びには、正しい知識を知ることが大切です。
この記事では、自身の子どもが使って良かったものや、敏感な子どもの肌に使いやすい日焼け止め11選をご紹介します。
最初に、子どもが使える日焼け止めはどのようなタイプがあるのかを見ていきましょう！
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1.子どもに使える日焼け止め選び
子どもに日焼け止めを使いたいけれど、「日焼け止めは肌に刺激がある」「日焼け止めで肌荒れの心配がある」という方も多いのではないでしょうか。
この項目ではまず、紫外線が与える影響と日焼け止めの選び方についてお伝えしていきます。
1-1.子どもと日焼けについて
紫外線は骨を形成するビタミンDの生成には必要な光線です。しかし紫外線を浴びすぎると
- 肌にダメージを与える
- 皮膚がんを起こしやすくなる
- 目の病気を起こしやすくなる
ことがわかっています。また子どもは大人よりも皮膚が薄いため紫外線の影響を受けやすく、外出時には日焼け止めを塗布することが必要です。
使用する目安として20分以上紫外線を浴びるときには、日焼け止めをつけましょう。
1-2.子どもの日焼け止め選びのポイント
子どもの日焼け止めを選ぶポイントは3つあります。
- SPF・PA値が適切なものを使う
- 石鹸やお湯でオフできるタイプを使う
- 肌刺激が少ないものを選ぶ
この3点についてくわしく説明していきます。
SPF・PA値が適切なものを使う
日焼け止めに記載されているSPF・PAは数値が高いほど紫外線カット効果も高くなっています。しかし数値が高くなるほど肌へ負担がかかる傾向にあるので適切な数値を選ぶことが大切です。
- 日常生活・・・SPF10～20 PA++前後
- 海やプールなどのレジャー・・・SPF20～50 PA+++前後
夏場なら、普段用とレジャー用に2本用意しておくといいでしょう。
また紫外線SPFはUVB、PAはUVAを防御する効果を表します。
- SPF・・・表皮にダメージを与えるUVBを防御する
- PA・・・真皮にダメージを与えるUBAを防御する
使用する時期や用途に合わせて、選んでみてくださいね。
石鹸やお湯でオフできるタイプを使う
子ども用の日焼け止めのほとんどが「石鹸でオフ」や「お湯でオフ」できるものが主流です。しかし中には石鹸を使用しても落としにくいタイプも販売されており、なかなか見極めが難しいところです。
ドラッグストアなどでテスターがある場合には、手につけてチェックしてみてください。
- 肌につけて濃く白浮きするもの
- 家に帰って石鹸で洗ったあと、肌に残るもの
これらは肌に残留しやすいので、避けたほうがいいでしょう。白浮きに関しては肌にのばして白っぽくなるものは落としにくい傾向にあります。
肌刺激が少ないものを選ぶ
子どもが使う日焼け止めは、なるべく肌に刺激がないものを選びたいものですよね。
- ノンケミカル（紫外線吸収剤不使用）のタイプ
- 無香料、無着色のタイプ
- 酸化亜鉛不使用のタイプ（金属アレルギーの場合）
肌の弱いお子様はこの3点はチェックしておくほうがいいでしょう。
日焼け止めには、ノンケミカル（紫外線拡散剤）と紫外線吸収剤の2種類あります。まれに紫外線吸収剤で刺激を感じる人もいますが、紫外線吸収剤のほうが高SPFのものが多いです。
真夏の海やプールの時は紫外線吸収剤を使い、普段は紫外線拡散剤を使うという方法もあり、どちらもメリットデメリットがあります。
また紫外線拡散剤には酸化亜鉛が配合されている場合が多く、金属アレルギーの方には合わない場合もあります。両親のどちらかに金属アレルギーがある、またはアトピー体質の方などは酸化亜鉛は避けたほうが無難です。
| タイプ | メリット | デメリット |
| 紫外線吸収剤 | ・白浮きしにくく塗りやすい ・紫外線防御効果が高い | ・敏感肌には刺激が出る場合もある ・SPFが30～50の高いタイプがほとんど |
| 紫外線拡散剤 （ノンケミカル） | ・肌刺激が出にくい ・塗り直し回数が少なめで済む | ・白浮きしやすく落としにくいタイプもある ・酸化亜鉛を配合しているタイプが多い |
これらを考慮し次章からは
- 低月数の子どもが使えるタイプ
- ノンケミカルかつ酸化亜鉛不使用のタイプ
このようなタイプの日焼け止めも合わせてご紹介していきます。
2.子どもにおすすめの日焼け止め3選
ここからは低刺激で日常使いしやすい、子どもにおすすめの日焼け止めを3選をピックアップしました。
子どもだけでなく、敏感肌の大人の方も一緒に使えるタイプになるのでぜひチェックしてみてくださいね。
美容情報の発信歴は13年。10代から多数の美容資格を取得し、ティーン誌での美容連載やメディア出演・ブロガー活動の後、日韓の美容学校を修了。現在は美容ライターとして多数の商品レポートや化粧品HOW TO発信を手がけ、メイク講師業や自身のコスメブランド「FAYON」の商品開発をはじめとしたディレクションも担当している。
エーデルワイス UVプロテクトミルク（ヴェレダ）
| 価格（税込）/容量 | 3,080円 / 50mL |
生後1カ月の赤ちゃんから使用できる「エーデルワイス UVプロテクトミルク」は、天然由来成分のノンケミカルUVクリームです。
子どもだけでなく敏感肌の大人の方からのリピート率も非常に高い商品です。
- SPF38 PA++
- 生後1ヶ月の赤ちゃんから使える
- 無着色、微香でどんな人も使いやすい
生後1カ月から使用できる数少ないUVクリームです。また、石鹸でオフできるのもうれしいですね。
紫外線吸収剤の酸化チタンも肌に直接触れることがないよう、コーティングされています。天然由来成分のため、爽やかな植物の香りがほんのりしますよ。
また保湿効果もしっかりとあるので、乾燥しがちなお子さんの肌をうるおいで包み込むことができます。
化粧下地としても使えるので、ママとお子さん兼用でのご使用もおすすめです！
◎良い点：近頃避けている方も多い酸化亜鉛は配合されておらず、ブルーライトや近赤外線もブロックしてくれます。
△気になる点：日焼け止め王道のミルクタイプなので、使用感が好きという方は少ないと思います。
水、酸化チタン、スクワラン、グリセリン、オリーブ果実油、エタノール、ホホバ種子油、ミリスチン酸ポリグリセリル-10、アルミナ、シリカ、エーデルワイスエキス、サンシキスミレエキス、カミツレ花エキス、トウキンセンカ花エキス、アロエベラ液汁*、セイヨウシロヤナギ樹皮エキス、香料、ステアリン酸、ベヘニルアルコール、アラビアゴム、キサンタンガム、パルミチン酸デキストリン、アニス酸、カプリン酸ポリグリセリル-3、ペンタステアリン酸ポリグリセリル-10、酸化鉄
ベルディオUVマイルドジェルN（近江兄弟社）
| 価格（税込）/容量 | 990円/80g 1,760円/220g |
1歳から使用できるノンケミカルかつ酸化亜鉛フリーの日焼け止めなら「ベルディオUVマイルドジェルN」がおすすめです。
- SPF30 PA+++
- 紫外線吸収剤、酸化亜鉛不使用
- うるおい成分として5種の植物エキス配合（※ツボクサエキス、ハトムギエキス、、モリンガエキス、オウゴンエキス、エーデルワイスエキス）
2022年2月に発売された商品です。インターネット通販はもちろん、ドラッグストアでも取り扱いされています。酸化亜鉛フリーのノンケミカル商品が少ない中、低価格での発売に拍手喝采の商品です。
SPF30 PA+++と紫外線防御効果も高いので、真夏のレジャーや長時間の外出時にもおすすめできます。
化粧品にも配合される話題のシカ成分、ツボクサエキスをはじめとする5種類の植物エキスがやさしく肌を保湿します。
6つの無添加処方（※紫外線吸収剤、香料、着色料、鉱物油、パラベン、エタノール）なのもうれしい商品です。
◎良い点：水やBGが主体となっているノンケミカルの日焼け止めなので、落としやすく刺激も感じにくい処方なので大人も嬉しいです。
△気になる点：汗や擦れで落ちやすい可能性があるので、こまめに塗り直して使うのがおすすめです。
水、BG、酸化チタン、水添ポリイソブテン、エチルヘキサン酸セチル、PEG-12ジメチコン、ジメチコン、シクロペンタシロキサン、トリエトキシカプリリルシラン、水酸化Al、ハトムギ種子エキス、エーデルワイス花/葉エキス、ツボクサ葉/茎エキス、オウゴン根エキス、ワサビノキ種子エキス、ヒドロキシアパタイト、ベヘニルアルコール、(アクリル酸Na/アクリロイルジメチルタウリンNa)コポリマー、含水シリカ、ペンタステアリン酸ポリグリセリル-10、イソヘキサデカン、酢酸トコフェロール、キサンタンガム、ステアロイルラクチレートNa、セテス-10、ポリソルベート80、オレイン酸ソルビタン、グリセリン、トコフェロール、クエン酸、リン酸2Na、フェノキシエタノール、BHT
UVバリア モイストクリーム（ママバター）
| 価格（税込）/ 容量 | 1,870円 / 45g |
新生児から使用できる「UVバリア モイストクリーム」はUVケアしながら保湿ケアもできるクリームです。
- SPF27 PA++
- ノンケミカル（紫外線吸収剤不使用）
- 天然由来保湿成分オーガニックシアバター5％配合
赤ちゃんから家族みんなで使用できることにこだわった日焼け止めです。高保湿な天然由来保湿成分シアバターを5％も配合したうるおいケアクリームです。
紫外線だけでなく、冷暖房による乾燥からも肌を守るしっとり感が心地よいUVクリームです。
ノンケミカルにありがちな白浮きもなくなめらかに塗布でき、石鹸でオフできます。お顔を含む全身に使用することができますよ。
◎良い点：ノンケミカルタイプは酸化亜鉛の配合量が多い商品も多い中で、こちらは比較的順位が高くありません。毛穴詰まりや金属アレルギーなどの症状が気になる方はより選びやすい商品です。
△気になる点：石けんオフOKの商品ですが、メイク汚れの洗い残しは肌トラブルに繋がるため、マイルドなものでクレンジングをすることをおすすめします。
水、（C13-15）アルカン、酸化チタン、酸化亜鉛、シア脂、
トリ（カプリル酸/カプリン酸）グリセリル、プロパンジオール、
グリセリン、ステアリン酸、ペンチレングリコール、ベヘニルア
ルコール、水酸化AI、ペンタステアリン酸ポリグリセリル-10、
オウゴン根エキス、ナイアシンアミド、バチルアルコール、ポリ
ヒドロキシステアリン酸、（イソステアリン酸/ベヘン酸）（グ
リセリル/ポリグリセリル-6）エステルズ、（C15-19）アルカン、
ステアロイルメチルタウリンNa、ステアロイル乳酸Na、ラウリ
ン酸ポリグリセリル-6、ポリグリセリン-6、ヒドロキシエチルセ
ルロース、クエン酸、グリチルリチン酸2K、酢酸トコフェロール、
グルコン酸Na、（アクリル酸Na/アクリロイルジメチルタウリン
Na）コポリマー、BG、クエン酸Na、フェノキシエタノール
3.【目的別】子どもにおすすめの日焼け止め
ここからは目的別に日焼け止めが選べるよう下記の3項目に分けてご紹介！
気になるところからチェックしてくださいね。
3-1.普段使いできる子どもにおすすめの日焼け止め
毎日のお出かけ時に普段使いしやすい、SPF20前後のノンケミカル日焼け止めを3品ご紹介します。
トータルアウトドアUV（はぐくみプラス）
| 価格（税込）/ 容量 | 2,618円 / 50g |
生後1カ月からのお外デビューにおすすめの「トータルアウトドアUV」はお湯で落とせるタイプの日焼け止めです。
- SPF20 PA++
- ノンケミカル（紫外線吸収剤不使用）
- 日焼け止め、虫よけ、大気汚染をカバー
- お湯で簡単オフ
1本で日焼け止め、虫よけ、大気汚染をカバーしてくれるので、お出かけにはこれ1本でトータルケアできます。
やさしいアロマの香りが虫よけ効果があるので、負担をかけたくない子どもの肌にはぴったりです。
保湿効果の高いクリームタイプなので、乾燥肌しがちな大人の肌にも使いやすいと感じます。
石鹸を使わなくてもお湯でオフできるので、非常に肌に残留しにくい日焼け止めと言えるでしょう。
手の平サイズなので、荷物が多くなりがちな子どもとのお出かけにも手軽に携帯できますよ。
◎良い点：6つのフリー処方かつ天然アロマの香りの作用で虫除け効果もあるという日焼け止め。お子さん用としては特にありがたい機能です。
△気になる点：レジャー用として使いたくなりますが、塗り直しはこまめに行う必要があるでしょう。
水、トリ（カプリル酸/カプリン酸）グリセリル、ラウリン酸メチルヘプチル、酸化チタン、酸化亜鉛、プロパンジオール、シリカ、グリセリン、スクワラン、ステアリン酸ポリグリセリル-2、（カプリル酸/カプリン酸）ヤシアルキル、水酸化AI、ステアリン酸グリセリル、ステアリルアルコール、イソステアリン酸、ラウリン酸ポリグリセリル-10、メンタンジオール、オクチルドデカノール、ポリヒドロキシステアリン酸、ミリスチン酸ポリグリセリル-10、α-グルカンオリゴサッカリド、ホホバエステル、キサンタンガム、ラベンダー油、ステアロイルグルタミン酸Na、ジラウロイルグルタミン酸リシンNa、カプリルヒドロキサム酸、BG、グリチルリチン酸2K、コメ発酵液、マルトデキストリン、コメ胚芽油、ハッカ葉油、エンテロコッカスフェカリス、ユーカリシトリオドラ油、ワサビノキ種子エキス、ヨモギ葉エキス、オウゴン根エキス、カエサルピニアスピノサ莢エキス、加水分解コメヌカエキス、ソメイヨシノ葉エキス、サガラメエキス、ヒマワリ芽エキス、チャ葉エキス、加水分解ハトムギ種子、安息香酸Na
M-mark アミノ酸日焼け止め乳液（松山油脂）
| 価格（税込）/容量 | 1,738円 / 100mL 1,452円 / 90mL（詰替用） |
普段使いできる低刺激の日焼け止めなら「M-mark アミノ酸日焼け止め乳液」がおすすめです。
- SPF20 PA++
- 紫外線吸収剤、酸化亜鉛不使用
- 使いやすい乳液タイプ
敏感肌や乾燥肌の方に人気が高い松山油脂の日焼け止め乳液は、子どもにも使える低刺激処方です。柔らかな乳液タイプでお顔を含む全身に使用することができます。
無香料なので香りが気になるお子さんにもおすすめ。天然保湿因子のアミノ酸成分がしっとりと肌を保湿します。
紫外線対策と保湿ケアが同時にでき、石鹸で落とせる点も魅力です。
◎良い点：日焼け止めはきしみや乾燥を感じやすいアイテムですが、保湿成分でその点をカバーされています。
△気になる点：乳液タイプなので顔に使用する場合は使用感の好き嫌いが分かれそうです。
水、ホホバ種子油、BG、イソステアリン酸イソプロピル、酸化チタン、グリセリン、ベタイン、1,2-ヘキサンジオール、ペンチレングリコール、水酸化Al、ステアリン酸、セリン、アラニン、グリシン、トレオニン、リシンHCl、アルギニン、グルタミン酸、プロリン、PCA、PCA-Na、乳酸Na、ラウロイルリシン、ベヘニルアルコール、ポリヒドロキシステアリン酸、水添レシチン、ペンタステアリン酸ポリグリセリル-10、ミリスチン酸K、ステアロイルラクチレートNa、トコフェロール、キサンタンガム
マミー UVマイルドジェルN（マミー）
| 価格（税込）/ 容量 | 990円 / 100g |
「マミー UVマイルドジェルN」は1歳から使える、軽い付け心地の日焼け止めです。
- SPF33 PA+++
- 保湿成分としてヒアルロン酸・トレハロース配合
- 石鹸で落とせる
真夏のお出かけでも対応できるSPF33 PA+++は心強いです。パッケージが抜群にかわいいのでお子さんにも人気の日焼け止めです。
100g入りとたっぷりサイズでポンプ式なので、つけるのがとっても手軽！親子や家族みんなで使える日焼け止めとしてもおすすめです。
◎良い点：保湿力の高い油水成分を配合しているためお肌を保護しながら紫外線カットすることができます。ジェル状の滑らかな塗り心地も◎
△気になる点：散乱剤が合わない方には良いですが、紫外線吸収剤を使用した日焼け止めなので敏感肌さんには不向きかもしれません。
水、PG、メトキシケイヒ酸エチルヘキシル、マカデミア種子油、ジエチルアミノヒドロキシベンゾイル安息香酸ヘキシル、トレハロース、ヒアルロン酸Na、ホホバ種子油、アセロラ果実エキス、アロエベラ葉エキス、キイチゴエキス、(アクリレーツ/アクリル酸アルキル(C10-30))クロスポリマー、ステアリン酸ポリグリセリル-10、水酸化K、EDTA-2Na、BHT、BG
3-2.海やプールで使える子どもにおすすめの日焼け止め
海やプール、真夏のお出かけにおすすめの日焼け止めはこちらです。
＆be（アンドビー）UVミルク（&be）
| 価格（税込）/容量 | 1,980円 / 30g 3,080円 / 120g |
高SPFでも肌にやさしいノンケミカルの「＆be（アンドビー）UVミルク」は、アウトドアにおすすめの日焼け止めです。
- SPF50 PA++++
- ノンケミカル（紫外線吸収剤不使用）
- 紫外線による肌荒れをサポートする植物エキス配合
大人から子どもまで使えるノンケミカルの日焼け止めで、SPF50 PA++++を実現した大人気商品です。さらっとした付け心地でべたつかない使用感が使いやすく、外的環境からも肌を守ります。
石鹸やボディソープで落とせるマイルドな日焼け止めで、紫外線吸収剤、石油系界面活性剤、鉱物油、エタノール、タール系色素、合成香料、合成酸化防止剤、旧指定表示成分不使用となっています。
天然成分のオレンジとラベンダーの心地よい香りがしますよ。
◎良い点：ノンケミカルながらきしみや白浮きを抑え、微細パールによるトーンアップ機能、2色展開なので化粧下地としても使いやすいです。
△気になる点：紫外線防御指数は最高値なので、マイルドさを重視する方はもう少し低めのものを選んでも良いと思います。
水、トリ（カプリル酸/カプリン酸）グリセリル、酸化亜鉛、DPG、酸化チタン、トリエトキシカプリリルシラン、ダイマージリノール酸（フィトステリル/イソステアリル/セチル/ステアリル/ベヘニル）、グリセレス-26、ペンチレングリコール、ビルベリー葉エキス、ポリクオタニウム-51、ソメイヨシノ葉エキス、アセチルヒアルロン酸Na、シロキクラゲ多糖体、ヒアルロン酸Na、イザヨイバラエキス、ヒアルロン酸クロスポリマーNa、カミツレ花エキス、オウゴン根エキス、スイゼンジノリ多糖体、塩化Na、水酸化AI、トリオレイン酸ポリグリセリル-10、（アクリル酸Na/アクリロイルジメチルタウリンNa）コポリマー、合成金雲母、イソヘキサデカン、BG、セスキイソステアリン酸ソルビタン、含水シリカ、ポリソルベート80、ラウリン酸ポリグリセリル-10、キサンタンガム、マンダリンオレンジ油、オレンジ油、ベルガモット果皮油、ラバンデュラハイブリダ油、フェノキシエタノール
メンソレータム サンプレイ ベビーミルク（メンソレータム）
| 価格（税込）/容量 | 770円/ 30g |
アウトドア用に赤ちゃんが使いやすい日焼け止めなら「メンソレータム サンプレイ ベビーミルク」がおすすめです。
- SPF34 PA+++
- ノンケミカル（紫外線吸収剤不使用）
- 汗、水に強いウォータープルーフ
2011年に発売され、ロングセラーで根強い人気の子ども用日焼け止めです。
ウォータープルーフタイプなのでやや落としにくさは感じますが、逆にだからこそ海やプールにおすすめなのです。
水に対して耐久性があるほうが、落ちにくく紫外線から肌を守ることができます。一度水に入ったらなかなか出たがらないお子さんには、肩回りや顔に多めに塗っておくとより焼けにくいですよ。
◎良い点：紫外線吸収剤不使用で比較的落としやすいシリコーンオイルが採用されています。男性の敏感肌さんにもデイリー使いに良いかもしれません。
△気になる点：かなりベタつくというほどではないですが、日焼け止め特有のオイリー感はゼロではないので塗り心地がとても良いとは言えなさそうです。
シクロペンタシロキサン、水、ジメチコン、酸化亜鉛、グリセリン、PPG-10メチルグルコース、酸化チタン、ポリメチルシルセスキオキサン、トリメチルシロキシケイ酸、1.2-ヘキサンジオール、PCAジメチコン、ヒアルロン酸Na、グリチルリチン酸2K、リン酸アスコルビルMg、酢酸トコフェロール、含水シリカ、ポリグリセリル-3ポリジメチルシロキシエチルジメチコン、ハイドロゲンジメチコン、水酸化Al、パンテノール、(ジメチコン/ビニルジメチコン)クロスポリマー
3-3.プチプラで子どもにおすすめの日焼け止め
お手頃価格で子どもの肌に使いやすい日焼け止めを2品ご紹介します。
ニベアUV ウォータージェル こども用（ニベア花王）
| 価格（税込）/ 容量 | オープン価格 / 120g |
プチプラでたっぷり使える日焼け止めなら「ニベアUV ウォータージェル こども用」がおすすめです。
- SPF28 PA++
- ノンアルコール、無香料、無着色
- ヒアルロン酸、ユーカリエキス配合
- 石鹸で落とせる
乾燥しやすい子どもの肌を紫外線から守る、みずみずしいテクスチャーのジェルタイプです。香りやべたつき感などのクセがなく、サッと塗れるのは親目線からもありがたいところですよね。
ヒアルロン酸やユーカリエキス配合で乾燥を防ぎます。専用クレンジング不要で石鹸でオフできますよ。
ドラッグストアでも気軽に入手できるので、急なお出かけもOKです！
◎良い点：ジェルタイプで優しく伸ばして使いやすく、ノンアルコールタイプなのも嬉しいポイント。
△気になる点：HPでは全成分の表示がないため、細かい成分解析が難しいです。
水、トリ（カプリル/カプリン酸）グリセリル、メトキシケイヒ酸エチルヘキシル、PG、シクロメチコン、オクチルトリアゾン、酢酸トコフェロール、ヒアルロン酸Na、ポリクオタニウム-51、ユーカリエキス、BG、（アクリル酸/アクリル酸アルキル（C10-30））コポリマー、カルボマー、セテス-10、メチルパラベン、フェノキシエタノール、水酸化Na
パックスベビー うるおいUVクリーム（太陽油脂）
| 価格（税込）/ 容量 | 935円 / 40g |
合成界面活性剤不使用の天然由来成分で作られた「パックスベビー うるおいUVクリーム」は赤ちゃんの肌にも使える日焼け止めです。
- SPF17 PA+
- 紫外線吸収剤、酸化亜鉛、合成界面活性剤不使用
- 保湿成分としてマカデミアナッツ油、カミツレエキス配合
余計なものはとことん省いた、天然由来成分のシンプル処方になっています。赤ちゃんの初めてのお出かけに使いたいUVクリームです。
マカデミアナッツ油やカミツレエキスを配合し、乾燥しがちな肌を守ります。無着色、無香料、アルコールフリー、石油由来原料不使用で石鹸で落とせます。
◎良い点：ノンケミカルかつ界面活性剤不使用ということで、なるべく自然由来のものを使用したいという方にはもってこい。紫外線防御指数は低いですが、デイリー用には問題なく使えます。
△気になる点：悪い成分ではありませんが、主体になっているプロパンジオールがグリセリンやBGを使用しているものの方がより敏感肌さん向きだと感じます。
水、プロパンジオール、酸化チタン、スクワラン、マカデミアナッツ油、グリセリン、ホホバ種子油、ステアリン酸K、ステアリン酸、パルミチン酸、ベヘン酸、シリカ、ベヘニルアルコール、カミツレ花エキス、ローズマリー葉エキス、トコフェロール、ヒノキチオール
4.子どもにおすすめの日焼け止めの正しい使い方
子どもの肌を紫外線から守るやさしい日焼け止めを選んだら、次は正しい使いをマスターしてより効果的に使用していきましょう。
こちらを順番にチェックしてくださいね。
4-1.日焼け止めの効果的な塗り方
日焼け止めは量が足りないと、十分な効果を発揮することができません。塗る量が少ないと記載されている数値に満たず、日焼けしやすくなってしまいます。
顔に塗る場合
クリームを手の平に取り出し、額、量ほほ、あごの5点にのせまんべんなくのばしていきます。塗り残しがないように細部まで塗りましょう。
量の目安として下記の量を参考にしてみてください。
- クリームタイプ・・・パール粒大
- 乳液タイプ・・・1円玉大
体に塗る場合
ポンプの場合は手に取り、チューブタイプは直接容器から線を書くように足や腕に出します。
手の平全体を使ってムラなくのばしてください。腕や足の内側もすべてまんべんなく塗ります。
基本的に2～3時間おきに塗り直し、汗をかいた場合はタオルで水分を拭き取ったあと塗ってくださいね。
4-2.子どもに日焼け止めを使うときの注意点
日焼け止めは紫外線から肌を守る大切なアイテムですが、肌に合わないものや使用方法を間違うと肌荒れの原因になってしまいます。
特に大切な注意点を3つお伝えしますね。
1.パッチテストを行う
初めて使う商品や、日焼け止めデビューの際にはパッチテストを行いましょう。
- 腕か足の内側に日焼け止めをつけて24時間おく（お風呂上りにつけるのがおすすめ）
- 肌に異常がなければ、首や顔などのデリケートな個所につけ24時間おく
- 肌に異常がなければ使用する
お子さんがあまり手を触れない個所につけておくといいですよ。
2.塗り薬や虫よけと併用する場合
病院から処方されている薬や虫よけを一緒に使いたい場合は
「塗り薬→⽇焼け⽌めクリーム→⾍よけ」の順で使ってください。
虫よけ効果のあるUVクリームは、アロマの香りが消えたら再度塗りなおしましょう。
3.日焼け止めの使用期限
子どもが使える日焼け止めは、防腐剤無添加のタイプも多いです。
完全無添加なら2カ月程度、通常でも3～4カ月のワンシーズンで使い切るようにしてください。
昨年あまった日焼け止めはUV効果があっても、雑菌が繁殖して肌荒れを起こすケースがあるので使用しないでください。
次章では日焼け止めと合わせた日焼け対策についてご紹介していきます。
5.日焼け止めと合わせた子どもの日焼け対策
日焼け止めを使用する以外に、下記の内容も知っておくとより子どもの肌を守ることができますよ。
それでは詳しく見ていきましょう。
5-1.外出時の子どもの日焼け対策
外出時には日焼け止めを塗りなおすタイミングを逃すこともありますよね。そんなときに便利なのが
- UV加工している羽織ものを着る
- つばのある帽子をかぶる
これらを携帯しておくと、より日焼けを予防することができます。
最近はUV加工のひんやりとした子どもが着やすい服や、折りたためる帽子もたくさん販売しています。持っておくと外出時に重宝すること間違いなしです。
また紫外線が強い午前10時～午後14時の外出を避け、早めの時間にお散歩をするのもおすすめです。
公園なら木陰ができやすい時間帯を見つけて遊ぶなど、工夫してみるといいですよ。
5-2.子どもの日焼け後のスキンケア
子どもの肌は大人よりも薄いので、紫外線の影響を受けやすく、大人と同じ時間に外出していても日焼けしてしまう場合があります。
お子さんの肌が荒れないようアフターケアはとても大切です。
少し日焼けした場合
冷やしたタオルで10分ほど肌を冷やし、肌刺激の少ない化粧水で保湿しましょう。
大人用のアフターローションは刺激が強いものもあるので、子どもが使えるタイプの低刺激化粧水がおすすめです。
ベビークリアローション（ピジョン）
| 価格（税込）/容量 | 577円/ 120mL |
生まれたばかりの新生児から使える「ベビークリアローション」は日焼けしたあとの保湿におすすめです。
- 保湿成分としてヒト型セラミド配合
- 全身ケアはもちろん頭皮にも使える
赤ちゃんの肌に使用できるものは、少し大きくなった子どもにももちろん使えます。
大人用のアフターローションはエタノールやメントールが配合されているものが多く、子どもにはおすすめできません。
子どもが使いやすい、肌のやさしさを追求した化粧水で肌を整えましょう。
防腐剤無添加なので、2カ月を目途に使い切ってくださいね。
◎良い点：保湿メイン、刺激は最小限のシンプルな処方なので敏感になっている日焼け後のケアにもぴったり。
△気になる点：乾燥が強い場合、ローションだけでなくミルクやクリームでさらに保護する方が良いかもしれません。
水、グリセリン、BG、ヒアルロン酸Na、セラミドNP、イソステアリン酸フィトステリル、グリチルリチン酸2K、PPG-4セテス-20、カルボマー、トコフェロール、フェノキシエタノール、エチルへキシルグリセリン、水酸化K
赤く日焼けした場合
海やプールに行くと肩や顔が真っ赤に日焼けしてしまうこともありますよね。そんなときは下記の手順でお手入れしてみてください。
- ぬるめの水でやさしく洗い流す（シャワーやタオルは使わず、手でかける）
- 赤くなった個所に冷やしたタオルを10～30分ほど乗せて冷やす
- 低刺激の化粧水を肌になじませる
- お風呂は浴槽には浸からず、泡で手洗いする
日焼けは一種のやけど状態なので、とにかく冷やすことが大切です。冷やしても肌がヒリヒリしたり、傷みがある場合は皮膚科を受診しましょう。
6.まとめ
今回は子どもの日焼け止めと使い方、アフターケアについてご紹介しましたが、いかがでしたか？
ここでもう一度、おさらいしておきましょう！
実はおすすめの10商品は、大人の敏感肌の方にも人気な日焼け止めが多いです。
肌へのやさしさを追求した商品を厳選していますのでぜひ使いやすいタイプを見つけてください！
肌にやさしい日焼け止めを正しく使って外遊びを楽しんでくださいね。