今シーズンからハンブルガーSV(HSV)を率いるディーター・ヘッキング監督が、DF酒井高徳についてコメントを残した。ドイツ誌『Kicker』日本語版が14日に伝えている。


 現在28歳の酒井は、2015年夏にHSVへ加入。2016年11月からはブンデスリーガで日本人選手初となる主将も努めた。昨シーズンは1部昇格に向けてリーグ戦31試合に出場したが、昇格を逃し、最終節終了後にはファンからブーイングを浴びせられていた。

 酒井は14日にヴィッセル神戸への加入が発表され、約7年半ぶりのJリーグ復帰が決まった。ヘッキング監督は「非常に早い段階で、もうHSVではやっていくことはできないというシグナルを受けた」と、退団の経緯を説明した。

 また、「短い間だったが、非常にプロフェッショナルで、オープンに取り組んできた。
ゴウのことは残念でならない。私は彼をまた立ち直らせることができる、そう信じているのだが」と別れを悲しんだ。