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実在した福の神「仙台四郎」って何者?

実在した福の神「仙台四郎」って何者?
突然ですが、「仙台四郎」って誰だかわかりますか?

縞の着物を着て腕を組む坊主頭(写真上)、宮城県・仙台の飲食店・商店などでは、暖簾に描かれていたりして、かなり高い確率で目にするこの姿。どうやら商売繁盛に大変縁起の良いお方とのこと。なんだか気になる…。

田村昭・編著「仙台の珍談奇談」(宝文堂刊)によれば「仙台四郎」は江戸末期の仙台に生まれた実在の人物で、「四郎を知らない者はなかったほど、明治一代を通じて仙台の名物男であった」らしい。なぜなら「奇妙なことに四郎の舞い込んだ店は必ず繁昌するといわれ、客商売の店から大もて」であったからだという。「いくら手招きしても呼んでも四郎が見向きもしない店は、遠からず左り前になったり、倒産したりすること不思議であった」ってなんだかホントにおとぎ話の世界。

いつからか「商売の神様」とまで言われるようになった四郎、「仙台市中どこへ行っても四郎に限り無料、汽車も無賃乗車ご免であった」というからすごい!町をあげてのスーパーアイドル扱いである。

四郎は明治三十五年頃に亡くなったとされているが、仙台では今でもその伝説が生きているというわけ。仙台駅近くの商店街にある「三瀧山不動院」の売店では四郎グッズがわんさか売られていて、ラインナップもTシャツやストラップなど、現役バリバリ。実際、四郎グッズを「逆にオシャレ」な感覚で身につける若者もいるとか。私も思わず「四郎カード」を購入。財布に入れておけば繁盛間違いなし!(スズキナオ)

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