"闇営業"問題をめぐって吉本興業は7月22日、会社として記者会見を開いた。20日に宮迫博之さんが開いた謝罪会見では、同社岡本昭彦社長から「テープ回してないやろな」「会見をしたらお前ら全員クビにするからな」などのパワハラ発言を受けたことが明かされた。


会見は14時から始まり、18時35分現在まだ続いている。記者の質問と岡本社長の回答が噛み合っていないシーンが多々あり、ツイッターでは「いらいらする」「ひどい会見」など批判が相次いでいる。


ツイッターでは吉本興業所属のお笑い芸人からも声があがっている。お笑いコンビ「とろサーモン」の久保田かずのぶさんは、



「悲しいわ。知り合いの芸人、先輩後輩同期、皆同じ事を思ってる。頼むから汗の書いた文字が欲しいんです。

生きてる言葉をください血の通った発言を聞きたいんです。どう変わるんですか?」


とツイートした。「ダイノジ」の大谷ノブ彦さんは、会見で岡本社長が「テープ回してないやろな」は「冗談だった」という記事をリツートし、「これはなんだ なんなんだ?」と投稿している。


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■「芸人楽屋、ミスターサタンの試合かってくらい冷めた空気が流れている」


会見で同社代表取締役の岡本昭彦社長は"テープ"については「和ませようという(気持ち)半分」と発言したことについて、「天竺鼠」の川原 克己さんは、



「だったら最初に『おまえらカメラ回してないやろな?』って言ってほしかった」


と投稿し、笑いを誘った。エハラマサヒロさんも「冗談」「和ませようと…?」と驚きを隠せないようだった。「麒麟」の田村さんは無表情の自撮り写真のみを投稿している。

「平成ノブシコブシ」の徳井健太さんも「非常に残念です」とツイート。ドラゴンボールのベジータのものまねで知られるピン芸人のR藤本さんは、



「芸人楽屋、ミスターサタンの試合かってくらい冷めた空気が流れている」


とコメントしている。


闇営業騒動の当初、ネット上では「ギャラが安いから闇営業をするのではないか」という声が上がっていた。しかし岡本社長は会見で、ギャラの取り分は「ざっくりした平均値でも『5対5』から『6対4』」と明かした。これに対して、ピン芸人のキートンさんは、



「ギャラ5:5だったのか てことは、私が海外に約1週間行ったあの仕事は、吉本は2万円で引き受けたのか! 優良企業」


と投稿した。多くの芸人が色んな意味で納得のいかない会見だったようだ。