(台北 28日 中央社)昨季限りで楽天を退団した古久保健二バッテリーコーチ(54)が今季から台湾プロ野球・富邦ガーディアンズでコーチを務め、チームに新しい風を吹き込んでいる。

現役時代は近鉄で約20年間、捕手としてプレーした古久保氏。
引退後は近鉄、中日、楽天などでコーチを務めた。富邦のベテラン捕手、方克偉(30)は、古久保氏について、カバーリングなどでこれまでとは異なる日本式の新たな考えをもたらしてくれていると話す。チームの捕手陣にとって非常に助けになっているという。

ホームの新荘球場で26日に行われた中信兄弟戦には、応援に駆けつけた日本人の姿も見られた。男子ゴルフのシニアツアー、富邦仰徳シニア杯(新北市、林口GC)の初日を終えたプロゴルファー、冨永浩や日本プロゴルフ協会の職員が応援に参戦。野球ファンでもあるという一行は、富邦のユニホームに身を包み、熱い声援を送った。
試合は富邦が4-2で勝った。

(楊千慧/編集:謝静ブン)