アコムは大学生でも借りれる!親バレ防止策や審査対策などのまとめ
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ファイナンシャルプランナー
大学卒業後、多数のメディア編集業務に従事。その後、ファイナンシャルプランナー2級の資格を取得。FPとしての専門知識を活かし、カードローン、FX、不動産、保険など様々な情報におけるメディアの編集・監修業務を行ない、これまで計2000本以上の担当実績を誇る。ローン審査経験者などのインタビューなども多数行ない、専門知識と事実に基づいた信頼性の高い情報発信を心がけている。
この記事の目次
アコムを検討している大学生や専門学生にとって、気になるのは以下のような点かと思います。
アコムを検討する学生が気になる点
- 学生でも借りれるの?
- 審査ではどういったことが行われるの?
- いくら借りれるの?
- 親やバイト先にバレない?
ということで、今回はアコムの利用を考えている学生の疑問点や不安点について徹底的に解説していきます。
そもそも、アコムは学生でも借りることが出来るの?
まずはそもそもの話として、「アコムは学生でも借入することが出来るの?」という点についてです。
これは結論から言えば、20歳以上の安定した収入がある方であれば学生でも申込みが可能となっています。
ポイントとなるのは、20歳以上という点と安定した収入があるという点。
残念ながら同じ学生でも20歳未満の方には申し込み資格がないということになります。
これは親(保護者)の同意があっても同様です。
安定した収入については、アルバイトをしている学生であれば問題ないと見なされます。
アコムの審査基準
申込み資格については上記の通りですが、それと審査に受かるかは全く別の話となります。
気になるのは、アコムの審査基準はどうなっているのか。
どこを重点的にチェックされ、どういった場合には受かり、どういった場合には落ちるのか?
具体的に、下記の5つをクリアしていると審査に通過すると言われいます。
アコムの審査基準
- 1.嘘の申告をしないこと
- 2.安定した収入(月1回以上の定期的な収入)があること
- 3.金融事故を起こしていないこと
- 4.総量規制に引っ掛かっていないこと
では1つずつ解説していきます。
その1 │ 嘘の申告をしないこと
実はとても大切なのがこちら「嘘の申告をしないこと」。
具体的には・・・
- 審査が有利になるようにと、収入を多めに申告した
- アルバイトで働いている期間を長く申告した
- 他のカードローンやクレジットカードからの借り入れ(キャッシング)があるにも拘わらず、無いと申告した
- 他社での借り入れ額を少なく伝えた
こういった嘘をつかないことが、非常に重要となります。
なぜなら、虚偽の申告を理由に審査落ちする可能性が十分あるからです。
アコムも大手金融機関といえども、審査を行うのは人間です。
一般的な考えとして、嘘を付く人に信用してお金を貸すことはできませんよね。
特に、他社からの借り入れ状況などは、アコムが信用情報機関に問合せることで、一発で分かるものだから、嘘をついてもすぐにバレてしまうのです。
その2 │ 安定した収入(月1回以上の定期的な収入)があること
収入に関しては、労働による月1回以上の定期的な収入があれば問題ないとされています。
コンビニのバイトでも、家庭教師でも、工場の派遣でも、とにかく働くことで月1回以上の収入を得ていれば大丈夫です。
多くの学生が勘違いしていることですが、シフトの日数や給料の額については、審査に受かるか受からないかに関しては、ほぼほぼ関係ありません。
当然、借りれる金額(ご利用限度額)には影響しますが、ひとまず合否で見られるのは収入の継続性です。
なお、派遣のバイトの場合、登録しているだけでまだどこでも働いていないという場合には、審査通過は厳しくなります。逆に、まだ給料は一度ももらっていないけど、実際には何日か働いているという場合には、受かる可能性が高くなります。
あとは、親からの仕送りやお小遣いというのも、労働収入じゃないから、収入はそれのみという人は厳しくなります。
その3 │ 金融事故を起こしていないこと(ブラックになっていないこと)
具体的には、クレジットカードやカードローン、自動車ローンやバイクローン、教育ローン、スマホの割賦購入などで、2か月以上の長期滞納をした経験があったり、強制解約されてしまった経験のことを指します。
あとは学生の方にはあまり馴染みはないかもしれませんが自己破産や任意整理などの経験が無いことも審査通過の条件です。
一旦こういった金融事故を起こしてしまった場合には、信用情報機関にその記録が5年~10年残ってしまうので、その間は、審査に通過することはまず不可能となってしまいます。
特に学生の場合は、スマホの割賦購入で延滞事故を起こしている人が多いから、そこは要注意です。
その4 │ 総量規制に引っ掛かっていないこと
総量規制とは他社も含めた借入総額が、原則、年収等の3分の1までに制限される制度のことですが、これに引っかかると審査落ちてしまいます。
ポイントとなるのは、どの借り入れが総量規制の対象となる借入なのか?という点ですが、それは以下の表の通りです。
とにかく、銀行からの借り入れかどうか?というのが分かれ道となります。
同じカードローンでも銀行からの借り入れについては総量規制の対象外となるためです。
ただ、クレジットカードのキャッシング枠については、総量規制の対象外となるものは、ほとんどありませんので(「三菱東京UFJ-VISA スーパーICカード」と「横浜バンクカード」の2つぐらい)、基本的にはクレジットカードのキャッシング枠は総量規制の対象となると考えるべきです。
表の左側からの借入総額が年収の3分の1を超えていたらアウトです。
いくら借りれる?目安が知りたい!
学生の場合、何十万も借りる人はほとんどいませんが、実際に申し込んだ際にはどれぐらい借りれるのか?というのは気になるところです。これについては、多くの人が初回は10万円までとなっています。
あとはアルバイトなどの収入に応じて総量規制の枠内まで利用限度額を上げることも可能です。
ただし、月にアルバイトで2万円(年収24万円)の収入しかない場合は、10万円でも総量規制に引っ掛かるので、この場合は、年収の3分の1以下の7万2,000円というのが融資限度額になります。
親や学校に内緒でアコムを利用できる?
結論から言うと、親と同居をしている場合でも、「カード」を自動契約機(むじんくん)にて受取り、延滞無く真面目に返済し、明細書をきちんと破棄していればバレる可能性はかなり低いと言えます。
というのも、学生も社会人も関係なく、こちらの記事で書いている通り、バレるシチュエーションというのは概ね決まっているからです。
詳しくは、上の記事で紹介していますが、この記事では、学生に的を絞り、どのあたりに気を付ければよいか?を重点的に説明します。
学校と親の勤務先に連絡がいくことは、まずない
学生の場合、アコムへの申込時にオペレータから、実家の連絡先や学校名、親の情報(名前、勤務先、収入)などを聞かれる場合がありますが、基本的に学校や親の勤務先に連絡がいくことはありません。
ただ、これは基本的に無いというだけで100%ではないので注意が必要です。
というのも、貸金業法の24条に「正当な理由がないのに、債務者等の勤務先その他の居宅以外の場所に電話をかけ、電報を送達し、若しくはファクシミリ装置を用いて送信し、又は債務者等の勤務先その他の居宅以外の場所を訪問すること。」というように書いてある通り、正当な理由があれば、勤務先その他の居宅以外の場所に電話をかけるのも問題ないとされているからです。
ただ、現実的にはそういった親の勤務先や学校に連絡が行ったという事例は聞きませんので、100%ではないですが、まず親の勤務先や学校については大丈夫という判断になります。
逆に言うと、実家に連絡される可能性は十分あるということですので、そこは気を付けないといけません。
具体的には延滞しないこと。これに限ります。
どんな時に親や家族にバレるの?
特に気を付けるべきは、郵送物です。
契約完了後に郵送されてくる「カード本体(ローンカード本体)と契約確認書類」。
これを同居の親に見られてバレるというケースは多くなっています。
また、「借入の際や返済時にATMから発行される控えや明細書を見られてしまう」「延滞時に届く督促状を見られてしまう」というパターンも存在します。
アコムの利用がバレるのを防ぐ方法
カード本体と契約確認書類は、自動契約機(むじんくん)に取りに行くことでバレない
「カードは郵送で受け取るか?」「自動契約機で受け取るか?」を選択できますが、自動契約機で受け取れば、カード本体と契約確認書類は自宅には送られることはありません。
ご利用明細書はWEB明細を選ぶこと
いまはWEB明細というのが申込時にも基本になっているため、あまり心配する必要はありませんが、明細を郵送のものではなく、WEB(パソコンやスマホ)だけで閲覧するWEB明細にするのはバレ対策としては基本中です。
ATM利用時に発行される控えや明細書はきっちり保管、もしくは破棄すること
実はアコムに限らず、カードローンの利用が家族などにバレる理由として多いのがこれです。
特に実家暮らしの人に気を付けて欲しいのは、捨てる場合も家のゴミ箱には捨てないことです。
捨てた明細書などを見られてバレてしまっている人も多くなっています。また財布に保管しておくというのも推奨しません。
これについては、カード本体も同様です。
自宅・実家への電話を避けるには、延滞しないこと&携帯への電話に出ること!
基本的に延滞時には、まず本人の携帯電話(希望連絡先として設定した連絡先)に電話が入り、複数回出ないときには自宅、それでもどうしても連絡が付かない場合には、実家や勤務先への電話となりますが、とにかくバレるのを防ぐにはアコムから電話が入った時には、きちんと対応することが重要です。
何故なら、連絡がとれさえすれば、携帯以外に連絡を行う理由がアコムにはないからです。
法律でも、連絡が取れる場合は、実家や勤務先への電話は禁止されています。
督促状を避けるには、延滞しないこと&延滞しそうな場合は事前に連絡すること!
督促状については、延滞から2日前後で発送の手続きに入るので、延滞することが分かっている場合には事前にアコムに連絡することで遅らせてもらうことも事情によっては可能です。
具体的には、延滞をしそうな旨を伝えて、いついつまでに支払うという約束を担当者と約束することです。
その上で、督促状の発送について待ってほしいということをお願いすれば、数日であれば送付を待ってくれることがあります。
アルバイト先にアコムの利用がバレない?
親バレと共に気になるのが会社バレです。
まずはどんな場合にアルバイト先にアコムの利用がバレる可能性があるのか?ですが、主に延滞時の会社への電話で感づかれる可能性があります。
延滞時の会社への電話で感づかれる
延滞時に行われる会社への電話にてばれる(感づかれる)というパターン。
アコムからの携帯への電話を無視したり、どうしても連絡が付かないような場合には、勤務先に電話がかかってくることもあります。
その場合でもアコムとは名乗らず個人名で電話がかかってきますが、雰囲気や電話の頻度、受け答えの内容などから、仕事場の人に疑われたり、追及されたりで、バレるという流れです。
延滞時の会社への電話でバレるのを防ぐ方法
これはとにかく延滞しないことです。
また延滞しても、逃げないことです。具体的には携帯やスマホに掛かってくる電話に必ず出ること。
不在着信が入っている場合には、掛け直すことです。
連絡が取れる以上は、会社に電話をする必要はありませんので、延滞しても連絡さえきちんと取れるようにしておけば勤務先に電話が掛かることはありません。
これは実家への連絡の場合も同様です。
その他
以上で、基本的な解説は終わりです。
ここからは、上記には属さない心配事や疑問について解説していきます。
なお、アコム以外にも学生の方が借りれるカードローンもあるので、よければ併せて検討してみてください。
アコムで学生が借りるときに何の用途と答えればよいか?
学生・社会人を問わずアコムに申し込んだ際には、アコムのオペレーターから申込内容の確認の電話が掛かってきますが、その際に、何の用途の為に借りるのか?と質問されることが多々あります。
その場合に何と答えればよいか?ですが、これは無難なものを答えておくことをおすすめします。
NGなのは、ギャンブルや賭け事、事業資金あたりで、それ以外であれば概ね問題ありません。
資格取得のための教材費だったりスクールの費用、帰省のための費用、卒業旅行の費用や友人の結婚式に参加するための費用なんてというので十分です。
アコムで借りたらヤバいことになるんじゃない?
ヤバいというのは、借金が知らないうちに膨れ上がってしまったり、暴力的な取り立てを受けたり、マグロ漁船に載せられたり、人生が転落してしまったり、という意味ですが、これについては、業界最大手の上場企業であるアコムでは、まずありえません。
そういった悪質なイメージはあくまでフィクションであり、TVドラマや漫画の話と理解しておきましょう。
ただし、アコム以外の街金や小規模金融には、いわゆる闇金業者が存在しますので、利用するなら大手金融を検討するのがおすすめです。
本人確認証は、学生証でOK?
申込みの際には、本人確認のための書類を提出する必要があるのだけど、その際、学生証でもOKなのか?という疑問です。
これについてはNG。
本人確認書類として認めらるのは、運転免許証かパスポート、マイナンバーカード、健康保険証(左記いずれかの交付を受けていない方)のいずれかとなります。
本人確認書類の住所と申込時に入力した住所が異なる場合は、6か月以内に発行された公共料金(ガス・水道・固定電話料金)の領収証が必要になります。
まとめ
アコムは30日間の無利息期間サービスや、ACマスターカードというクレジット機能が付いたローンカードもラインナップされていることもあり、学生にも人気のカードローンとなっています。
この記事で学生が気になるところは、かなり網羅的に解説しましたので、しっかりと参考にし、アコムへの申込みを検討してみてください。
もっとも心配なのは、審査の面だと思いますが、以下の5つをクリアしてれば、収入の多い少ないは関係なく、まず審査には通る可能性は高いと言えます。
この5つをクリアできれば、審査通過は期待できる
- 1.嘘の申告をしないこと
- 2.アルバイトにって月1回の収入を得ていること
- 3.金融事故を起こしていないこと
- 4.総量規制に引っ掛かっていないこと
そこまで、神経質になる必要はありませんので、気になる人は公式HPで3秒診断など試してみましょう。