
2020年9月2日は満月/iStock
2020年も残すところあと4か月。激動の年となったが、それでも月はいつもと変わらない姿で我々を照らしてくれる。
9月2日(水)14:20に満月が訪れる。
月のパワーが最大限となると言われているのが満月だ。あいにくこの日は全国的に天気が冴えない感じとなっているが、目に見えなくとも、満月は確実に空にある。月を意識して空を見上げることで、そのパワーを心と体に吸収し、心と体にたまった汚れを浄化してもらおう。
アメリカでは古くから各月の満月に呼び名をつけている。9月の満月は通常なら「ハーベストムーン」と言うが、今年は10月に満月が2回あるので、10月最初の満月を「ハーベストムーン」呼び、9月の満月は「コーンムーン」と呼ぶそうだ。
【9月の満月はコーンムーン】
かつて時計のない時代、ネイティブアメリカンの部族は季節を把握するため、それぞれの満月に名前を付け、暮らしや農業に役立てていた。
アメリカの農業暦(The Old Farmer’s Almanac)によると、通常なら9月の満月はハーベストムーンと呼ばれている。ハーベストは収穫を意味する言葉で、文字通り実った作物を収穫する時期だ。欧米ではこの時期、月は一晩中明るく輝き、農民は夜遅くまで作物を収穫できる。
だが2020年の場合は事情が異なり、10月に2度(2日と31日)に満月がくることから、10月2日の満月がハーベストムーンとなり、今回9月の満月はコーンムーンと呼ぶ。
この時期、米国北東部ではトウモロコシの収穫時期となる。
ハーベストにしろコーンにしろ、どちらにしろ実りの秋、収穫の秋の到来を意味するのだ。
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【9月の満月の見どころ】
ということで日本では、9月2日(水)14:20に月が満ちる。西に太陽が沈んで間もなく、月は東の空からのぼり、深夜頃に空に高く上がる。なので9月2日の夕方から夜にかけて空を眺めてみると良いだろう。
とは言え全国的に悪天候なので、その姿を完全には見ることはできないかもしれないが、月の存在を確認するだけでも意味はある。雲に遮られても、月自体が放つエネルギーは変わらないのだから。
満月を見ながら、あるいは感じながら聞くには、心と体を整えるのに最適と言われている528Hzのヒーリング音楽が良いだろう。
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Enhance Self Love | Healing Music 528Hz | Positive Energy Cleanse | Ancient Frequency Music
【9月の満月は魚座満月で天赦日】
9月の満月は魚座の位置で起きる。またこの日は天赦日(てんしゃにち)でもある。天赦日とは日本の暦の上で最上の吉日とされており(年に5~6日)、新しい何かを始めたり、これまで躊躇していたことを挑戦するにはもってこいの日でもある。
また、星占術によると、魚座満月は浄化の時でもある。魚座は特に感情、常識、しがらみ、トラウマなど、心の浄化に力を発揮すると言われている。
依存や悪習慣を断ち切れる時でもある。
とらわれていた負の感情を開放し、腐れ縁となるようなものはばっさりと切り捨て、いらないものも断捨離して、月に浄化してもらいながら、こうありたい自分を強く思い描き、それに向かって一歩ずつゆっくりでいいから行動していこう。
満月と天赦日が重なるこの日、前向きな決断と実行が今後の幸運を引き寄せてくれる。更に9月2日は旧暦のお盆にあたるので、ご先祖様のご加護も受けられるだろう。
満月が見えても見えなくても、9月2日は外に出て、空を見上げて自分と向き合う時間をつくろう。きっと良いことあるはずだ。
記事全文はこちら:9月2日は満月「コーンムーン」月の光を浴び、月に心身を浄化してもらおう! http://karapaia.com/archives/52294218.html
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