担保や保証人なしで銀行からお金を借りたい!条件と手続きについて解説
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ファイナンシャルプランナー
大学卒業後、多数のメディア編集業務に従事。その後、ファイナンシャルプランナー2級の資格を取得。FPとしての専門知識を活かし、カードローン、FX、不動産、保険など様々な情報におけるメディアの編集・監修業務を行ない、これまで計2000本以上の担当実績を誇る。ローン審査経験者などのインタビューなども多数行ない、専門知識と事実に基づいた信頼性の高い情報発信を心がけている。
この記事の目次
カードローンを利用した経験が無い人は、銀行での借入に高いハードルを感じてしまうものです。
「賃貸契約をする時のように、大量の書類にサインしたり、連帯保証人とかを用意したりしなくてはいけないのでは?」このように考えて、申込む前から距離を置いている人も多いはず。
しかし、銀行カードローンでの借入に、保証人は基本的に必要ありません。きちんと申し込みをすれば、保証人なしでお金を貸してくれるのです。具体的にどういうことか、詳しく解説します。
銀行は信用できない人にお金を貸さない
少しでいいから、お金を貸して欲しい
知人からそんな頼みをされた時、あなたはどんな事を思いますか?多くの人は「本当に返してくれるのだろうか」という気持ちになるのではないでしょうか。
それは銀行も同じで、信用できないと判断した人間にはお金を貸せないものなのです。つまり「返済してくれるだろう」と判断した人にしか、お金は貸さないのです。
保証人は返済が滞った時の担保
企業が銀行から融資を受ける場合などは、保証人や連帯保証人が必要となりますが、これらはいわゆる「担保」というものです。
担保とは「借り手が債務を果たさない場合に、貸し手の損害を補う目的で設けるもの」で、要するに保証人は、借り入れした人が返済できなくなったときに借金を肩代わりする存在です。
銀行は保証人という担保を根拠として、信用し融資を行うのです。
大型ローンは基本的に商品が担保になる
銀行は個人相手にも融資を行っていますが、身近なものとしては住宅ローンや自動車ローンなどが挙げられるでしょう。
利用している人ならわかりますが、それら大型ローンは基本的に保証人を必要としていません。
それは、購入する家や車そのものが担保となっているからで、返済が大幅に滞ればそうした財産(購入した商品)が差し押さえられることになるのです。
場合によっては連帯保証人が必要になる
基本的には保証人なしで組める大型ローンですが、場合によっては連帯保証人を要求されるケースがあります。
住宅ローンや自動車ローンで保証人が必要となる条件は、それぞれ以下の通りです。
自動車ローン
- 未成年者の場合
- ローンを組む金額があまりに大きい場合
- 住宅ローン以外の借入がある場合
- 勤続期間が極端に短い場合
- アルバイトやパートなど収入が不安定な場合
住宅ローン
- 親子や夫婦など複数人でローンを組む場合
- 親など他人名義の土地に家を建てる場合
- 自営業者の場合
- 勤続期間が極端に短い場合
- アルバイトやパートなど収入が不安定な場合
いずれにしても、収入の安定性に問題がある場合は連帯保証人を要求される可能性が高いようです。
なぜカードローンは保証人なしで借入できるのか?
銀行カードローンは、大型ローンなどと違い完全無担保の金融商品です。つまり、どんな場合でも保証人は必要ありません。
しかし、なぜ保証人を用意せずに借入できるのでしょうか?それは、カードローンが「利用者の返済能力を信用して融資を行う金融商品」だからです。
無担保融資=返済能力がすべて
保証人を求められる心配はありませんが、だからといって全く信用できない人を相手に融資をしてくれる銀行はありません。
保証人や物理的な担保を必要としない以上、銀行は「貸し倒れ(踏み倒し)」のリスクをある程度背負ってしまいます。
そのため無担保のカードローンは、銀行が「返済能力がある」と判断した人にしか利用できないのです。
審査で返済能力を計測される
契約時の審査においては、「継続的な返済が可能かどうか」を判断されます。要するに、返済能力を計測されるのです。
この審査においては、あなたの収入状況や債務状況についての確認が行われます。それらを総合的に判断した結果「返済能力が低い」と判断されてしまえば、借入は望めないでしょう。
しかし、そんなに悲観的になる必要はありません。定職に就いていて、安定した収入があり、他社からの借入額がそこまで多くない限りは、借入できる可能性は高いと言えます。また、一部の銀行カードローンは、仕事をしていない専業主婦でも借入が可能です。
審査結果が借入可能限度額に影響する
無担保である以上、銀行としても「返ってくる保証が無い金額の融資」はできません。つまり、借入可能な限度額は審査で計測された返済能力に見合った金額になるのです。
返済能力が高いと判断されたなら高額な限度額となりますし、低いと判断されたら十分な金額を借入できない可能性すらあります。
継続して返済する能力があるかどうかが重要
何らかの理由で大金が必要となった場合、銀行からお金を借入できれば安心です。「銀行から借入するには保証人が必要」という先入観を持っている人は少なくありませんが、それは必ずしも正解ではありません。
企業が融資を受ける場合や収入に不安がある人が大型ローンを利用する際などは、確かに保証人を用意しなければならないケースもあるでしょう。
しかし銀行カードローンを利用する場合は話が別です。銀行カードローンなら保証人なしで審査に通過できれば無担保で借入が可能となるのです。
銀行カードローンの審査で確認されるのは「継続的な返済が可能かどうか」です。収入状況や債務状況に問題がなければ、必要なお金を用意して自由に利用することができるでしょう。
【注目】無担保・保証人なしで借入可能な銀行カードローン
ここから先の内容
- お金がない…生活費が足りない…
- 支払いの期日が迫っているのに、お金がない
- 親にも誰にも頼れない…どうすれば?
そんな人のために、無担保・保証人なしで借入可能な銀行カードローンを紹介します。
銀行で借りる場合は、消費者金融に比べて審査は厳しいと言われていますが、お金に困っているならば申し込む価値はあると思います。
銀行カードローンは利用開始まで数日かかる点に注意
銀行カードローンに申し込みをする前に、1つだけ注意点があります。それは銀行カードローンは申し込みをしてから利用開始までに数日かかるということです。
2018年から銀行カードローンの審査方式が変更され、申込者と反社会的勢力が繋がっていないかを警察庁のデータベースに問い合わせをしなければならず、その問い合わせ結果が返ってくるまでに1日~数日かかります。
お申込みの際は、その点には注意しておいてください。
選ばれている銀行カードローン
三井住友銀行カードローン
・全国に設置してある三井住友銀行のATMであれば、借入・返済の手数料はかかりません。
※カードレスを選択の場合は(SMBCダイレクト)インターネットによるご利用となり、ATMはご利用いただけません。
・返済日はお客様の都合に合わせて、5日・15日・25日・末日のなかから選べます。
※申込完了後の確認事項や、本人確認書類の提出状況によっては異なる場合がございます。
実質年率 | 審査時間 | 無利息期間 |
---|---|---|
1.5%~14.5% | 最短当日※ | - |
みずほ銀行カードローン
みずほ銀行の口座を持っている人なら、申込の手続きがネット上で完結。お手元のキャッシュカードを使って、ATMからお金を借りることも可能です。
※お借入金利はご利用限度額によって異なります。金利は変動金利です(2022年2月24日現在)。
※みずほ銀行カードローンのご利用は計画的に
実質年率 | 審査時間 | 無利息期間 |
---|---|---|
2.0%~14.0% | 最短翌営業日以降 | - |
auじぶん銀行じぶんローン
au IDをお持ちの方なら金利割引サービスをご利用可能!ネット銀行なので、申し込みからご契約・借入れ・返済まで、一切ご来店の必要がありません。
※実質年率はご契約のコースによって異なります。(通常コース:10万円~800万円、カードローンau限定割 誰でもコース:10万円~800万円、カードローンau限定割 借り換えコース:100万円~800万円)
■通常:1.48%~17.5%
■カードローンau限定割 誰でもコース:1.38%~17.4%
■カードローンau限定割 借り換えコース:0.98%~12.5%
実質年率 | 審査時間 | 無利息期間 |
---|---|---|
0.98%~17.5% | 最短1時間 | - |
今日中にお金が必要なら消費者金融へ
どうしても今日中にお金が必要という時には、銀行よりも審査スピードが速い、消費者金融に申し込みをしましょう。審査時間は最短30分で、即日融資にも対応しています。 事実、消費者金融に申し込んだ方の大半が、当日中に問題解決できています。
今回は、実際に多くの人に選ばれている消費者金融のカードローンを紹介します。どこも銀行カードローンと同じく無担保・保証人なしで借り入れをする事が可能です。
選ばれている消費者金融
【まとめ】銀行から無担保・保証人なしで借入する方法
金融機関から無担保・保証人なしでお金を借りられるのは、審査に通過できた人だけです。
銀行カードローンの審査時間は、数日以上かかることも珍しくありません。急いでいる方は、借り入れできる消費者金融を検討しましょう。