生活費が10万円足りない状況とは|金欠を乗り切る4つの方法
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ファイナンシャルプランナー
大学卒業後、多数のメディア編集業務に従事。その後、ファイナンシャルプランナー2級の資格を取得。FPとしての専門知識を活かし、カードローン、FX、不動産、保険など様々な情報におけるメディアの編集・監修業務を行ない、これまで計2000本以上の担当実績を誇る。ローン審査経験者などのインタビューなども多数行ない、専門知識と事実に基づいた信頼性の高い情報発信を心がけている。
10万円ほどの生活費が足りなくなってしまう状況は、日常的な無駄遣いだけが原因ではありません。生活するうえで必要な出費が発生すると、10万円足りなくなってしまう可能性があるでしょう。
この記事では、10万円ほど生活費が足りなくなってしまう例とあわせて、4つの対処法を紹介します。
生活費が10万円足りなくなる5つの理由
金欠になってしまう理由は、お金の使い方に問題があったり、急な出費が必要になってしまった場合など、さまざまな場面で起こりうります。
その中の一例をみて、どのように金欠を補っていくのか見ていきましょう。
日常的に無駄遣いが多い
そもそも、生活費が足りなくなってしまう人は、無駄遣いに気づけていない可能性があります。当然、無駄遣いは金欠を引き起こす原因になってしまうので、普段どのようにお金を使っているか振り返ってみましょう。
無駄遣いの例
- 外食やコンビニの利用が多い
- 衝動的な買い物をしてしまう
- 一日の使えるお金の上限が決まっていない
- 利用していない定額サービスを複数契約している
上記の例に当てはまる場合は、日常的なお金の使い方から見直しを図りましょう。
冠婚葬祭に費用がかかった
金欠の原因となる急な出費で代表的なのは、冠婚葬祭です。例えば、結婚式への参加が多い人は、金欠になってしまう可能性があるでしょう。
結婚式は新郎新婦に対して、ご祝儀代を用意しなければなりません。一般的にご祝儀代は3万円必要とされているので、もしも、1年間で3回結婚式に参加した場合、最低でも9万円を用意しなければなりません。
短期間に複数回の結婚式へ参加される場合は、生活費と別に5万円以上のお金が必要になるケースもあるでしょう。
仕事をするのに必要な出費が発生した
急な出費の中には、生活だけではなく仕事に関連するものもあるでしょう。例えば、スーツ、ワイシャツ、革靴といった仕事で使う物を買い換える場合、数万円単位のお金が必要になります。
さらに、仕事でスーツが必要な場合、万が一の破損や相手に与える印象に悪影響を及ぼさないために、数着用意しておくのが一般的です。年齢や役職に合わせたスーツを用意しなければならない場合もあるでしょう。
急な入院や治療代が発生した
急な治療費が原因で一度金欠になると、慢性的にお金が足りない状況になってしまう可能性があります。なぜなら、医療費は1度の支払いで済まない場合が多く、通院数が増えればその分金銭的負担が大きくなってしまうからです。
入院が必要な場合は、より金欠になりやすいでしょう。生命保険文化センターによると、1日の入院にかかる自己負担額は「23,000円ほど」とされています。
出典:生命保険文化センター1日あたりの入院費用の平均は約2.3万円
当センターが「直近の入院時の自己負担費用」について調査したところ、1日あたりの自己負担費用の平均は23,300円となっています。費用の分布をみると、「10,000円~15,000円未満」が24.2%と一番多くなっていますが、「40,000円以上」も16.0%と高い割合を示しています。
上記データの中で最も割合の多い10,000円~15,000円であっても、一週間も入院すれば7万円以上のお金が必要です。
何らかの事情で引っ越しをした
仕事や家庭の都合で予定になかった引っ越しをした場合、金欠を引き起こす可能性があります。引っ越しは、家賃数ヶ月分の敷金・礼金がかかったり、家財道具を新たに購入したりする必要があるので、想像以上にお金がかかります。
仕事の都合であれば、会社から補助がでる場合もありますが、引っ越しに関する費用のすべてを負担してくれるわけではありません。自分が支払う金額は少なくなっても、それなりにまとまったお金が必要になるでしょう。
生活費が10万円足りない場合の対処法は4つ
10万円ほど生活費が足りない場合は、以下4つの対処法を行いましょう。
金欠を回避する4つの対処法
- 家にある物を売る
- 副業で収入を増やす
- 家族に相談する
- 金融機関からお金を借りる
上記4つの中からひとつ実行すれば、必要なお金を工面できる可能性もありますが、状況によっては複数の対処法を行う必要があるかもしれません。
対処法1|家にある物を売る
まずは、家の中に不要な物やお金に換えられそうな品物がないか確認してみてください。身に着けなくなった衣類やアクセサリー、長く使っていない家具などはお金に換えられる可能性があります。
たくさん売らなければ、高額なお金を手に入れるのは難しい場合もありますが、メルカリやヤフオク!などを利用すれば、思わぬ物が高額で売れる可能性もあります。
売れる物一覧
一般的にお金になる物というと、「ブランド品」や「元々高価な物」でなければいけないと思われるかもしれません。ですが、実際は身近な物でもお金になります。
家にある売れる物の例
- 以前使っていたスマートフォン
- パソコン
- カメラ
- 洋服やアクセサリー
- 本や漫画
- CDやDVD
販売から時間が経ってプレミア化している商品を持っていた場合、想像よりも高く売れることもあります。家の中にある売れそうな物が、どれくらいの値段で売買されているのか調べてみましょう。
■買取相場を調べるならこちら
・過去の買取実績が分かるオークファン
・おもちゃやDVDに特化した駿河屋
対処法2|副業で収入を増やす
不足している10万円を補填するには、日払いのアルバイトや業務委託でお金を作るという選択肢があります。時間に余裕のない方は、即日払いができるアルバイトしか選べないかもしれませんが、そうでない場合は、自宅で副業を始めることも可能です。
ただし本業の仕事がある人にとっては、体力もしくは時間的に難しい選択肢といえるでしょう。体調や本業とのバランスをよく考えて、適切な判断が必要です。
即日払いが可能なアルバイトをする
急ぎでお金が必要な方は、日払いが可能な求人を探しましょう。以下のような求人サイトを調べると、日払いが可能な仕事を見つけられます。
■求人サイトの例
・タウンワーク
・マイナビバイト
・ヒバライト
ただし、求人サイトを利用する際は、給料の支払いシステムに注意しましょう。求人先によっては、働いた分を週払いもしくは月に1度支払うという形を取っている場合もあります。
必要なときにお金がない事態を防ぐためには、求人サイトで「即日支払い可能」に条件を絞ってみてください。応募する前に、即日支払いが可能なのか求人先に確認するのも、効果的といえます。
クラウドソーシングを利用して自宅で副業する
具体的な副業のひとつに、クラウドソーシングがあります。クラウドソーシングとは、ネット上で個人が仕事を受注できる媒体です。
クラウドソーシングは、ほとんどのサイトで報酬の振込日が決められているため、即日でお金が必要という方には向いていません。しかし、家から出ずに副業を始められるので、時間的余裕の少ない人でも仕事がしやすいといえるでしょう。
クラウドソーシングの報酬例
- ライティング:0.2円~3円(文字単価)
- レビュー作成:50円(1つ作成)
- lineスタンプ作成:5,000円~1万円
- イラスト作成:5,000円~1万円(1枚絵)
クラウドソーシングは、専門性が高い仕事も多くありますが、パソコンさえ使えれば気軽に応募できるものもあります。例えば、コラム作成などのライティング案件なら、初めての方でも応募できるでしょう。
■クラウドソーシングの例
・Lancers
・CroudWorks
・shufti
対処法3|家族に相談する
親や親戚は、きちんとお金が必要な事情を話せば、お金を援助してくれるかもしれません。
ただし、いつまでに返済するのかは必ず明確にしておきましょう。返済日の約束を守れない場合、家族との関係性が悪化して今後の生活に悪影響を及ぼす可能性があります。
対処法4|金融機関からお金を借りる
もしも、急ぎでお金が必要な場合は、金融機関から借りるという選択肢もあります。
借りたお金の使用目的が自由なカードローンであれば、10万円の生活費が不足した状態でも対応できる可能性があるのです。今すぐ10万円が必要な人は、消費者金融カードローンを利用しましょう。
※事業目的の利用はできません。
消費者金融カードローンのメリット
- 申込した日にお金を借りられる可能性がある
- カードローンによっては無利息期間サービスがある
消費者金融機関が扱うカードローンは、最短即日融資が可能です。さらに、初めての利用なら「無利息期間」と呼ばれるサービスが適用されるカードローンもあります。
無利息期間とは、返済の際に支払う利息がかからない期間です。無利息期間を利用すれば、借りたお金以上の支払いをせずに完済できたり、最終的な返済額を減らしたりできます。
利息負担を減らしたいならプロミス
プロミスは、消費者金融機関の中でも上限金利が低く設定されたカードローンです。初めてカードローンを利用される場合、上限金利で融資を行うケースがほとんどのため、プロミスを利用すれば、利息負担を抑えられるでしょう。
大手消費者金融カードローン | 金利 |
---|---|
プロミス | 年4.5〜年17.8% |
アイフル | 年3.0~年18.0% |
アコム | 年3.0~年18.0% |
SMBCモビット | 年3.0〜年18.0% |
レイク | 年4.5〜年18.0% |
上記の表の通り、プロミス以外は上限金利が年18.0%に設定されています。長期的な利用を検討されている方は、プロミスに申込してください。
レイクは選べる無利息が魅力
レイクは、目的に合わせて無利息を選択できるカードローンです。
レイクの選べる無利息
- 通常申込で30日間無利息
- WEB申込で60日間無利息
- 5万円まで180日間無利息
10万円ほどの借入を希望する場合は、レイクにWEB申込をして60日間の無利息期間を適用してもらいましょう。
大手消費者金融カードローン | 無利息期間 |
---|---|
レイク | WEB申込で60日 |
プロミス | 30日 |
アイフル | 30日 |
アコム | 30日 |
SMBCモビット | なし |
上記の通り、他の消費者金融カードローンと比べると、約1ヶ月~2ヶ月ほど期間に差があります。そのため、うまくレイクを利用すれば、利息総額を少なくできるでしょう。
ただし、レイクの無利息は契約した翌日から適応されます。契約してから時間を空けて借入すると、利息負担を減らせない可能性があるので注意してください。
アイフルはWEB申込で最短25分融資が可能
アイフルは、申込後に電話相談をすると優先的に審査を行ってくれます。「WEB申込なら最短25分融資も可能」と明記してあるため、今すぐにお金が必要な場合は、公式サイトやアプリを使ってアイフルにWEB申込しましょう。
ただし、必ずしも最短25分で借りられるわけではありません。他にも最短融資を希望している申込者がいた場合は、申込後の手続きが混雑して25分以上かかってしまうケースがあります。
まとめ
生活費が10万円ほど足りなくなる状況は、日々の無駄遣いだけが原因ではなく、避けられない出費が発生した場合に起こります。
金欠になってしまう一例
- 普段から無駄遣いをしている
- 冠婚葬祭で遠方へ出向いた
- 仕事をするのに必要な出費が発生した
- 急な入院や治療代が発生した
- 何らかの事情で引っ越した
お金が足りなくなってしまう原因は上記の5つだけではありません。何らかの事情でどうしても金欠になってしまった場合は、以下の対処法を行いましょう。
お金を準備する4つの対処法
- 家にある物を売る
- 副業で収入を増やす
- 家族に助けを求める
- 金融機関からお金を借りる
ただし、上記の対処法は一時的にしか金欠を回避できません。根本的なお金の使い方を見直ししなければ、金欠になってしまう状況をなくせないのです。
根本的に解決するには、普段のお金の流れを把握して無駄な出費を抑えましょう。そのうえで毎月決まった金額を貯金しておけば、まとまったお金が必要になった場合でも十分に対応できます。
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社名:新生フィナンシャル株式会社
登録番号:関東財務局長(10) 第01024号 日本貸金業協会会員第000003号
電話番号:0120-09-09-09
貸付条件
貸付利率:4.5%~18.0%(年率)
※貸付利率はご契約額およびご利用残高に応じて異なります。
融資限度額 :1万円~500万円
返済方式:残高スライドリボルビング方式・元利定額リボルビング方式
必要書類:運転免許証等
※収入証明(契約額に応じて、新生フィナンシャルが必要とする場合)
返済期間・回数: 最長5年・最大60回
※融資枠の範囲内での追加借入や繰上返済により、返済期間・回数は変動します。
利用対象:満20歳~70歳(国内居住の方、日本の永住権を取得されている方)
収入条件:安定した収入のある方(パート・アルバイトで収入のある方も可)
遅延損害金: 20.0%(年率)
担保・保証人: 不要
※ご契約には所定の審査があります。貸付条件を確認し、借入と返済のバランスを考えて計画的に利用しましょう。
無利息に関して
・Webで初めてお申込みで60日間無利息
・初回契約翌日から無利息適用となります
・無利息期間経過後は通常金利適用となります
・Web以外の無人店舗やお電話で申込むと、お借入額全額30日間無利息またはお借入額5万円まで180日間無利息のどちらかになります。
※60日間無利息(Webでのお申込み限定)、180日間無利息それぞれ契約額1~200万円まで。
※30日間無利息、60日間無利息(Webでのお申込み限定)、180日間無利息それぞれの併用はできません。
Q.金欠の根本的な対処法は?
ファイナンシャルプランナー|村上敬
10万円足りない状況を回避できる習慣をつけましょう
4つの対処法は、あくまでも一時的にしか金欠を回避できません。普段のお金の使い方を見直さなければ、金欠になるたびに対処する必要があります。金欠を防ぐには、月々のお金の流れを把握して、不要な出費をカットする意識を持ちましょう。そのうえで、毎月決まった金額を貯金していれば、急な出費が発生した場合でも金欠になる心配がなくなります。