一部スポーツ紙のスクープを受け、突如2月2日に婚姻届けを提出していたことを発表したKAT-TUNの元メンバーで歌手の赤西仁と女優の黒木メイサ。すでに都内で同居、黒木は妊娠2カ月だというが、1月末に交際が発覚してからあまりにも電撃的な結婚発表で、双方の事務所には事後報告。

芸能界の常識からは完全に逸脱した"掟破り"のデキ婚だった。

ジャニーズ事務所所属の赤西だが、所属タレントで唯一、ジャニー喜多川社長にタメ口をきけるほど寵愛されていた。ところが、ジャニー社長は10日に各スポーツ紙の囲み取材を受けた際、『責任者としては考えないといけない』と発言し、何らかのペナルティーを与え、反省を促す方針を明かした。一方、黒木の事務所も、交際報道があるまで何も知らなかったというから、管理がまったくできていなかったようだ」(週刊誌記者)

 ジャニー社長にそこまで言わせてしまっただけに、もはや、赤西は愛想を尽かされてしまったようだが、ジャニー社長の発言の中にはメイサの事務所に対するペナルティーも含まれている可能性が非常に高いようだ。

「メイサの所属事務所・スウィートパワーは女社長のO氏が一代で築き上げ、内山理名が売れて業界内で幅を利かせ始めるようになり、内山が売れなくなるとメイサと堀北真希が台頭し二枚看板となった。同事務所の最大の強みはジャニーズとの太いパイプ。

ジャニーズは自社のタレントとスキャンダルを起こした女性タレントを好まず、"NGリスト"に入れて共演させないことが多いが、スウィートパワーは数少ないジャニーズの"御用事務所"で、内山はかつて少年隊東山紀之と交際していたが、まったく仕事に影響がなかった。メイサに至っては、キムタク主演の映画『SPACE BATTLESHIP ヤマト』のヒロインに指名した。現在、テレビ朝日系で放送中のTOKIO・松岡昌宏主演のドラマ『13歳のハローワーク』にもメイサの後輩・桐谷美玲が出演している。そんな良好な関係だったが、今回の件で、ジャニー社長の姉・メリー喜多川副社長が激怒しているようで、スウィートパワーに対して何らかのペナルティーを科すことになりそうだ」(芸能プロ関係者)

 すでに、デキ婚の余波は出始めていて、「メイサはユニクロ、リプトンなど6社のCMに出演していたが、いずれも事後報告で、デキ婚発表以降、各社CMスポットを減らしている。いずれ、すべて降板させられるだろうし、場合によっては違約金を請求されそう」(広告代理店関係者)というが、すべてはメイサが所属事務所の中ではあまりにも"規格外"だったために今回の件に至ったようだ。

「事務所の社長の方針として、タレントのプライベートを管理するために事務所が借り上げたマンションにマネジャーと住ませるが、メイサは早々とそのマンションを出て1人暮らしを初めてしまった。

そこからは遊びたい放題。最近も、本命はもっぱらあびる優からの"略奪愛"と報じられたF1レーサーの小林可夢偉といわれていたが、どうやら、赤西とは勢いでデキ婚に至ってしまったようだ」(先の芸能プロ関係者)

 よりによって"得意先"のジャニーズの所属タレントとデキ婚とは、メイサの事務所にとってはあまりにも相手が悪すぎたようだ。


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