政府は先月末から国内で生産されるマスクを全て買い上げ、供給を管理している。マスク不足を解消するため、経済部は2億台湾元(約7億円)を投じ、生産ライン60本の立ち上げを計画。このうち9本が15日に設置され、機械の微調整などが進められている。
政府はマスクの購入については実名制を導入し、指定の薬局などに限定して販売。増産が進んでいることから、20日以降、1カ所の販売先に供給する数を大人用は200枚から400枚に、子供用は50枚から200枚に増量する。
経済部は、新たな生産ラインが全て稼働する3月上旬には、日産1000万枚が可能になるとの見通しを示している。
(呉柏緯、顧セン、黄旭昇/編集:楊千慧)