SMBCモビットは増額しても大丈夫?増額の仕組みやデメリットなどを徹底解説
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ファイナンシャルプランナー
大学卒業後、多数のメディア編集業務に従事。その後、ファイナンシャルプランナー2級の資格を取得。FPとしての専門知識を活かし、カードローン、FX、不動産、保険など様々な情報におけるメディアの編集・監修業務を行ない、これまで計2000本以上の担当実績を誇る。ローン審査経験者などのインタビューなども多数行ない、専門知識と事実に基づいた信頼性の高い情報発信を心がけている。
この記事の目次
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SMBCモビットの基本情報
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項目 | |
---|---|
サービス名 | SMBCモビット |
実質金利 | 3.0%~18.0% |
融資限度額 | 1万~800万円 |
審査時間 | 最短即日 |
HP | 公式サイト |
真面目に使っていれば増額申請をしても問題ない
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前提として、SMBCモビットで利用枠の増額をしようと思うと、「増額審査」という審査を受ける必要があります。
初めてこの審査を受ける方にとっては「軽い気持ちで申請しても大丈夫なのか?」「増額審査って通過できるものなの?」など、不安に思うこともあるでしょう。
結論から言えば、「真面目に利用してさえいれば審査に問題なく通過し増額できる可能性が高い」と言えます。
ここで言う真面目とは、
真面目とは…
- 延滞することなくしっかり返済している
- 一定の期間利用し続けている
- 契約当時から大きく年収が下がっていない
などのことです。
要するに、誠実に返済実績を積み重ねていれば、増額審査に通過し増額できる可能性が高くなる、ということです。
SMBCモビットから増額案内が来ていればなお審査に通りやすい
一定の利用実績を積み重ねた人であれば、SMBCモビットのほうから増額融資の案内が届くことがあります。
増額案内はメールや電話で直接案内されることもあります。
当然ですが、利用者側から増額を申請するよりも、SMBCモビット側から案内があった後に審査を受けたほうが増額審査に通過する可能性が上がります。
増額申請にはデメリットもある
これはSMBCモビットに限ったことではありませんが、カードローン増額申請には一定のリスクがあります。
審査結果によっては、
- ・利用限度額を下げられてしまう
- ・最悪の場合利用停止になる
といったリスクが伴います。
なぜ限度額が下げられたり、利用停止になってしまうかというと、一言でいえば「契約当時よりも返済能力や信用が下がっている」と判断される場合があるからです。
例えば
「初回の審査より年収が下がっている」
「初回の審査時は正社員だったのに現在はアルバイト又はフリーランスに変わった」
といったケースです。
フリーランスやフリーターは正社員と違って収入が不安定になるため、審査ではマイナスの評価対象となってしまいます。
また、これまで「返済遅延を繰り返している」「利用規約に反する使い方をしている」などの経歴があれば、当然審査では不利に働き、限度額の低下や利用停止に繋がってしまうのです。
SMBCモビットの増額審査に落ちてしまう人の特徴
では具体的に「どんな人が審査に落ちやすいのか」についてですが、主に以下の5つのいずれかに該当する場合、審査に落ちてしまう可能性がでてきます。
増額審査に落ちやすい人の特徴
- 1. 契約当時よりも年収などが下がってしまっている
- 2.滞納を繰り返している
- 3. 他社で借入を行っている
- 4. 希望額が高すぎる
- 5. 返済実績がない
原因その1 │ 契約当時よりも年収などが下がっている
これは上記でも軽く触れましたが「SMBCモビットで契約した当時よりも年収が下がっている」「転職などを行い雇用形態に変化があった」などといった場合には審査に不利に働きます。
実際に利用経験のある方にはわかりやすいと思いますが、SMBCモビットでは契約前にも一度、借入審査を受ける必要があります。この審査では、年収や勤務先、雇用形態など様々な情報を総合して申込者に「返済能力があるのか」を判断しています。
今回の増額審査を受けた際、初回の審査よりも年収が下がっていれば、増額が行われることは通常考えらません。
逆に、契約当初よりも年収が上がっているなどプラスの評価面があれば、増額が成功する可能性があがります。
原因その2 │ 滞納を繰り返している
こちらも上記で簡単に触れましたが、SMBCモビットで滞納を繰り返していた場合、当然増額審査で評価を受けることができません。
SMBCモビット側からすれば、申込者の利用枠が増額されれば更に多くのお金を貸すことになりますので、それだけお金が返済されないリスクを抱えてしまうわけです。
原因その3 │ 他社で借入を行っている
SMBCモビットをはじめとした消費者金融カードローンでは、貸金業法で定められた「総量規制」というルールの元、利用者にお金を貸しています。
この総量規制では、借入金額が年収の1/3を超えることを禁止しています。これは1社だけでなく、2社以上でお金を借りている場合でも適用されます。
もし、SMBCモビット以外の貸金業者で借入を行っており、合計借入額が年収の1/3というオーバーしていれば、それ以上お金を融資することができなくなるのです。
つまり、審査にも落ちてしまうというわけです。
原因その4 │ 希望額が高すぎる
SMBCモビットの増額審査では、利用者の返済能力を審査して増額の可否が決定されます。利用者の返済能力を超えた金額を申請しても、原則として審査を通過することができません。
原因その5 │ 返済実績が少ない
初めて契約してから増額申込までの期間が短いと、増額審査通過が厳しくなる傾向にあります。
期日までにきちんと返済をしていくことで信用が積み重なり、審査通過の可能性が上がっていきますが、返済実績が少ない段階では「本当に返済能力があるのか」という点で疑問が残るためです。
初回申し込みから2ヶ月で増額申請をした場合、返済回数は多くて2回程度でしょう。
これでは、SMBCモビット側も信用に足る人物かを判断できないため、審査落ちに繋がってしまいます。
増額審査に通るためのポイント
真面目に返済を続ける
増額審査は、どのような基準で可否が決定されるかは明確に公表されていません。
だからこそ、借り入れ状況を隅々までチェックされても問題ないようにしておく必要があります。
返済遅れや規約違反などの不備がないような状態が望ましいでしょう。
クレジットカードやカードローンの借り入れ状況がクリーンで信用情報に問題がないことは、審査を通過するうえで非常に重要です。
返済遅れがなく、決められた期日までに真面目に返済を続けることで、増額の審査時に「増額しても問題なく返済してくれる人だ」と判断される可能性が高まります。
また、止む終えない理由で返済日までにお金をが用意できないといった場合には、返済が遅れてしまう旨をSMBCモビットにしっかり相談しておきましょう。
無断で何日も返済が遅れるよりも、随分と印象がよくなるはずです。
年収や労働環境が向上させる
間違いなく返済してもらえるかを判断する基準として「安定した収入」と「労働環境」は重要視されます。
初回の審査ではアルバイトで現在は正社員であれば、当然年収も高くなっているでしょう。
景気の変動にかかわらない安定した月給を受け取れることで返済能力の評価が上がり、増額される可能性が高まります。
半年以上経ってから増額申請を行う
返済実績を積み重ねる意味でも、最低でも半年程度利用した後に、増額申請を行いましょう。
返済実績がない状態では、審査での判断基準が不足し、審査落ちの原因となってしまいます。
SMBCモビットの増額申請方法
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- webかコールセンターから申請
- 必要書類の提出
- 電話での確認
- 限度額再設定
STEP1. webかコールセンターから申請
SMBCモビットから増額の案内が届いている場合、申込はインターネットから行います。
スマートフォンの「SMBCモビット公式スマホアプリ」かパソコンの会員専用サイト「Myモビ」にログインした時に表示される「増額審査」から手続きすれば申し込みは完了です。
自分から増額の申込を行う場合は、コールセンターに電話して増額を希望する旨を伝えることになります。
申込み
- myモビ(https://pc.mobit.ne.jp/web/pc/AP100S0001.do)
- 0120-24-7217(コールセンター)
STEP2. 必要書類の提出
利用限度額の増額では、審査のために以下のような「収入証明書」の提出が必要です。
収入証明書一覧
- 源泉徴収票の写し
- 税額通知書の写し
- 所得証明書の写し
- 確定申告書の写し
- 給与明細書の写し
収入証明書は最新のものが必要であり、給与明細は直近2ヶ月分が求められます。
賞与の支給がある場合、年間の賞与額(夏・冬、各々)が確認できる賞与明細書も必要です。
STEP3.電話での確認
増額審査の申込フォームで必要事項を入力したあと、申込手続きが完了するとSMBCモビットから入力内容の確認の電話がかかってきます。
在籍確認が入ることも
基本的に在籍確認が行われるのは最初の契約時のみで、増額申請時には行われないのが原則です。
ただし、SMBCモビット側が必要と判断した場合に関しては在籍確認が行われます。
「転職した際に在籍確認が行われていない場合」や、「契約から数年が経過して所在を確認するために勤務先を再確認する必要があった場合」などが該当します。
絶対に在籍確認が不要とは限らないため、増額の申込の際には在籍確認を受けても良いように準備を進めましょう。
限度額の大幅な増額は難しい
SMBCモビットに限ったことではありませんが、カードローンの増額では、現在の限度額の数倍~数十倍といった大幅な増額は現実的に期待できません。
なぜなら、消費者金融では初回契約時の時点で「申込者の属性・返済能力に適した限度額」の設定を行っているため、それ以上の限度額を設定しようとすると、どうしても審査が慎重になるからです。
増額枠の幅は人によって様々ですが、多くても~10万円程度を想定しておきましょう。
即日で増額できない場合も多い
増額審査は初回の審査時に比べて時間がかかります。
消費者金融では初回契約時の時点で「申込者の属性・返済能力に合った限度額」が設定されているため、それ以上の限度額を設定しようとすると、どうしても審査が慎重になります。
最低でも1営業日、長ければ1週間ほどかかってしまうこともあります。
即日で増額を受けられないことを前提に増額の申込を行いましょう。
どうしてもすぐにお金が必要な場合は他社を検討
もしどうしても今すぐにお金が必要という方は、増額ではなく他社のカードローンへ申込むことも選択肢のうちの一つでしょう。
新規契約となると面倒だと思う人も多いでしょうが、実は新規で利用した方がスムーズ且つお得に利用できる可能性もあります。
新規契約の方が審査が早い
増額申請は、審査が慎重に行われるため、どうしても一定以上の時間がかかってしまいます。
一方、「プロミス」「アコム」「アイフル」といった他社のカードローンでは、申込から審査まで最短20分※で受けることが可能です。
※お申込み時間や審査によりご希望に添えない場合がございます。
即日の融資に対応しているカードローンも多いため、かえって新規契約を行った方がすぐにお金を用意できることがあります。
初回利用であれば無利息サービスも使える
新規で別のカードローンに申し込めば、各社が展開している「無利息サービス」を利用できます。
無利息サービスでは、一定期間内に返済できれば利息が0円になりますので、増額によって新たに借入れを行うよりも利息を抑えることが可能となります。
ボーナスや次月の給与などを利用して短期間で完済できる見込みがある人は、増額よりも新規申込を一度検討してみるのもいいでしょう。
ちなみにSMBCモビットは 大手消費者金融の中で唯一「無利息サービス」が無いカードローンになっています。
新規で申込を行うなら大手消費者金融がおすすめ
もし増額ではなく新規で申込を検討する場合は、大手の消費者金融をおすすめします。
大手消費者金融の多くは、短時間での審査・融資に力を入れているため当日中で融資を受けられる可能性が高くなります。
また、無利息サービスを行っているのも大手消費者金融が目立ちます。
各社の審査についても、大手の1つであるSMBCモビットで利用できている実績があれば、あまり心配する必要はないでしょう。
30日間の無利息をフルで使いたいなら大手の「プロミス」
大手消費者金融の一角であるプロミスでは、最短3分※での審査によって最短即日の融資が可能です。
他社にないメリットとして「30日間無利息サービス」のサービス内容が充実している点が挙げられます。
アコムやアイフルが「契約の翌日から起算して30日」のところ、プロミスでは「初回出金の翌日から30日」で設定されています。
要するに、とりあえずカードさえ作っておけば、いつでも好きなタイミングで無利息サービスを受けることができるというわけです。
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※お申込み時間や審査によりご希望に添えない場合がございます。
急ぎで審査をしてもらいたい時は「アイフル」
同じく大手消費者金融のアイフルでは、申込から融資まで最短で20分というスピード融資も対応しています。
さらに、web申し込み後にフリーダイヤルに電話することで、待ち時間の短縮が可能です。
受付完了メールが届いたあとにフリーダイヤルに電話することで優先して審査を受けられるため、少しでも早く審査を受けたい人に選ばれています。
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楽天銀行の口座を持っているなら「アコム」
アコムでは、楽天銀行の口座を持っていれば、24時間最短1分振込融資が可能です。
審査時間も最短20分、30日の無利息期間もしっかりと用意されていますので、サービス面で上記2社に劣るところは無いと言えるでしょう。
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